満足度★★★
今回
βテストとなっている通り、メインは物語を見せるより、七月の公演に向けた調整とシステムテストの意味合いの方が強いかな。選択型舞台は余りないので面白い試みではあるが、物語の方向性というか、どういった物語なのかは、もう少し明確にした方がよいかもね(逆に物語的なのを排除し、選択したシーンを楽しむにするのもありだが)
七月の公演でどうバージョンアップしてるか。
満足度★
システムが進化しようとも…
【ストーリー分岐】も【マルチエンディング展開】も、さして新しい手法ではないし、そもそもの物語も選択肢も致命的につまらない。観客のアンケートに頼って平均的な作品を創るのも志が低いのでは?ごめんなさい、僕は7月の本公演には行かないと思います。
満足度★
場違いでした
ひとことで言うと、表題のとおりです。ガラケーユーザーで、そもそも携帯でネットをしない自分は、投票にもアンケートにも参加できませんでした。もちろん、この公演の特殊性は承知で観に行っているので、劇団さんの落ち度はありません。
この後が否定的な意見になってしまうので先に書きますが、劇団さんはとても感じがよく、今回試験版を試されていることからも、観客のことをよく考えてくれていると思います。その点、とても好印象でした。
お芝居そのものはというと・・・わたしには楽しめませんでした。わたしが演劇に求めているものと、この公演で提供されているものが、全く重ならなかった気がします。
仮に投票に参加できる環境にあったとしても、たぶん参加しないと思います。自分が選択したものを観たいのではなく、作り手が「これが最高だ!」と出してくるものを観たい。そんな感じです。
また、この形だと、周到に張り巡らされた伏線がラストで結集、大きな感動を生む・・・といったことをやりにくいのではないかと思います(不可能とは言いません)。すると、どうしてもゲームの楽しさに近くなっていくのではないかと。
この上演形態ならば、ネット上で映像を公開して、さて、この先はどちらのパターンを観たいですか?と投票して、多いほうを公開・・・というのと、あまり変わらないように思います。これをライブでやる楽しみは、ひょっとすると、出演者が「この選択で来たか!」と狼狽する様が垣間見えるとか、そういう面白さかもしれません。
演劇も映画も、参加型が増えており、「アトラクション風」の楽しみ方が広まっている気がします。その場に集まってのアトラクションに価値を求めるなら、お客さん相互が影響しあってもいいのかな、と思いました。ネット回線を介しない”場の交流”がストーリーに影響を与える形式が生まれたら面白いかも、と思いました。