満足度★★★★
エッグ?
そもそも「エッグ」が何なのか、観終わっても分かったような、分かんなかった様な。。。
でも、お芝居自体はやっぱり上手いなぁって感じ
野田さんのお芝居って、野田さんが出てくるときは、野田さんが上手くストーリーテラーとしてガイドできると、良い感じに納まるけど、そこで失敗すると何だか良く分かんないまま終わっちゃう。今回は、最初も最後も分かりやすかった。
役者さん立ちは、大倉さんが抜群に面白かった。あと、アンサンブルに深井さんと内田さんが上手く演じていて良かった。
逆に仲村トオルさんの使い方は勿体無い感じでした
でもまぁ上演時間もちょうど良い感じでよかったかな
満足度★★★★
観劇の感想です.
いくつか観てきた野田さんの芝居の中で,割とわかりやすかったです.
台詞の感じとか、つかさん風のところもあり、寺山修司の引用とかはくすりと笑ってしまいました.なじみやすかったです.妻夫木くんを正面から見れたのは本当に良かったですが,役者の方はすばらしかったです。他の方が書いていらした歌に違和感というのは,私もちょっと感じたのでなるほどなと思いました.わかりやすめなのが物足りないと思ったらいけないかな。
満足度★★★★
それほど期待せず観に行ったものの
2015年2月というタイムリーさからか、いや、より強度を増した役者勢の熱演からか、表現されているものをやや掴み損ねた感のある初演時とは比べ物にならないくらい作品に惹かれ、歴史のなかで容易にすりつぶされてしまうところの「普通の人々」に思いを馳せる、そんな135分。
再演ってことであまり期待してなかったものの、これは観てよかった、っていう芝居だったことは確か。
ただ、役者のつくりだした盛り上がりを音楽が足引っ張ってるんじゃ?っていうのは初演時も思ったけど、今回の再演、役者陣のアンサンブルが魅力的なモノになってる分、余計に椎名林檎の音楽の不要さが際立ってしまっていたような印象。
特にラストでの深津演じる苺イチエの歌の流し方には疑問。
最近の野田地図、エッグ→MIWAと終盤の大事なシーンに録音テープで歌を流すのが続いてるけど、正直野田秀樹の芝居とかなり食い合わせが悪いように感じる、ってか言っちゃなんだけど観てて萎える。
なんだろう、「あらかじめ録音されてる言葉」が「予定通り」流れてる感じが気に入らないのかも。