満足度★★★
心温まるが...
冒頭は、某地域の夏祭り...そして花火を楽しむ人々の姿がある。登場人物がすべて登場する場面から物語は始まる。その雰囲気は、古きよき時代を彷彿とさせるような心温まるもの。しかし、単に郷愁に浸るのではなく、そこには少し悲しい哀しい陰のような話があり、この公演に深みを持たせている。
全体としては、地域に伝わる不思議な伝説を絡めた人情話といったところ。
満足度★★★★
はっぴぃ?
元気いっぱい夢いっぱいの、なんとなくコメディなSF,ファンタジー?
役者さんのお名前と役名が一致せず(パンフに役名も入れて頂けるとありがたい)すみません。
小劇場の多面的な部分となるが、子役さんのフレッシュ感とつたなさ、若手の躍動感ともろさ。様々な要素を包括して、たこ焼き屋さんの姉弟と月刊オカルトの編集長が大黒柱な存在として全体をリード。まだスキルが浅い若手をフォローしながら物語を紡いでくれた。パラレルワールドの世界観、人と人との絆、子を思う親の愛情、ちょっと盛り過ぎ感もあるが、演じているみなさんの楽しさがとても伝わる面白い作品でした。
次回作は物語自体の楽しさも味わいたい。
満足度★★★★
縁起もの?
ある意味、脇能のような作品である。三島 由紀夫ですら近代劇化しえずとした寺社の縁起物として観ることも可能な作品だからである。三島は近代能楽集を書くにあたって数百ある能の集大成といえる謡曲全集を渉猟している。うち当初近代化に適すると選んだのは僅か五編。のち源氏供養を加えれば四編、通常通り加えなければ三編の都合八編のみである。かように現代化することに難しさがあったり、敢えて現代化する意味を認めることができなかったり、或いは、謡や舞が主で、翻案の必要自体が無かったりと、割愛の理由は、様々であるものの、合理的な理由からである。
だが、今作が、能を意識して作られていなければ、以上述べたことは、取り敢えず忘れて頂こう。興味のある向きは自分で調べるがよろしい。その程度の努力は、当然である。(追記後送)
満足度★★★
扉の向こう側の世界
話が扉の奥の世界と手前の世界の関係が複雑で理解できないまま進んでいき困惑しましたが、途中で解説があったのでよかったです。でも、まだもう少し話の中身がしっくり理解できなかったです。最後の踊りが満載の舞台は、とても楽しそうだったのが印象的でした。
満足度★★★★
楽し
最前にて観賞。
それほど期待が大きかった訳ではありませんが、期待以上のお芝居でした。
何よりも役者さんたちが楽しそうに演じているのは気分がいいです。
アドリブも多少あるのかな?
ただ、時々ならば笑わせるネタもいいのですが感動させる場面でもチョコチョコ挟んでくるので途切れてしまいます。
演出か、アドリブかは不明ですが編集長、気を付けてください。
最後の15分間の大騒ぎは…
ところどころ身体が冷えてくる感覚になりますが、これもまた小劇場ならではなのかな。
皆さんきっと踊って歌いたかったんだろうな。
HP拝見すると「ミュージカルやりたい」的な事も書いてあるし。
指摘ばかり細かく書いてしまいましたがネタバレになると申し訳ないので。
総括:臼井静さんと酒井栞さんは見とれてしまいます。
満足度★★★
“楽しい舞台”
“DISH”のhpにあるように、≪コメディ+ファンタジー+ダンス≫の“楽しい舞台”でした。
“笑い”を意識しすぎたためか、“物語り”が、ややわかり難かったのがちょっと残念だが、舞台を楽しんでいる皆さんの気持ちが伝わった。
“大友恵理”さん独特の“ツッコミ”、“臼井静”さんのダンス、
“髙杉ラク”くんの可愛さに、ヤラれました。。。
満足度★★★★
無題1570(15-259)
19:00の回(曇)、18:00受付、18:10会場着受付(整理券あり)、18:30開場。
正面は2階建て、真中に「円」、左右に階段、石造りの建造物風。客入れ中のBGMのひとつ...EL&P「ナットロッカー」風。
18:59前説(本番中トイレ可)、19:03開演~21:00終演。劇中、相関図による解説有。
「マジックアワー(2011/10@恵比寿)」「ラフ~絵のある風景(2013/6@BASE)」に続いて3作目。
超若手(ガンバッている!)~ベテランと幅広い布陣なので多少バラツキがあったこと、お話自体が少し込み入っているので、時々、舞台上の展開に遅れ気味になったこと、はあるにしても、元気いっぱいのお芝居は観ていて気持ち良いものでした。