真剣恋愛 公演情報 真剣恋愛」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-20件 / 22件中
  • 20080902
    (○´ω`○)ノ

  • 満足度★★★★

    確かに「トレンディドラマ」
    恋愛初級編とも言うべき初々しさや甘酸っぱさ、中級編の切なさやホロ苦さ、それに上級編クラスの恋愛格言に近い台詞までちりばめて、共感したり古傷が疼いたり感心したり。
    そんないろいろな恋愛のカタチを多く例示するためあちこち不等辺三角形だらけなところが「トレンディドラマシリーズ」と銘打っている所以?(笑)
    それにしても、学校チームと芸能界チームの2本の流れがあるものの、人物につながりがあって両者が別々にならないというのは巧み。

  • 満足度★★★★

    本物の作り物
    “トレンディードラマ”という言葉から想像される、台詞・行動・出来事。
    なるほど、その枠の当てはめ方というか使い方というか、ブレがない。
    観る側も、その流れに乗ってしまえばしめたものだ。
    あとは清涼感のあるエンディングまで確実に運んでくれる。

    これだけエンタテイメントに終始してくれると、肩の力が抜いて観られる。
    フィクションを描き続けることで、意外なリアルが立ち上るような感覚もあり、
    実に王道的な物語の作り方をしてるなぁと、思わされた。

    設定や物語の粗も散見されるが、もはや問題にすべきではないだろう。
    そこは十二分に、役者が(時に強引な)説得力をもって世界を構築している。
    役者の強度も、この芝居をカラフルなものにしてくれている。

    ネタバレBOX

    各所くすぐったくて笑ったり、本当におかしくて笑ったり。
    ちなみに、いちばん可笑しかったのは石油王と結婚した女優の話。
  • 満足度★★★

    登場人物のそれぞれの造形は良いのだけど、
    大きく盛り上がる劇的な要素が欠如しているのが、もったいないなと。
    豪雨の日にはもっと何かが起きて欲しかった...。

    キャストはそれぞれ魅力的な存在で◎。
    清水那保(DULL-COLOREDPOP)が大人の役は初見で、新鮮!

  • 品質保持。
    お得意の場面構成術は前回に同じく。これをどう取るかが評価の鍵になりそう。続けて観ている立場からすると、扱うのは同じ恋愛ネタというのもあって全体の雰囲気が似通って感じる節がありました。とはいえ見易い作りなのは確かで、初見客に対しては優しいとも思います。そういう意味での品質保持。楽日で関係者の御家族がいらしていたのか、客席にかなり高年代の方の姿も。周りとは違うポイントで笑っていたのが印象的でした。
    そして役者。その内の何人かは普段割とインパクトがあるというか、刺激の強い芝居に出ている面子。そんな方の自然体に近い演技を見るのはまた貴重な感じ。DULL-COLORED POP・清水さんが演じた控え目な新任教師。癒された男子が多そうです。私としてはカカフカカ企画・細野さんのまともに演じる姿が感慨深かったです。何年か前に「肛門」と連呼するのを観てますからねぇ。男子生徒をやった篠崎さんの誠意ある姿も良かったです。実年齢はおいくつなのやら?

    ネタバレBOX

    劇中で個人的に引っ掛かったのは、久しぶりに会った昔の彼女が当時の呼び方をしてくれないという箇所。あれねぇ、ホント寂しくなるんですよ。
    一つ、邪推。前回に比べて舞台が簡素過ぎた様な。映像も使わなかったし。次回に向けて貯蓄を残した訳じゃないですよね?
  • 満足度★★★

    TV番組のCF部分が欲しかった
    正しく(ちょっと昔の)トレンディドラマだったので、
    2時間ぶっ通しは正直長かった
    TVドラマならCFが入り
    ちょっと気をそらすことができるのになぁと
    単調すぎる場転を工夫すればもう少し良くなったと思いますが

    それぞれの空間の役者の台詞や時間軸を交差させたり
    もっと演劇ならではの技を入れ込むことも出来ただろうけども
    TVドラマをライブでやりきる潔さが素晴らしく、気恥ずかしい

