ROB&LOVE 公演情報 ROB&LOVE」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 満足度★★★★

    相変わらずのミュージカル!
    詐欺チームの次のターゲットは資産250億の資産を持つ立野雄一、60歳。

    このミッションの為にチームは動く。


    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX



    5年前の航空機事故で家族を一度に失ってしまった孤独な老人、立野は仕事も退き生きる屍のごとく毎日、近所の公園で息だけを吸ってボーッと生きている。

    一方、詐欺チームのメンバーになる条件は天涯孤独、友人も家族も作らずひとりである事だった。


    ミッションは須藤麻美を中心に立野から250億の資産を奪い取るべく接触を始めるが、いつしか麻美は立野を愛してしまう。
    元来、たおやかに人を愛する心を持った麻美は自分自身を騙して詐欺をしようとしている行為に対して良心の呵責に苛まれ傷つき苦しむ。
    麻美の亡くなった父親に対する情も絡めて物語りは立野と父親への激情が交差する。

    立野は麻美の言葉を信じて250億の資産を渡してしまうが、その資産全てを横取りしようとするメンバーの裏切りにあい、麻美は刺されそうになる。
    麻美を庇って立野が刺され、再度、麻美は刺されそうになるところをメンバーの少年が庇って刺され命を落としてしまう。


    彼らの計画は失敗に終わるが、今までに出会った事のない深い愛に満ちた立野に心を奪われた麻美は、自首する前に愛を告白する。


    しかし立野は、愛する家族を亡くして心に穴があいてしまっていた。
    「喜びも悲しみも怒りも憎しみもない。ただ朝が来て昼が来て夜が来て・・・ただ時が過ぎていくだけだ。自分自身を失ってしまったおいぼれをこれ以上騙さないで欲しい。」と。


    それでも麻美は説得する。
    「生きる事に満ちていた本来の立野に戻って欲しい。」と。


    立野はその夜、麻美の夢を見る。
    夢の中の麻美は他の男性に連れられていく。
    そんな光景をみた立野は「ダメだ!そっちへ行ったら死んでしまう。戻れ、戻るんだ!」

    その声で麻美は我にかえり、

    「罪を償ってきます。そして必ず貴方の下に戻ります。待っていてください。」


    こうして立野には一筋の光が満ちたのでした。


    プチミュージカルです。
    歌とダンスとライトに酔いしれました。

    ただ2時間内に収める集約の関係でしょうか?
    ストーリーのクライマックス、麻美が刺されそうになるシーンはちょっと急ぎすぎた感がありました。

    それから物語自体はよくある物語かと。
    10年以上前の再演らしいから、仕方ないのか・・?


    立野(大越陽)の演技が見事でした。
    孤独で悲しい老人の役。
    その表情を見ているだけで悲壮感が漂い泣けてきます。

    いあいあ、惚れるわーー。(^0^)



  • 満足度★★★

    楽しい時間でした(^^)
    脚本としては後半の展開にもっと何かを絡ませて膨らませて欲しいところですが,ミュージカルは歌と演技を観るものですから,これで良しとすべきでしょう。観終わった後,自分も歌いたくなり,ゲリラ雷雨に見舞われなければカラオケにでも行ったところです。とにかく,ワクワクさせられた楽しい時間でした。

  • 満足度★★★★

    時間を忘れた
    いままで観劇中に腕時計を見ることは必ずあった。つまらないからではないが、椅子の座り心地がよくないとか、楽しいけどいま何時だろうみたいな、何らかの要因で集中することができず、観ていた。しかし、今回の舞台は、終わるまでいっさい時間を気にすることなく、それこそあっという間にラストになった。この規模でのミュージカル、とても良かったです。残念だったのは、暗転時に客席後方から薄明かりが漏れていたこと。妙に気になったが、あれも計算された光だったのだろうか?それだけが引っかかっている。

    ネタバレBOX

    約2時間の舞台ですが、導入部の説明もあるためか前半のほうがこみいってるわりに、後半があっさりとしており、全体の密度配分がアンバランスに感じた。

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