満足度★★★★
自然なセリフ
同じ空間で生きているかのような人間たちのセリフでした。
あらゆる疑惑、出世、
男の思惑と女の気持ちがすれ違う切なさ。
もっと長く観たかった、と思いました。
無題1614(15-303)
19:30の回(曇)。
18:50会場着、受付、19:00開場。
奥にソファ、手前にデククと椅子(ノートPC)、周囲には椅子(足元に皿、CDケース、升(?)、ビン...天井から吊ってあるものも...)
19:28前説(アナウンス、75分)、19:33開演~20:41終演。
男&4人の登場人物、4つの関係のお話。頻繁に場面が切り替わるもののお話のトーンは同じ。照明が抑え気味なこともあり、少し単調に感じてしまいました。
劇的なことだけが「劇」ではありませんがとても普通。天井も、オブジェも、電球も、素材としての見せ方は普通で、効果があったのか疑問。
みんな素足である必要はなかったのでは?(場面によっては不自然)
観た公演:
土田さん「息を止めるピノキオ(2013/5@DECO)」。時田さん「お暇をこじらせてⅡ(2015/1@アゴラ)」「さくらの会-太宰 治『女生徒』より-(2013/11@やわらぎ)」「アドバタイズドタイラント(2012/1@d)」。植田さん「ダンス専科2014(2014/4@セッションハウス)」。北川さん「十二人の怒れる男(2011/5@DECO)」。
満足度★★★★★
アザデガンとアフガン戦争の本当の意味
このタイトルでピンとこないようでは、いかにも日本の政治音痴ではある。だが演劇は無論政治ばかりではない。先ず、舞台美術のセンスの良さに驚かされた。椅子が天井から斜めに吊り下げられている。その間にフィラメントが透ける電球がほぼ等間隔にたっぱ位置をずらしつつ規則性を持って吊り下げられている。板上には、矢張りバランスを考え抜いて何気に置かれた椅子など。