満足度★★★★★
無題1430(15-078)
19:30の回(晴)。18:50会場着、受付(18:45から/整理券あり)、入口ドアに座席配置図(コの字の会議室テーブル、対面式の客席)、19:01開場。
入口からみて左奥側から対角線上にテーブル、逆の対角線上には、(右奥)生徒側の机、(左手前)先生側のベンチ、床は紅白に色分け。19:30前説(120分)、19:33開演~21:26終演。
内容は「説明」にある通り。
「ナイゲン(2012/9、2013/9)」「時をかける稽古場(2014/6)」「劇王(2015/1)」、4作目になります。
調べてみると。
熊谷さん「EMPTYMAN(2011/1@ミラクル)」「サイキックバレンタイン(2011/2@ミラクル)」「Nazca -ナスカ-(2011/8@吉祥寺)」「うれしい悲鳴(2012/3@吉祥寺)」。津和野さん「林檎ト大地ノ黙示録(2012/9@ポケット)」「空想、甚だ濃いめのブルー(2013/12@眼科画廊)」「だいなし(2015/1@王子)」。野澤さん「東京ユートリア(2013/4@王子)」。前田さん「だいなし(2015/1@王子)」「2番目でもいいの(2014/4@MOMO)」。沈さんは「狂犬百景(2014/11@Vacant)」。
対面式の客席、先生/生徒の配置も対面、というわけで入って手前、上手一番端に座ります。ここからですと「議長」の二人がほぼ正面に、生徒/先生の領域も観やすい。
「ナイゲン」に続く、とありますが生徒と先生という図式だともつれ込んでの大騒動にはならないだろうと思っていました。2者の溝は広く、深いから。セリフの応酬もそんな雰囲気でした。
本作では「熊谷」の拘りが興味深く、一人喧騒を離れ座っているときの横顔(ちょうど席の真ん前)が何とも言えませんでした。「ナイゲン」で塩原さんが演じた3年生を思わせます。その塩原さんがどうするのか...「俺達も国府台高校だよ」というセリフに拍手。
満足度★★★★
“笑い”のとり方に長けている
[3日目]を観劇。
コメディというと、必要以上に“笑い”をとりにいく、スベる、ストーリーが停滞する、という“負のスパイラル”にて、逆にシラケてしまう作品もあるが、この作品は“笑い”のとり方に長けていると感じた。
役者たちの演技レベルも高く舞台に集中できたが、台詞を噛んだりするところも少々見受けられた。
まあ、3日目までは「早割り」が適用されているのはその辺が織り込み済みなのかもしれないが・・・。
役者のみなさん、キャラが立っていてイイ!
殊に“ボス村松”さんの存在感は格別の感がある。
そして何より、女性陣が美人揃いというのがウレシイ(笑)
とても楽しく観させて頂いた。
満足度★★★★
初日観劇。
流石、富阪さん!面白いです。
今回は先生VS生徒、まさか先生側から先制するとは
どちらも同レベルな表裏の攻防戦が続いて
ナイゲンと違って、作戦会議的な時間が挟まれるので
逆転、逆転、逆転と思いきやフリだしになったり面白い展開。
そして当然、ラストは馬鹿なだけじゃない結末が締まります。
ナイゲンを見てれば踏襲した部分に笑いが起こり
宛書のようなキャラクターが素敵に奮闘します。
生徒側の後ろで観劇、それも個人的によかったですが
出来るなら反対側からも見れれば、最高なんですけどね。
時間がある人は2回は観ましょう!
ネタバレになるのでTBは暫く先にします。
満足度★★★
面白いんだけどなぁ。
これ、面白い。良くできたお話だと思う。ホンがいいのね。
終わり方は好きじゃない。私はね。
残念だったのは、台詞カミカミだったこと。台詞忘れも・・。
本番始ってるんだから、まだ2日目ってのは、言い訳にならない。
会話劇なんだから、そこは頑張って欲しい。
あと、そこはおかしくないよね~ってところでも、まるでサクラでも仕込んだかのように、笑いまくってる人。なんか引いたな。
感覚の違いだから、仕方ないんだけど、面白さ半減・・ちょっと残念。
満足度★★★★★
-
上演時間2時間。対立と対話という普遍的テーマではあるが、決して難しいものではなく、コメディーとして気軽に笑った。前半料金期間中ということなのか、セリフが口になじんでいない場面が散見された。
満足度★★★★
『ナイゲン』の延長線
今回も面白かった。とはいうものの、ボケと屁理屈の点では『ナイゲン』のほうが上だったかなあ。それぞれの担当の人がもっと活躍出来るストーリーならよかったのに。
前半は料金が500円安く設定されてましたが、エンジンがまだ100%かかってない役者がいたのが500円の差か。だとしたら、ケチケチせず、来週あたりに行ってたら、100点満点+のステージを見ることが出来たかなあ。(Aga-risk Entertainmentの大ファンだからこその、ちょっと辛口の意見)
満足度★★
すごく計算された作品
劇団初見。
とても稽古場で計算して作ったのであろうということはわかりましたが、役者さんがそれに付いてきていない感じでした。セリフやテンポにいっぱいいいっぱいで残念。もっとその場の空気を楽しんで欲しかった。特に先生軍団は色々とおぼつかなくて...
20回記念とのことですが、このまま30回、40回となってしまわないように今後を期待します。
満足度★★★★
生徒と大人の対立が痛快
生徒と大人の対立が痛快。
大人が分が悪く、カッコ悪い、でもその歩み寄りがたまらない。
良すぎた、かなり好みだったので、台詞が入っていないのは気になり過ぎた。
討論で噛んだとしてもそれは不自然じゃないけど、台詞忘れは臭わせないで。
そんなもの気にならないくらい良かったという人がいても分かる。
ただ、それが無かったらもう一段上に、手放しで良かったと自分は想像できる。
自分が普段感じている高校生たちの突き抜けたまっすぐさと大人の馬鹿さ加減が本当に良く出ていた。
そう国旗とか国家とか、論点はそこじゃねぇんだよ、感!
卒業式にまつわる話。
あなたの事を考えながら観ました。
あなたの話してくれた事を想いながら観ました。
この演劇の不思議なタイミングってなんなんだろう。
学校モノが観たいと思って行ったのはあるけれど、今、このタイミングで観るべきものを観れた気がした。