満足度★★★★★
ほぼひとり芝居のマクベス
精神病院という枠組み。そこでマクベスを演じ始めるひとりの男。
これまでに何度も観ているはずの『マクベス』が、まったく別の緊張感と切実さを感じさせる舞台となっていた。
こういう演出ができるんだなぁ、芝居ってホント面白いな、そんなことを思うと同時に、二十数人の登場人物(とその膨大な台詞)を演じきった佐々木蔵之介さんの熱演が印象に残った。
満足度★★★★
佐々木蔵之介主演『マクベス』
約2時間弱。精神病患者が語る設定で瞬時に何役も演じ分けるから、解釈が新鮮で面白い。映像、照明、影、鏡などの工夫も魅せる。鍛え上げられた身体が美し~。マクベス夫人の登場と夫を説き伏せる場面が刺激的で素敵♪ 早口でまくしたてるセリフは耳に入りづらかった。