Dreams ∞永遠∞ 公演情報 Dreams ∞永遠∞」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    関連書籍を読んでみよう・・・
    不勉強故、“偉人”の功績や偉業など、なんとなく知っている程度で、
    その人物の生い立ちやエピソードなど知らないことだらけ。

    アン・サリバンとヘレン・ケラーについても、
    小学校だか中学校だかの教科書で読んだことがあるぐらいなので、
    今回の作品、とても興味深く観させていただきました。

    終わってみれば、二時間強の舞台、あっという間でした。

    役者のみなさん好演でした。殊に“羽杏”さんの存在感、“坂東七笑”さんのナチュラルな芝居が素晴らしかった!

    これを機に、関連書籍を読んでみようと思う。

  • 満足度★★★★

    記憶にあるヘレンさん話は、たいてい水んトコで仕舞いなんですよね・・。
    有名になったへレンがどのような人生を歩んだのかが、
    眼前で展開されることに感動を覚えました。

    でも開演が遅れたのはチョット残念だったなぁと思えた2時間強の舞台でした


    ・・・・こ~ゆ~公演は高校ぐらい・・・・中学ではちょっと全体的に無理かな(長時間が)とは思えるが、学校での公演=上演と出来たら良いのでは? とかも勝手に思えたデス
    読書での自らの想像を加えた物語としてよりも、本読み苦手な少年少女にインパクトを与えられる芝居ですもの・・・・と感じました。

    ネタバレBOX

    基本素舞台で壇上と客席先とで分けて使用し、
    薄明でテーブルとか井戸とかを出し入れセットしてました。

    アン・サリヴァン先生との出会いから日本での公演までの物語としていました
    出来れば公演で終劇とするよりも没後までの経緯をちょっとナレーションでも入れて余韻に浸らせて欲しかったかなぁと希望を述べますね

    岩橋武夫氏との精神的邂逅というエピソードも付加されていたが、
    自然と納得できる仕上がりに思えたデス。

    ドラマ「コールドケース」でも見たエピソードではあるが、あの時代の米国南部での人種差別は凄まじかったらしいですね・・・。 映画で見た、黒人メイドの告白をまとめた本の出版とかでも当時の差別問題が見れたなぁと思い出します。 →当時の新聞記事を読むトコで、「障害者が政治に口を出すのはいかがなものか」と記事・論説(?かな)で堂々と載せてるところが衝撃でしたね。 少しづつでも、同性婚が認められたり。黒人が大統領になったりしてきていますねぇ・・・女性の党首も増えてきたから、今度は亜米利加は初めての女性大統領とか車椅子に乗った大統領というのも出てきてもとか思うなぁ・・・。
    ゲームとかでも車椅子キャラって少ないし・・・(ナナリーとかガンパレで一人・・ギルティでもいたかな・・・ロボティクスノーツではサイバーダイン社のリハビリ機械そっくりの歩行補助機があったなぁ(実写だとジェネシスでのヒロインのお相手=アイズオンリーが相当したかしら) 時代の明るい進歩に期待したいですね(^^)


    閑話休題 けっこう楽にMy愛車 前頭13枚目 DOPPELGANGER FX55改 にて劇場に着いたです~来易いなココ(ラーメン屋2軒(しば田とばかたれ)も制覇できたしラッキーでした(^^)
  • 満足度★★★★

    Water以後
    あの劇的なWater事件は、それでエンディングではなく始まりでした。いろんな意味で無知な私にとっては大いに勉強になりました。その後のヘレンの努力や社会貢献、神秘体験、バッシング、来日までを綴った啓蒙的作品。

  • 満足度★★★★

    脚本は良かったが...
    「奇跡の人」を象徴する有名なシーン、それは「万物」には名前があることを認識させる、その代名詞として”worter"が発せられる。その音声は、(歓喜)咆哮のようである。本公演は、これ以降のヘレン・ケラーを描いている。


    ネタバレBOX

    ほぼ、素舞台(場面に応じて、テーブルと椅子、または井戸をセット)で、客席前のスペースも使用し、場所の違い、時間の経過を現す演出である。
    さて、障がい者に関する社会的な取り組みをしていることは知っていたが、労働運動、女性地位向上の運動、さらには体心離脱を経験したことについては知らなかった。

    本公演では、前半部分が有名な「奇跡の人」...ヘレン・ケラーと家庭教師アニー・サリバンのぶつかり合いながら、相手を理解したい、自分を理解してほしい、との身体ごとの対話を重ねていく。人間の幸福とは何か、人と人との出会い、交流が持つ力とその可能性を描いていると言えよう。後半が、認識後の歩み...自我の確立とそれに基づいた使命感に従った人生のようである。その気持の現れが労働運動等の広範な活動に繋がっている。

    芝居としての前半部分は、身体的(動)なぶつかり合いもあり、表現の激しさとそれに伴う迫力があった。一方、後半部分は精神的な自立(使命感)は、当時の社会情勢に受け入れられない思い、しかし、それでもヘレン・ケラーの思考力(静)は変容しない力強さがあった。その動・静の対比表現は面白かったが、スピリチュアルなシーンは、描く必要性がないと思う。
    演技は場面によって良し悪し(かたい)が見られ、安定していなかったようだ(初日のため緊張?)。また暗転時間が長く、集中力を欠いてしまうので注意が必要である。

    次回公演を楽しみにしております。


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