期待度♪♪♪♪♪
背徳感と高揚感
“太宰治とその妻”に作者が抱く妄想とは・・・、
そして、どんな物語を描くのか・・・。
「背徳感と高揚感がただよう世界」に興味津々なのです。。。
期待度♪♪♪♪♪
ダサイ治
と生意気盛りの女子高生に揶揄されるほど、作家を身近に、二人称的に感じさせる文体の綾は、見事というほかない。抱え込んだ寂寥の深さ、涯の無さは如何ばかりであったか? 彼が女性にもてたのも当然と言わねばならぬ。
期待度♪♪♪♪♪
期待しています!
今の玉川上水は本当に静かな小川のせせらぎで、とても太宰が入水自殺をはかった川とは思えない風情となっている。入水した場所はJR三鷹駅と吉祥寺駅の間のむらさき橋のあたり。三鷹駅南口から井の頭公園に向かっての川沿いには遊歩道があり、三鷹駅には国木田独歩の石碑、途中に山本有三記念館があり、その名を「風の散歩道」という。太宰もよもや死の間際轟々と流れる玉川上水を眼前にしたときに、後世にはかような穏やかな風景になろうとは夢夢思わなかったに違いない。青森県金木の名士で貴族院議員にまで昇りつめたを父として裕福な家に生まれた太宰が小説の世界に身を投じ、玉川上水を終焉の地とするまでの「ラスト6日間」。どのように描かれるのか、公演当日に熱く期待しています。