  • 満足度★★★

    ううーん
    真剣恋愛なんて題がついているからもっとベタベタな重たいものかと
    思って観に行ったのだが、意外にもさらっと観れるものだった。
    しかし、このさらっとした感じは決して良いものというわけでもなく、
    なんだか隙間を作っているように感じた。
    もう少し登場人物たちが関わりを持っていてもいいのではないか。
    それは、もっとベタベタしろというわけでなく、演出において
    一つの場でいくつもの話が展開するのだが、
    もっとそれを重ね合わせていっても良かったのではないかということ。
    やけによそよそしいというか、うん、隙間があった。

  • 二回目の
    競泳水着でした。
    前回より、今回のほうがスキ。
    目に優しい嬉しい俳優陣。

  • 満足度★★★

    こそばゆい
    他人の恋愛に、興味があるかないかで、印象かわるんじゃないかなぁ。
    複数人物の恋愛を一度に並べて、展覧会のようでした。
    そんななか、真剣恋愛絡みで無い人に興味がいったり。
    コンビニ店員とかね。マネージャーとか。去って行ったモバピンクとか。
    彼らの背後にある真剣恋愛、彼らの身にこれから起こるだろう真剣恋愛
    に、思い馳せられたところが好きでした。

    展覧会な印象により、大波は来ないわけですが、
    最近大波作品ばかりの中、小波チャプチャプのさらり感が良かった。


    ネタバレBOX

    観劇後に友人女子が「私、自分であーゆーのやりたい(やってるだったかも)から、別に観たくはない。」と言ってて、妙に納得。
    恋愛は他人の姿を見るものじゃなくて、自分がやるもの。

    なんだって、そうか。

  • 平日昼でも満席!
    話のトーンは平坦だが、テンポの良い進行と、舞台の使い方の巧さには、感心。
    上手いホンだったが、それぞれの恋愛の収束が中途半端なままエンディングを迎えたのが、少々気になった。
    次作のトレンディシリーズも是非観てみたい。

  • 満足度★★★★★

    真剣ってつらい
     舞台のつくりがおもしろかった。
     最初から、保健室、職員室(兼タレント事務所あるいは喫茶店?)、女子アナウンサーの部屋、俳優の部屋、コンビニと、セットされている。
     それを、俳優達の動きによって、場面転換してゆく。
     舞台装置を、うまく使い分ける演出だ。
     暗転することなく、観客をずっとひっぱっていく。

     また、コンビニの店員が客の聞き役になる設定もいい。
     現在のコンビニって、いこいの場所なんだね。

     それから、携帯電話をうまく使っている。
     女子アナと、男優の微妙な恋愛感情のゆれは、直接話すのでなく、携帯電話での会話で行っている。
     携帯電話はこうした使われ方をしているんだ。
     中年も納得の芝居。
     だから、★五つ。

    ネタバレBOX

     「真剣恋愛」のタイトルどおり、脚本、演出、出演者、舞台装置、それを支えたスタッフ全てが、一致協力、団結した「真剣な芝居」。
     でも、「真剣」に含まれる、あの暑苦しさがない。さわやかといった感じでもない。日常とのバランスがあっていい。だから、突飛な話でもない。みんな悩んでいる。だから、みんな幸せになりそうだ。
     きっと、この後の展開を想像すると、それぞれがそれなりの幸せな恋愛を続けられそう。ただし、恋愛を真剣に考えるのはよそう。そうした方が、私たちの人生は幸せになるはず。フーテンの寅さんは、真剣恋愛のおかげで、「つらい」。いつもいつも、失恋だから。失恋はたまにはいいが、毎回ではねえー。
  • 満足度★★★★

    ぶれる!
    恋愛とは常にぶれるものなのだ。

    そんな日常の恋愛を丁寧に仕上げた作品だと思う。

    男性の中では保健室という設定も、女子アナという設定もどこかしら輝いて眩しいものなのではないだろうか・・。


    以下はネタバレBOXにて。。

    ネタバレBOX

    再会した女子アナと売れない俳優はフライデーされ、そのネタによって俳優は仕事が順調になるが、女子アナはその後も、また重役との不倫がスッパ抜かれ仕事の現場から、ほされる。
    俳優の伸は、モトカノとイマカノの間で気持ちがぶれる。。


