満足度★
タイトルにつられて
小指値って面白いらしいよー、と言われて
しかもタイトルが「ジンジャーに乗って」なので、
これは見逃せない、と思い観劇。
ただ、寝坊したため、
目当てのセグウェイ試乗には間に合わず。
王子を知っているカンパニーらしく
鉄パイプで天にも舞台空間を作り
宙にはしごを組んでいて、なかなか期待させる舞台。
ただ、ジンジャーを使用するには平面が狭いことが気になる。
初見なので“小指値”がどんなカンパニーなのかは
分からないけど、
どうやってジンジャーを借りたかと、
自分達が普段何を考え・思っているかを
演劇として表現していた。
仲が良くて
自分達の集団が面白いと信じてて
まだ若くて
テンションが高い団体としては
かなりいいクォリティなんじゃないでしょうか。
演劇という表現には乗っていたと思う。
満足度★★★★
hiphop?違います。new raveです。
誰がなんと言おうが、この集団だけが、海外のユースロックとメンタル的に同じ立場にいることは間違いない。田中宗一郎は勿論、鹿野淳も渋谷陽一御大も鑑賞奨励。ていうかクラブ系も高校生もスイーツ脳もここに集まりやがれ!チェルよりもポップ、コンテンポラリーよりイージーかつセンチメンタル。オールナイトでも飽きないね。俺は。60分はみじけーよ!
HIP-HOPですよ、これは。
セグウェイに乗って何処に行くとか何をするっていう明確な目的はなくて、ないからこそ乗ったら何か起きるんじゃないかという動機で作られています。なので物語はない。その瞬間に目の前で起きている事を観る為のもの。そしてそれは即座に過去へと変わる。まぁ、それだけですね。ホントそれだけ。ある意味もの凄いネタバレだし、観ないとその意味は分からない。気になる人は観ればいい。
またもやたらと動き回るし、暴れてくれます。演出的にはまたも日々ドンドン変わっているらしく、初日とはもう既に別物だそうです。なので今の時点でオススメの部分を記しても、明日にはもうその部分がなくなってるかもしれません。
満足度★★★
「楽しむ」ことの可能性
まずは自分たちが楽しんで、客を楽しませようとする姿勢に感服。
ただ、舞台上で行われるのは「楽しむとは何か」を見つめ直す試み。
小劇場というアマチュアリズムを許容する空間を超えて、
日常のエンタメとして成立させられる場所はどこにあるのか。
内気で許容度が低く、閉塞観あふれる日本は狭い?
とりあえず「楽しむ」ことで状況を打開する、
そんな意気込みにあふれてて、感心します。
満足度★★★
確実に言えることはセグウェイがあるということだけなのだ。
前回の衝撃のままに大いなる期待を持って観劇。
生でセグウェイを見るのも初めてだったもので、若干ミーハー気分もあり。
改めて感じさせられたのは、「物語」を持たない作品性だということ。
むしろ、その語りは「感想」とか「提起」とかそんなものに近くて。
日常と思考のパッチワーク具合がなかなか面白いのだが、
終盤に向かって、いまいち尻すぼみになっているような気がするのだ。
セグウェイの軽やかさが作品自体に乗ってこないのはちょっともったいない。
「そこにあるもの」だけで魅せる難しさを感じさせられた。
満足度★★★★★
映像的で具体的だから、その背後の根本が滲み出る
地球の、日本の、静岡と東京の、六本木と渋谷の街とそこにいる人を克明描写。その描写手法が半端なく映像的で秀逸。かつ、町や人を見る視点が地に足が着いていてステキすぎる。その結果、具体的な街や人物を描いているのに、現代の、ある若い世代が持つ、共通の空気やら価値観やらがそこら中に滲み出まくり。ある意味、究極のリアルで等身大な描写。一方ある意味、現代に自分たちが存在する必然性を問う、テツガク的で抽象的な根本問題を突きつける、ふるえが来るほどオソロシくて鋭い表現。すげぇや。これ。
満足度★★★
演劇の旭山動物園。ってタロウくん、うまいこと言うなぁ。↓
「快快」って、
まさにイマノニジュウダイノワカモノの
"生態展示"や"行動展示"を、
俳優陣の爆発的な身体能力を駆使して
劇的な表現に変えてしまうアホーマンス集団で、
満足度★★★
演劇の旭山動物園。
乗ってきました、セグウェイ。
初日の様子だと、試乗会の受付は開場45分前(開演75分前)までとのこと。30人がその時間に来ることはないと思いますが、多いと回らない気もするので、乗りたきゃ早めが良さそうです。
初日はジンジャー独り占めでした。ぐるぐる。
18日にもう一度観る予定です。
今後の変化も期待し、三つ星。