20000ページ 公演情報 20000ページ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    台詞覚えの苦労を観る
    何となく生煮えの原作と演出の中で演者の苦労がしのばれる。特に台詞の多い二人にとっては、スケールアップした現代版の「外郎売り」かも。演者の完成度は高い。

  • 満足度★★★

    杮落とし観劇です
    う~ん主人公よりも女医さんが気に入ったなぁ(^^)

    SFというよりも感情哲学的な感じを強く受けた約2時間10分

    ネタバレBOX

    でもなぁ、なんとなくオチのヒネリの効いた短編を延ばした感じを受けました。

    始終スタンスがブレずに主人公をモルモット扱いし切った女医さんがホント気に入りました♪

    ワンチャンスみたいな舞台も出てきて笑いが取れてましたが。
    まぁ初日な分、台詞が怪しい方もちらほら居た中。
    主人公くんの立て板に水の如き本の内容暗唱は見事でありました(^^)
  • だからアトリエ公演は好きだ!
    初回公演を観劇。上演時間2時間10分強、休憩なし。

    いやーお腹いっぱい(^^ )とても楽しめた。
    あっという間の2時間だった。
    ラストの展開は、自分の予想と違った。

    観客の一人曰わく「アルジャーノンの二番煎じ」と。
    言われてみると……流れ的にはそうかもしれない。
    でも、①“頭が良くなる”内容が違うし、②主人公がその能力を手に入れた後、主人公が苦悩する方向性(?)が違う。

    主演のトニー、彼の主治医の女医が印象に残る。
    本当にこの二人の台詞回しはすごい。
    「これ、何ページ分一人で話してんのかな?」と何度も思うほど。でも、ちゃんと理解できる。独りよがりでない。

    そう、この作品、台詞が面白い。
    その台詞を用いて、文学座での稽古?レッスン?訓練?が垣間見える場面があります。

    真実の歴史を知ることの苦悩、その歴史自体には無関心な人々、周囲に対して、また過去に対して何もできない苦悩、そんな中で当事者から突き付けられた衝撃の一言、歴史(過去)を軽んじ科学を至上とする者達、その先にあるもの、そのラスト。

    これだから、アトリエ公演は好きだ。

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