期待度♪♪♪♪♪
「激情群像劇」にして「音楽劇」!?
アクの強そうな面々が織りなす「激情群像劇」、めちゃ濃そう。
しかも「音楽劇」ときて、期待が膨らむ。
彼らのエゴがぶつかり合う醜い浮き世に“本当に美しいもの”がどんな姿で潜んでいるのか、あるいは潜んでいないのか、見届けたいです。
期待度♪♪♪♪♪
美
なんてものはいくらでも変わる。大体、ヒトの美などいかほどの意味があるものか? 傾城やクレオパトラ、ヘレナならいざ知らず、石っころ一つの寿命にすら勝てないヒトの美は、歴史に残る程のものでなければ意味等無い、と言ってしまえる。とはいえ、ジャン・プルニエの「醜女の日記」のような作品もあるから、面白いのではあるが。この作品、説明を読んでいて惹かれる。