満足度★★★★
3本目の話が好みでした
安土桃山期のルソン島、現代日本のある工場、昭和30年代の赤坂のキャバレー、の時代設定からなる3話オムニバス。白鳥の如く優美で多分何処かで居ただろうと思われる女達の話。母と娘、愛憎、復讐心などなど人生の機微を踏んで生きてきた女の大人の愛が見え隠れした舞台だった。
舞台セットは変化しないけど、照明や演奏を変えただけで、一瞬にして別世界。そちらも素敵だった。
3人共お綺麗なんだが、ラストの英介さんが特に美しかった。
あの50'sオールディズみたいな歌も一緒に口ずさみたくなる。
途中休憩なし。約110分。
満足度★★★★
なんだかしみじみ。。
序盤は少々単調気味。武家の女性たちの言葉のせいかも。。?
中盤は現代ということもあり重め。後半からピッチが上がって笑いも多くなった。
最後も明るいハッピーエンドというのではないが、「それでも生きていくわよ!」という絶望の向こう側にある希望を感じさせてくれる。
男たちに振り回され、振り回した男たちはあっさりと死んでいく。振り回されたはずの女たちは、深く傷つきながらもしなやかにたくましく生きていく。
女性と男性の違い、関係性ってこういう感じかもね。。と、しみじみ思った。