ロストマンブルース 公演情報 ロストマンブルース」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★★

    好きだなぁ~この作品が持つ独特の雰囲気。
    とあるバーで起こる奇跡。

    作品のタネは久保田さんらしさが満点の気がします。
    1つの事をやりたいが為に、壮大な仕掛けが動き出します。
    その理由や人物達の感情の動きを考えると、自然と涙が溢れます。

    ただ、実は当時から『この作品の主演を演じるには、沖野さんは若過ぎる気がする』という思いが
    どうしてもありました。沖野さんが良い悪いではなく、どうしても年齢が合わない。
    そして2016年バージョン、夢麻呂さんのバージョンを観て『ああ、こっちだ』と思えました。
    沖野さん主演の今作には何の不満もありませんでしたが、その点だけをどうしても-1点させて頂きます。

  • 満足度★★★★★

    秀作会話劇、そして「歌」へのこだわりが素晴らしい
    GENKI Produceさんの初演は
    「久保田唱のロジカルミステリ」の観劇作法として
    1.隠されていた謎に驚く
    2.冒頭からいくつも仕込まれた伏線の回収を楽しむ
    と、2回観劇しました。

    しかし今回のSANETTY Produceさん版では、
    「既に謎を知ってしまっている」という事で、
    まずチケット発売時1回予約しました。

    もう1回観るかどうかは「その後の情報公開次第かなー」と
    思っていたのですが
    (前の感想にも書いたのですが)
    ・ 数名の役者達が別舞台参加から
      本舞台まで残す所わずか10日のタイミングで合流、
      という事実を知る。
    ・ 同様舞台直前のタイミングで体調不良で役者が降板。
    などから、舞台としてそもそも成立しない可能性を考え、
    「とりあえず1回でいいや」と思っていました。

    しかし、いざ観劇してみると、
    まず役者自体の演技について問題など全くない上に、

    (自分にとっての最大の楽しみである「謎解き」はともかくとして)
    会話劇としてのテンポの良さ、
    初演と比べて「音楽」への強いこだわりなど、
    あくまでも「別プロデューサーによる作品」である事が
    強調されていて、非常に楽しめました。

    そして、これだけ良く出来ている舞台なのに、
    「体調不良による役者降板」が響いたのか、
    平日から千穐楽までまだまだ席が残っている、との事。


    「もったいないな」という気持ちが非常に強かったので、
    千穐楽日を急遽予約しました。
    (笹塚ファクトリーの良い所として、
    どんな席でも舞台自体は見やすい、というのもあったので)




    今回の観劇では「純粋に会話劇」として楽しんでみよう、と
    いう視点で観ましたが、
    ・ ロッカーあさくらの荒々しさ
    ・ ライブハウス「シェリー」に集う様々な人々
    の会話の掛け合いの中に
    ・ 激しさ
    ・ 巧みに組み込まれた笑い
    ・ 隠された真実に近づくにつれての悲しみ、各役者の情熱の高まり
    ・ 静寂の上手い使い方
    ・ ストーリーテラーとしてのマスターの語り
    など、会話で物語を作っていく面白さがあふれている上に
    ライブハウスならではの「歌」への強いこだわり(くりゅうさん?)、
    が出ていて非常に良い作品だなあ、と
    観なおしたからこそ分かる良さに気付かされました。


    元々が良い作品を、新しいプロデューサーの色で見事に再構築した、
    SANETTY Produceの今後に期待です。

    ネタバレBOX

    【思った事】
    1つだけ
    ・ ストーリーテラーとしてのマスターが語る、
      「ライブハウス」が消える時、についての話
      あさくらが永遠に忘れない限り、
      ライブハウス「シェリー」は永遠に不滅なんだな、
      と自分なりにそのメッセージを受け取りました。

