満足度★★★
途中までは・・・
途中まではとても興味深く観ることができました。コミカルな壮絶バトル,後半の展開に期待が高まります。そして,息子の死が加害者(?)とされる親の口から告げられる。これからどう結末をつけるのか?・・・・残念ながら,自分的にはここまででした。SLが出てきてからは,焦点が全く違ったものにあたってしまい,心温まる結末にしたかったのでしょうが,前半部分が薄められたうえ,納得できない思いが残ってしまいました。途中まではホント面白かっただけに残念です。
満足度★★★★
時間停止
10歳(小5)の内気な少年が校舎の窓から飛び降りた。母親は苛めが原因ではないか、と疑っている。一方、加害者側の中心となった少年の親は、母が辣腕弁護士、父が、投資顧問会社の社長である。息子が、下手をすれば家裁送致になるので、苛めは無かったことにして、飛び降りの原因を単なる子供同士の喧嘩ということにしたい。(追記後送)
満足度★★
う~む
拝見いたしました。
率直に言うと、”イジメ”を扱った内容とは言えないと思いました。
加害者・被害者の双方の両親を描いた内容でしたが、親の側からの視点ですね。
親として、子供の変化に気を配るべきというメッセージは伝わりましたが、設定が現実離れした感があり、ご都合主義的な設定という意地悪い見方から離れられませんでした。
親の都合が「イジメ」を招くならそれでもいいのかも知れませんが、まさにその部分(核心)が描かれていないので弱い本だなと思いました。
被害者側の母親の苦悩は「イジメ」じゃなくても、子を喪う親ならかくありなんの表現で、「加害者を恨む気持ち」に転嫁したいという叫びのみが本題に合致しているに過ぎません。
ラストの処理は全くいただけません。不治の病で亡くなった子ではないのに、あのファンタジー路線の表現は何なのでしょうか?
母子の情愛の一端は描いていますが、「イジメ」の本質(意見で構わないのですが…)に斬りこめていない事を反省すべきでしょう。
そういった意味では残念ながら、的を外し過ぎた『駄作』と謂わざるを得ない作品という評価になってしまいます。
客席の無責任な「涙」を期待するなら、違う題材に挑むべきでしたね。
満足度★★★★★
改めて見直すとチラシ通りだったなぁ・・・と
深刻な物語を軽妙に表現せしめた手腕に驚かされた上に、
想像していた話の上を軽々と飛び越えたなぁと感じた約80分。
開演時間は勤め人向けといえたかな