ライ王のテラス 公演情報 ライ王のテラス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★

    前楽日観劇
    三島文学というよりMISHIMA舞台といった感じのカンボジアとの友好舞台。
    1幕3場、2幕4場の休憩込みで約160分。
    本文作成中

    ネタバレBOX

    今回も中村中ちゃんのキツめ王妃がはまるわぁ。安定のヒールでゲスの極みが冴え渡る悪の権化ぷりがイメージどおりの宰相、でした。
  • 満足度★★★★

    色あせない三島由紀夫
    宮本亜門が熱望して実現したという舞台。初演時にできなかったのは、カンボジアの演者たちとの共演だろう。オープニングはそこから始まるのだが、やはり三島由紀夫が描いた世界観は、当地の人たちの姿があってこそ鮮明になるのだと思う。
    主役の鈴木亮平が見事だった。鍛えられた肉体はいかにも三島のイメージ通りではないか。対照的な二人の王妃を演じた倉科カナと中村中にも注目だ。
    舞台が成功しているのは、やはり宮本亜門の演出が最大の要因。影絵をうまく使った王妃の心理戦は印象的だった。

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