少年の腕 ~Boys Be Umbrella~ 公演情報 少年の腕 ~Boys Be Umbrella~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
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  • 満足度★★★★

    楽しめました
    役者さんたちがグングン引っ張ってくれて、世界にすぐ入っていけたのが嬉しかったです。

  • 満足度★★★

    劇団力
    ロングランの初日を観劇。去年の唐十郎「盲獣」@仙台文学館でも感じたことだけど、メンバーの地力がグングン上がって、俳優の魅力が年々アップしてるように感じます。スピード感を保ったまま、どんどん見せていく力作でした。

  • 満足度★★★

    本領発揮。
    『ザウェル』は、ペット屠殺が題材。大げさだなと思った。『バビロン・バタフライ・バーレスク』は、求心力不足か。そして今回。これが本来の持ち味か。

    ネタバレBOX

    “アングラ演劇”is_not_dead.と言いたいが定義にもよる。「十月劇場」も「超十月劇場」も多分はっきりした敵を標的にもっていないだろう。一般的な世相を題材にしたリベラル系。だから、野戦の月なんかと比較するとヌルイ。
    ただ今回のはとてもいい。客演の年配の大山健治さん(マッドな医学者)、真田鰯さん(幽閉されていた異常な暴力少年)が厚みを作っている。
    客演の男優二人がエキセントリックな役を一手に引受ける形(高橋美峰子さんもだが)になっている分、他の劇団メンバーは思う様遊べ、何だか非常にいい感じ。
    40年遅れの終末論SF、というか特撮黎明期のSFっぽい。幕間にラウンジミュージックなんか流れて、優雅な雰囲気も。大の大人が余裕で書いている。実は都内の喜劇系の演劇でもこんな感じは出せない。副題は植木等のギャグかららしい。
    しかし自分の頭の中の様子を描写するんですよ。こういう劇を無くしちゃいけないでしょう。リアル系には逆立ちしても出来ないことがある。

    今回、帰りのタクシー料金一部負担という企画もある。卸町ならでは。

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