    一方、高校の保健室では、養護教諭の佐倉と高校生の北村が、付き合うことになったが、佐倉は教頭先生との不倫の過去に北村は悩む。
    佐倉は北村と付き合う前は恋愛奔放形で数人の男子生徒とも、関係を持ったようすだったが、同僚の中城に、「君が自分を扱うように、まわりも扱う。」と諭される。

    悩む北村の相談にのるクラスメイトの彩子はモトカノで彼女も気持ちがぶれる。
    彩子の相談をコンビニで聞く中条。


    そして、女性と深く付き合わず、上澄みだけをすくって女性を替えてきた中城も新任教師吉川を本気で好きになる。。

    俳優伸のイマカノのゆいがコンビニの店員に付いていったのは、意外というか・・・それでいいのかよ?
    と、突っ込みたくなるが、全体的な物語は自然で気負いがない。
    どろっとしてない。。
    さらさらでもない。
    ちるちるだ。


    ワタクシは好みでした。。
    微妙に歯車がずれていく経緯も、見ていて頷ける。。

    彩子役の梅舟がなにげにいい。。
    自然だ。
    ひじょうにいい。。

    すごくいい!(^0^)





  • 食べやすい
    夏場で胃が疲れて、食傷気味の時に食べる流しそうめんのような清涼感。
    夏の終わりに観る芝居としてはちょうどオススメな感じがします。

    好感の持てる作風だと思います。

  • 満足度★★★

    チクチク
    恋愛って、ん~、ハートの片隅がちくちくしちゃうのかも!!ちょっとイライラ、ちょっとドキドキ、ちょっとワクワク…いろんなちょっとがたくさんあった。良いもんですね。

  • 満足度★★★

    アリかな、と。
    「幸せの高度が高ければ、落下のスピードも速くなる。」

    というのだから結構上がったり下がったり、
    過激な展開を予想していたのだけど、
    意外とほんわか。
    もっと凄い展開を期待していただけにちょっと残念な気もしたけど、見ていてほんわかした気分になりました。

    トレンディードラマも恋愛ものも苦手なのですが、こんなのもアリかな、と。
    演劇でやるのもアリかな、と^^

  • 200808311400
    200808311400/終演後PPT及ドリンク販売有

  • 満足度★★

    美男美女ぞろいである
    最後まで飽きさせないなにかあるけど、演劇としてはどうかなぁ?

  • 満足度★★★

    話は動くがトーンの変化がなさすぎ
    2時間ドラマの時間枠なのだから、いくつものエピソードを併走させる連続ドラマのような話の広がりより起伏の方がほしかった。109分。

    ネタバレBOX

    時間が足りないからか、たくさんの関係性を提示してそれぞれ集約させようとしたせいか各々の話やキャラに深みがなかったりしたのは残念。

    役者自体に年齢が近いが故に設定の幅を広げられないのはしょうがないが、そこで無理して年齢幅をつくらずに、似通った年齢層でできる範囲の芝居に仕上げた方がよかったように思えた。今回は設定も、話す内容(不倫)もあまり合致してるようには思えず無理さを感じた。
  • 満足度★★★

    役者さんが素晴らしい。
    なにより、役者さんが素晴らしかった。
    まったく飽きを感じなかったが、これはテンポというより演じる者達の力だろう。

    ネタバレBOX

    誰が良かったって、養護教諭役の方が良かった。
    とにかく、見ていてなんか痛ましい。
    それほど素行がよかった訳でもないのに、その立ち振る舞いに
    彼氏さんが戻ってくる説得力を感じた。

    次点で、教師役とローソン店員と[武士のクラスメイト]。

    かなりどうでもいいが、女子アナ役の方はちょっと前、
    「役に立たないお前」ってお芝居で女子アナ志望の学生役をされていました。
    (多分そうだと思って後で調べてみたら当たってた)
    役名が違うのでまったくの偶然だろうけど、勝手に学生時代の一場面を知っているような気分になって面白かった。
  • 満足度★★★


    クサい台詞も多々あったものの、観てて飽きさせない構成だったと思うし、役者が皆いい味を出していたので、見に行った価値は十分にあった。

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