    2015/06/10(水)
    PS.書き忘れてましたが、ネタばらし後の暗転で、
      ロッカーの髪が白くなってますよね。

      他の人も言ってましたが勘違いでなければ、

      前半.ロッカーの世界(20うん年前)の視点の時は黒く、
      後半.実際の世界(2015年)の視点の時は周りと一緒に歳を取って白く、

      なってるのかな、と思うと芸が細かいなあ、と。

      ロッカー役沖野さんご本人この舞台後に髪を切ってる事からも
      かなり髪を痛める方法を使った?のかと思います。

      舞台公演前半に比べ、後半になるほど髪が傷んでか、
      前半と後半での差が見比べにくくなってた気はしますが、
      役の為に身体を張るのはやはしすごいですね。

  • 満足度★★★★★

    これぞ舞台!
    舞台ならではの醍醐味が堪能出来る、他の人にも勧めたくなる素晴らしい内容。

  • 満足度★★★★★

    素敵なキャストさん、、見逃さないで!
    主演の沖野さん初め、花のあるキャストさんが
    脇を固めていて、素敵な作品でした。
    情報を入れていかない方が、いいと思います。
    最後に本当のロストマンブルースの意味がわかります。
    おすすめです。

  • 満足度★★★★★

    何度でも観たい
    出演者や関係者が何度も観てほしいってtwitterでみていたが、気持ちが分かる(^o^)明日、もう一回観に行ってくる(^o^)v

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2015/05/28 (木)

    じわじわ来た。涙腺に。
    無理に涙を誘う話でもないが、涙がにじむ時間が長く続いた。
    失うとはどういう事か。思索をめぐるような時間でした。

  • 満足度★★★★

    新しい再演
    去年の初演時とカンパニーをまるっと入れ替えた再演。
    直前に元アイドルの子が降板したけど、その分キャスト陣は実力派揃い踏みで安心して観られました。
    初演観た人もその空気感の違いを特に楽曲面で楽しめるし、
    今回初の人はワクワクしながら最後まで観られる感じかと。
    おすすめです。

  • 満足度★★★★★

    とにかく観てほしい!!
    たぶん、初演観てても、観てなくても知ってる役者さんが
    いなくても、楽しめるはず!
    だって、そこには役者はいないんですから!
    バンドのギターボーカルのリーダーや、その家族、
    ライブハウスのオーナー、その他何かを無くした客達がいます!
    それくらいその世界にのめり込めました!
    それくらい素晴らしい役者さんが集結してます!
    何を隠そう3日連続3回目の観劇!観劇というのもなんか違う!?
    だけど素敵な時間を過ごせます!

  • 満足度★★★★★

    期待以上でした!
    キャストの予想は大友さん、高橋さん、平山さんが違ってたけどこれが大正解でした!初演を観ていてハードルを高くしていたつもりだったのですが、やっぱりプロって凄い。初演の曲も好きだけど内容にリンクした曲になってて良かったぁ。平山さんが今まで見たなかで一番可愛い役でとても可愛かった!本当に凄いキャスト陣です。あと2回観られる予定がとても幸せです!

  • 満足度★★★★★

    ぜひ!
    初演は見てないのが良かったのかはわからないけれど、とにかく面白かった!
    個人的にはキャストさん、脚本、セット等全部好きだった(^^)
    話の繋げ方が特に好きだった。
    今一押しの舞台です!
    見なきゃ損損!

  • 満足度★★★★★

    観ないと勿体ない。
    泣かずにはいられなかったです。最初に感じる違和感や、あれ?っていう腑に落ちない感覚が、最後には全部がちゃんと解る。物凄い切なさと一緒にどんどん納得していく。この雰囲気は、とても久保田さんらしいけど、ロジカルというよりもエモーショナルで、役者陣の熱量が本当に素晴らしかった。
    途中・・・というか、初日の1週間前に降板なさった方が居た事も影響しているのでしょうが、空席がまだあるんだそうです。
    このストーリーで、このキャスト陣で、今年無くなると予定されてる笹塚ファクトリーで、観に行かないのは絶対に勿体ない。
    迷っているなら、本当に観に行ってほしい。

