満足度★★★
ガンマニア的には引っかかる
何故か死なない神父と、彼を訪れたワケあり気な男を中心とした物語。男の「秘密」と神父が1人の時に現れる「影」などで引っぱる引っぱる。
かなり重要なヒントがありながらも他に気をとられていて落としどころを見抜けなかったのはキレイに1本取られたようでちょっとクヤしい。そんなことならもっとそちら系のネタを入れておいて欲しいモンだわさ。いや、アレを知った上で観るとあれこれ気付くシカケなのか?
ただ、シスターのマシンガンの入手経路と乱射ぶりがちょっと引っかかる。「クリスチャンである二代目」ですらあんなには乱射しなかったんじゃなかろうか?…ってか、室内で乱射したら壁や天井がボロボロにならないか?
他にガンマニア的にはハンマーを起こしたまま銃を渡すのが気になったりもして…
全く違う作風でビックリ!
僕の出演させてもらった第三回公演「大工魂」とは全く違う作風だった!
作・演出の塩澤氏が役者を見ながら本を書き進めるため
出演者にベストマッチな作品になっている。
この「炎の記憶」には、誰よりも今回出演の役者がふさわしいということ。
物語も大きくなって、新感線的発想も感じられた!
都合がついたら、もう一度観ておきたかった!