満足度★★★★
2時間30分強の超大作でした!
後半、光島と杉坂の二人残されたシーンでの、杉坂の涙、しっかり観させていただきました。
そして逆境の中、杉坂と光島の心の交流。
芯の通った明治の女性のすがすがしさを感じました。
今回、近大舞台芸術専攻の学外活動の一環のようで、たくさんの学生さんが観劇に来られていました。
学外活動ということで、結構真面目で学生さんらしい演技で、好感が持てました。
しおりで近大の先生が「人は裏切るもの」だと、述べられていましたが、この舞台は、それでも尚、それを乗り越えていこうという明治女性のたくましさと、家族のため裏切らざるを得なかった仲間、その仲間の裏切りを許容できる明治女性の優しさが底流に流れている舞台のように感じました。
とっても良かったと思います。