  • ライヴに行きたくなる舞台
    ライヴハウスが舞台な内容なせいか
    見終わった後に、自分の好きなミュージシャンの
    ライヴに行きたくなりました

    舞台が始まる前にミニライヴもあるので
    早めに会場に行くのをオススメします

  • 満足度★★★★

    素敵過ぎるキャスト達
    初演を観ていたので、二度目目線の楽しみと配役がどうなるのかを楽しみにしていました。 全ての演者を別舞台で観ていたこともあり、それぞれの個性は把握しているつもりだったけど、いい意味で裏切ってくれたのが、急遽の出演となった平山空ちゃんと役へのこだわりを感じた千代將太さん。初演を軽く超えたのはもちろんですが、演者達の熱量が半端なくすばらしいんです。 この作品をこの演者達で再演して下さったことに感謝です。

  • 満足度★★★★

    見逃せない
    沖野さんがバンドマンに見えるのかそれとも違うのか。どっちだ?(笑)
    大友さんのコミカルキャラ。
    平山さんの急きょの代役だけど、安心できる安定感。
    三田寺さんの健気な表情。
    高橋明日香さんの引き込まれるセリフ。
    佐藤さんの分かりやすく、それで居て感情のこもった語り。
    …言い始めたらきりがない。
    無くしたものが蘇りかける感覚が良かった。

  • 満足度★★★★★

    観るべき!
    ボクラ団義の久保田さんの作品らしい、謎が解けていくストーリー展開の面白さに加え、今回はロジカルよりもエモーショナルな要素が多いのでより胸にグッと来ました。

    豪華なメンバーを揃えただけあって、主演の沖野さんを始め役者の皆さんの魂のこもった芝居さすが!
    特に栗生みなさんは芝居に加え歌声が素晴らしく、彼女の魅力全開でした。

    切ないけれど温かい素敵な舞台。おすすめです。

  • 満足度★★★★

    「初演の記憶を消してー!」そしたら最高の舞台
    本劇、作/演出久保田唱が自劇団以外ではあまり
    観せていないと思われるほどの
    「久保田ロジック」「久保田システム」が詰まってる
    (久保田唱の「ロジカルミステリ」ファンならたまらない!)。

    そして、役者陣の情熱がぶつかり合う姿がすごい!
    (知ってる役者さんなら
    「あの人こんな熱い演技もできるのか!?」と驚くくらい。)


    それだけに、自分が初演(GENKI Produceさん版)で、
    既に「謎解き」を終えてしまっていたのが悲しい・・・

    ※ いや、GENKI Produceさん版
     「ロストマンブルース」十分に面白かったです。

      ただ、今回の座組の熱さの上に
      「何も知らない自分」がいたら、
      自分の感性に最高のパフォーマンスで
      突き刺さったはずです・・・
      それを差し引いての☆4つ、と。
      (初めて本劇観れる人は最高だな、と思いますね。)


    冒頭からの流れでもう伏線張りまくり、と思える部分が
    まるで「デジャブ」かのように、
    すべてについて「アレはアソコに繋がって」
    「コレはココに繋がって」と
    推理小説のネタバレ聞いちゃったかのように
    自分の脳が先読みしちゃう。。。

    それがとても悲しかったです(´・ω・`)


    ただ、やっぱり本劇は役者の「熱の入れ方」が
    とても良いと思いました
    (そこは初演版を超えていたかと)。

    ある人がブワッと熱を入れた場面から
    自分は「純粋に物語自体」をすごく楽しめました。


    (ネタバレに近いけど1つだけ)
    「音楽」というキーワードを「演劇」に置き換えると
    ある人のナレーション的セリフの数々が痛いほど
    胸に突き刺さります。

    そして、「笹塚ファクトリーは今年で閉館」という事も。。。

    ※ 観劇時、そういう事も「視点」にくわえて
      いただけるといっそう興味深く
      観れるんじゃないでしょうか。

    ネタバレBOX

    【思った事】
    ・ 舞台開幕前の前説代わりの歌手の方の歌から、
      初演よりかなり「音楽」というイメージに力を入れているな、と。

    ・ 沖野さんが序盤声が結構枯れていて、
      「まだ2日目でどうして?」「大丈夫かな?」と
      少し(舞台自体の空気が壊れないか)心配に。
      ⇒
      ちゃんと中盤以降で立て直しました。
      役者さんってすごいね。

