満足度★★★★
紡いだ話...
不条理劇の旗手である劇作家イヨネスコの原点を探る旅...。
いくつかの物語を紡ぎ、ひとつの大きな物語を構成していく様は面白い。それが20世紀中頃のルーマニア...その時代・国の特異な事情が盛り込まれ興味深い公演であった。
しかし、2時間の公演の中には...。
満足度★★★★
もう一人のアンドレア!
魔女、ドラキュラ、ユダヤ人、鉄衛団はルーマニアにとって切っても切れないものでした。
舞台セットの雰囲気良かったです。
ちょっと長い感じがしましたが、他にない個性的な話でした。
満足度★★★
どんな人間のなかにも
Berangerは潜んでいる-------
私は、かつてポーランドを旅して以来、ユダヤ人について強い興味を持っていた為、実に有意義な2時間となった。
イヨネスコとシオラン、または、アンドレアとベランジェ、ひつじと八男坊(村の子ども)など対比の妙が心地よく、最後まで、手に汗握る、ドキドキのstageだった。
さらに、このFlyerのデザインをよく見ると、5人の人間が串刺しになっている。ルーマニアのウラキア公ヴラド3世(ドラキュラのモデル)の過去とリンクして、実に意味深な仕上がり。
観劇後、ルーマニアを訪ねる旅に出たくなること、間違いなし!
Good Job!!
満足度★★★★★
Béranger
日本人には馴染みの薄い、ルーマニアの片田舎。1940年。アンチセミティズムを標榜する極右組織、鉄衛団のポーランド人カリスマ、コルネリウ・コドレアヌが1938年に投獄、処刑された為、下火になっていた運動は、38年のカロル2世国王による親政政治を敷いた後にも、鉄衛団残党に大きな影響力を持っていたイオン・アントネスク将軍を中心としたクーデタで政権を奪取。以降鉄衛団の恐怖政治が開始された。
満足度★★
小道具とかセットの作りは好みに合ったです
時代背景の説明文も配ったりとしてはいるのであるが・・・。
いかんせん話がチット解り難く感じられてしまいました。
(さほど難しい話では無いのですが)
らしさは良く出ているようにお見受けしたが。
なんか役者さんが大声で台詞をガナル印象が強くて、
も少し抑揚を考えて発声して欲しかったかしら・・・。
(まぁ眠気の払拭には丁度よかった(^^;)
できれば進行役とかナレーションみたいなコト入れるようにして、
舞台上で作品背景や何やを解りやすく見せて欲しかったですかね。
約2時間ではあったが、さほど眠気とかは襲ってこなかった。
・・・・・作品とは関係が無いのだが。開演してもケータイの画面見続けたマナーの悪い観客に、隣の客が文句を言って終演後に劇場の外で言い争いしていたです。マナーは遵守すると諍いとか無くなりはしないかもしれないけど、少なくはなりそうですんで。守って欲しいかな~って思ったデス。
満足度★★★★
時間を長くは感じない
登場人物一人一人にエピソードが込められているので
伏線なども多く、集中力を必要とするが
2時間が長くは感じませんでした。
ただちょっと複雑になってしまっているので
エピソードをもう少し削った方がわかりやすいと思います
コミカルな部分もありイヨネスコが魅力的に描かれていて面白かったです
久しぶりにエゴフィルターさんの作品を拝見しましたが
また機会があったら観たいです
満足度★★★★
気軽に楽しめる
友人の誘いで初見の劇団さんでした
イヨネスコの作品はあまり詳しく無く
劇場に用意されていた用語集などを見て
難しくて予備知識が無いと楽しめないのかと思いきや
イヨネスコを知らなくても楽しめて
イヨネスコの事をもっと知りたいと思わせてくれる
素晴らしい脚本でした。
満足度★★★
なんとなく、具だくさん
テーマも雰囲気も魅力的、なだけにもう一歩入り込みたかった・・・少し削ってでも一手一手をゆっくり、丁寧にキメていってもらえたら彼らの魔法にすっかりハマっていたかも。
満足度★★★★
予備知識がなくても楽しめる!
“イヨネスコ”は聞いたことがある程度で、作品を読んだことも、観たこともない。
なので、今回が、初“イヨネスコ”。さらに初“EgofiLter”。
私同様、初“イヨネスコ”の方も、
劇場パンフの“時代背景や用語の解説ガイド”に目を通しておけば、
充分に楽しめる舞台になっていたと思います。
観劇後、タイトルの“Beranger(ベランジェ)”や“ルーマニア”、“魔女”などをググって、さらに楽しめました。