黒いハンカチーフ 公演情報 黒いハンカチーフ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    黒いハンカチーフ
    観るつもりはなかったこちらの作品。
    マチネに観たもので満足できなかったので
    急遽当日券で観ることに。

    気楽に楽しめて見終わった後のすっきりした感じ。
    好きでした。
    河原さんの演出はやっぱり好きだなと改めて。

    ネタバレBOX

    『TEXAS』『印獣』『万獣こわい』『ショーシャンクの空に』…
    まだそんなに観てないけど。
    河原さん演出なら信用してチケット買えるところある。

    どう思うかは人それぞれだけど。

    マチネ思いっきり小劇場もの観てのこちらを観ると
    色んなことを実感。
    演出が上手いのかもしれないけど。
    見せ方が上手いのかもしれないけど。
    差を感じた。

    金額は違うにしても
    満足したいという思いは変わらない。


    この作品は
    "映画『スティング』みたいなものを作りたいってマキノノゾミさんが書かれた"ってパンフで幕間に読み…
    そう読んでしまったものだから
    結末を先読みしちゃうよね。どんでん返し的なもの。
    だけど騙された~!
    騙されたからスッキリ出来たのかも。

    座組みが良い雰囲気で役者全員素敵でした。

    特に印象に残ったのは
    いしのようこさん、おかやまはじめさん、伊藤正之さん
    橋本淳さん、浅利陽介さん。

    脇が素晴らしい方々で固められてる。
    脇っていうか豪華すぎる面々。
    それぞれがいい塩梅で舞台の上にいらして。


    詐欺師が詐欺師にやられるって単純な話。
    廻り盆で展開も早くて飽きないし
    あまり深いところを追及せずに観て楽しめる作品。
    こういうのがかえって難しいのかもしれない。


    さらっと楽しめる心地よい舞台でした。




  • 満足度★★★★

    ドヤドヤOPかっこいい!
    良かったーーーーー!!!演出がドヤってたりしまってたりのメリハリがよかったーーーー!!!!
    犯罪モノだから、仕掛けが分かっててみるとまた面白そうで、久しぶりにリピートしたかった(しなかった)。

  • 満足度★★★

    人気者がそろったが
    わずか4日間の公演。千秋楽では、主演の矢崎広らが舞台挨拶をし、会場はスタンディングオベーションだった。

    マキノノゾミが14年前に書いた、終戦からしばらくしての東京・新宿が舞台。だまし、だまされという展開がテンポ良く演じられ、飽きずに舞台に見入ることができる。

    ただ、昭和30年前後の猥雑さと言うか、時代の空気が見せきれていないのが惜しい。今風の若い俳優さんたちを使っているからだとも言えるが、若いからといって時代の空気感を出せないはずがない。どこか、さわやかで、清潔感すら漂う舞台であるのは、若い女性客が中心の観客席にそういう形で見せようとしたのかもしれないが、違和感を感じる。矢崎演じる詐欺師たちや、売春防止法施行で職を失う女たちを、もっとリアルに見せてほしかった。


  • 満足度★★★★

    鳥肌実が脇役!?
    マキノノゾミ脚本らしいSFでした。
    エンディングをもう少し丁寧に演っても良いかも。

  • 満足度★★★

    面白かったのですが・・・。
    盆の舞台を上手く使ったセットと美術衣装は良かったです!
    ただ、この手のどんでん返しは他作品にも多く観られ、いくつかのパターンが容易に想像出来てしまうのが残念!
    舞台をそれほど多く観ていない方にはお薦めです。

    ネタバレBOX

    詐欺グループは、大物政治家をまんまと騙し大金を手に入れましたが、上手がいました。結果的には上手く利用され、残った金額はわずかになってしまいました。男はやはり女性には敵いません。
  • 満足度★★★★★

    爽快
    久し振りにスカーっとし、これぞエンターテインメントという感じでした。

    ネタバレBOX

    昭和32年、今は亡き天才詐欺師フジケンの息子で新宿界隈で医者をしている日根が、チンピラのゆすりを手伝ったばかりに殺された売春婦の仇を打つべく、フジケンの手下を呼び寄せ暴力団や大物政治家を大掛かりな詐欺にかけて懲らしめる気分爽快なストーリー。

    前半は回り舞台によって溜まり場のバーの内外や組事務所をスピーディに移動させてヤクザを騙し、後半は帝国ホテルの一室でじっくり政治家を騙すという飽きさせない展開でした。そして、エピローグがあり、小気味良い展開からすると邪魔かなと思ったのですが、思わぬ展開が待っていました。さらに上手を行く詐欺師にしてやられましたが、心温まるとともに爽やかさが残りました。

    個性的な俳優陣も素晴らしく、主役の股間を掴むなどした鳥肌実さんの自由奔放さには恐れ入りました。

    売春防止法が施行された年は長嶋がデビューした年でもあったのだと、改めて当時を知ることができました。

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