満足度★★★★
ヘイセイ・アパートメント
一軒家で上演されるお芝居で、観客は部屋を自由に移動可能。私が苦手な参加型だがとても面白かった。日常を凌駕する圧倒的なフィクションを演技で立ち上げてくれたからだと思う。約1年借りていた家での3作品目とのこと。蓄積あればこその精度ではないか。
偶然ご一緒した方から率直な感想や鋭いご指摘を拝聴。やはり受け取り方はそれぞれ。私は初めは少々困ったけれど、若い住人たちの葛藤、対立がドラマとして厚みを増し、観客を含んだまま家が劇空間になってワクワクした。未来への憂いを戯曲にした作家の勇気にも好感
満足度★★★★★
未体験ゾーン
初めての感覚に包まれたひと時。
これほどまでに人の息遣いを間近に感じ見ることができたのははじめて。
状況を飲み込み楽しめるまで少々時間を要しているうちに
物語は進む…。
それぞれの事情をかかえた女たちの非日常の一コマ。
やっぱりリピートしてみないとかな…。
前作との繋がりを匂わせるも、見てないものにとってはチョット
辛いところもあるかな。
満足度★★★★★
マルチストーリーの妙
この日で3回目。
一軒家なので、1階と2階を使っているのだけど、今回は2階縛りで。1階は声や雰囲気を感じるということで。
このお陰か、これまでの2回のなかで、観れていなかった場所、観ていなかったシーンが繋ぎ合わされていくことに…
そうなると、5人の登場人物である彼女たちの想いが新しいカタチで伝わってくるわくるわ。そうなってくると、彼女たちへの愛おしさがますます膨らんでいき、加えて、心がキュッとなる度合いも増していくことに。。。
この日で公演前半戦は楽日。
後半15ステージ、発展・進化・変化・普遍、どうなっているんだろうか??
満足度★★★★★
こんな想像をしてみたんだけど…
贅沢貧乏 家プロジェクト 第3弾「ヘイセイ・アパートメント」2回目。
ちょいとお酒を飲みまして、帰りしな電車の中でいろんなコトバを反すうしていたのですが、ふいに様々な考え/想像に落ちてしまって・・・
※)以下ネタバレBOXでm(__)m
満足度★★★★★
家公演3弾めも、また進化していた!
贅沢貧乏『ヘイセイ・アパートメント』
第1弾『タイセキ』第2弾の『東京の下』に続く、家プロジェクトの第3弾。
今回の出演者が5人と聞いて”多いのでわ?”と思っていたのですが、杞憂でしたね。
前2作品までは、姉妹であったりご近所であったりと、ある意味イコールでない関係性=
中心が居る(出来る)関係性であったのだけど、今回の『ヘイセイ・アパートメント』でにおいては、住人同士は他人なんで、(住人同士の、っていうのはあるけれど)ほぼ対等な関係性が基本。
だからこそ、話をおっっかけることを大幅に端折っても、この物語は成立する。
ネタバレになるので多くは書けないけど、
どこで観るか、声や状況から、どこへ移動するのかが目の前のシーンを変えていくのだけど、それに持って行かれてしまうと、作品にホントに寄り添えていたのか?という反省が出てくる。
1回目はどうしても動き回りたくなるし、動きまわらないと面白さが堪能できないので”ひとり民族大移動”をしたんだけどね…
これから観る方へのヒントとしては、
・『タイセキ』の市村姉妹が大好きなヒトにはご褒美があります。
・アパートに着く前からこの世界は始まってますので周りを気にしてね。
・目の前だけでなく1階を忘れないこと。
をお伝えしておきます。