    ・ 久保田演劇で多用される文字映像の表示が
      役者さんに隠れるのはともかく
      今回のセットでは「読み」づらかったです。

    ・ 音響がすごく良かった。
      舞台自体の音楽性で言ったら間違いなく初演よりずっといい。

    ・ 主役のロッカーを始め、男優/女優どちらもすごく
      熱量の高い演技をしている。
      そしてそれらがぶつかり合うから
      「真剣な空気」がすごく産まれている。
      
      ロッカーが本気でキレて悩んで~のくだり、
      「答え」を知らなければ自分も
      同じ気持ちで悩んでしまったはず。

    ・ 中盤、嫁が実は娘で、と役の立ち位置が明かされていく場面、
      娘の涙にすごく心を揺さぶられました。

      三田寺さんってこんな演技出来る人だったんですね。

      ※ ボクラ団義舞台「シカク」では、
        三田寺さん=癒し系のかわいいアザラシちゃん=シリアスな展開を持つ舞台には
        向かないのでは?と三田寺さん回を敬遠してしまったのが
        惜しまれる・・・

    ・ マスター(佐藤さん)が冒頭から述べる
      「ここはライブハウス”シェリー”」~のくだり、
      「音楽」というキーワードを「演劇」に置き換えると
      すごく状況が(一応)「演劇好き」の自分には
      すごく伝わってくる。

      そして、ライブハウス”シェリー”が
      実は集客に悩んでいて潰れた話が、
      「笹塚ファクトリーが今年で閉館になる」話と
      かぶってしまっている事に気づいて「アッ!」と。
      (これは久保田さん狙った訳じゃないんでしょうが)

    ・ 6番シードの女優さんだと思うんですが、
      「シェリー」というロッカーのもう1人の娘、
      歌がすごく上手い、声量がほんと高い。
      (アフターイベントでのライブでは、
      曲の二番が分からず歌詞見なおしてちゃってましたが
      歌唱自体はすごくイイ!)

    ・ 当初、何人かの役者が10日ぐらい前まで
      別舞台に立っている、という話から
      「練習期間それだけで大丈夫なの?
      セリフすっ飛びとか観たらしらけちゃうよ?」
      と心配しましたが、
      全くそんな心配は杞憂に終わりました。
      ※ 序盤のロッカーのセリフには、
        「まだ役になりきれてないかな?」と思うような
        慣れてない感じがあったかもですが・・・
      (役者さんってすごいですね、
      2時間舞台のセリフと所作を
      何日ぐらいで覚えてるんだろう?)

    ・ 初演版と全く同じではなく、細部を強化してくるかな、
      とは思っていましたが、
      自分は「(多分)ここは強化、話の筋が分かりやすくしたのだろう」
      と分かった(思った)のは、
      「尾崎豊の曲が好きだった」「尾崎豊といえばピアノ曲が多い」からの
      「卒業」を聴かせる辺りを膨らませたかな?
      と感じたくらいでしょうか。

    ・ 物語に集中できてからは、そこで起きる/判明する
      様々な出来事もやっぱり心に伝わってくる。
      ラストの奥さんの「初めまして、私は・・・」から
      「○○ー(奥さんの名前)、いるじゃねーか」
      という小さな奇跡まで非常に楽しませていただきました。

    ・ 「上手い」とまでは言えませんでしたが、
      千代さんのベースなど
      役の為にこういう技能も身につける、
      というスタンスは素晴らしい。


    PS.アフタートークとして千代さんが
      「本劇では自分は中年の役という事で
      ?Kg太りました」という話を聞いて、
      「小劇場演劇の世界にもデ・ニーロはいるんだな」
      と、そのこだわりようにちょっと感動しました。
  • 満足度★★★★★

    感動をありがとう!
    初演は観ておらず、単純に久保田唱さんの作品であることと、役者さんに惹かれての軽い気持ちでの観劇でした。

    観劇後の感動は言葉では説明できない大きな感じ。
    私自身が中年のおじさんだから感情移入度も非常に高かったと思います。

    あくまで個人的にですが今年になって観た舞台の中では五指に入る作品でした。
    本当に観て良かったです!!!

    ネタバレBOX

    こりっちさんの説明欄にもあるように、中年バンドマンの懐古的なストーリーを予想していましたが良い意味で裏切られましたね!
    1992年の尾崎豊の死をリアルタイムで知っている世代の私には、どうしようもない感情が渦巻きました。

    バブル期に入社した大手企業を辞めて20年近くにもなる私には時が止まってしまっている部分で一致。
    バブルの頃の記憶がいつまでも消せない自分と主演の沖野さんが重なってしまって涙が止まらなくなりました。

    認知症の介護経験がある自分ですが、その部分でもオーバーラップしていました。
  • 満足度★★★★★

    2度目の目線で観劇!
    初演も観たし、DVDも持ってるから、作品的には
    5.6回目になるけれど、上手いこと午後休みが取れたことと
    昨日購入した劇中歌のCDを聴いて通勤した為に
    もう一度観た~いという気持ちがムクムク!!
    昨日とは違う角度から、違う目線で観劇したところ、
    あの場面であの人はこういう表情してたのか~とか
    更なる発見もあり、 楽しめました!
    こんな素敵な作品が信じられないことに
    当日券で入れちゃう!?
    素晴らしい役者さんの魂のこもった舞台は、
    観ないと損です!!

  • 満足度★★★★★

    良かった~!
    初演を見てるけど、キャストもガラリと変わって、
    誰がどの役を演じるのか楽しみでした!!
    内容的には初演を超えてる!?
    笑いの部分も泣ける場面も1度見てるからこその
    見方ができて、面白かったです!!
    個人的には2回以上観ることをおすすめします!

  • 満足度★★★★

    何かが足りない。(追記)
    ----追記----

    ☆ひとつ増やして4つにしました。なんとなくわかってきたので。

    過ぎたるは猶及ばざるが如し?
    キャストが豪華というのもいいことばかりではなくて、たとえば野球で選手全員がエースで四番なら常に最高の試合ができるのか?みたいな話かと思ったのです。
    僕は、地味(ネームバリュー的に)だけどイイ役者さんが、舞台上の「メイン」ではないオフな部分で細かい演技してるのを見てるのが好きだったりするので。
    このあたりはプロデューサーが今後経験を積むとバランスが取れてくるのではないかと。ちょっと欲張りすぎた?

    みんなが絶賛している平山空について改めて。
    確かに終演まで彼女が誰かの代役だったことをおぼえてる人はいないだろうというくらいの出来。ただ、彼女自身、役者としての器用さと突破力のバランス次第で、まだもう一皮むける余地が残っているように思う。
    5年ぐらい前の映像を見ると圧倒的に突破力が高い。今もその突破力は持っていて時折見せることがあるが、どちらかというと器用さの方が目立つ。
    このあたりのバランスがうまいのは高橋明日香。
    と、こんな感じでキャストがお互いに影響している感じも、またこの作品の見どころではある。

    ----以下、観劇当日の感想----

    ※初演は観てません

    ある意味、久保田唱らしい作品。
    得意とする「記憶」「時間」という題材を扱いながらも、これだけバリエーション豊かなプロットを生み出せるのはやはりすごいと言わざるを得ない。

    ただ、中盤である事実が明らかになったところからの展開が、もうちょっと、文字通り「劇的」であってほしかった。登場人物みんなが優しいことが、展開のゆるさにつながってしまっているように感じた。笑いの入り込み方も中盤以降ちょっとゆるくなる。

    急展開でバタバタバタっと伏線を回収していくというよりも、二回三回と観ると細かい伏線に気づくタイプの作品でしょうか。

    全体的に女性キャストがパワフルだった。
    がんばれ男子。

    個人的には普通の人=かわいい役の平山空が見られて満足。

    ネタバレBOX

    前向性健忘を扱った、全体的な構成は「嘘つきたちの唄」+「永遠にムーン」かな?

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