満足度★★★★★
覗かれる人生芝居の味わい
今回公演…消滅危惧地域となっている北国の辺鄙な地ホタムイが舞台になっている。わが故郷も山間部の豪雪地帯だった。懐かしさとともに、現在の境遇(都市部には演劇、映画、音楽等の文化に触れやすい環境下にある)は恵まれていることを痛感した。
僻地教育に情熱を燃やした教師の通夜、卒業生の想いは分かるような気がする。さらに地域が家族そのもののような絆の強さがあり、見方によっては過干渉かもしれない(笑)。
さて、芝居屋の公演が好きなところは、演技がしっかりしているところ。もちろん脚本・演出は秀逸である。今回、脚本・演出を行っている増田再起氏の出番が少ない。そして、本公演はオーディション(1名)以外は、劇団員だけで上演しているという。当日配布の「芝居屋とは」からその趣旨は読み取れた…
(後日追記)
満足度★★★★★
後代の育成
今回、増田 再起さんの出番は、とても少ないのだが、これも後代の育成の為と観た。
再起さんの出番が少ない分、恵美さんが、迫真の演技をしている。(追記後送)
満足度★★★★★
心の洗濯!
半年ごとに芝居屋の舞台を拝見していますが、その度に薄汚れた心の洗濯ができている思いです。忘れかけてしまった何かをまた思い出させてくれる芝居に感謝です。
”仰げば尊し”は大好きな歌のひとつで、私は小、中、高の卒業式で歌っています。最近は歌わない学校もあるそうで驚きました。
担任であれば最低でも1年間付き合うのですから何かしら恩があるのが当然!
こんないい歌が先生への感謝の強要で歌わないとは・・この国はおかしい!
満足度★★★★★
感激しました。
招待で行ったのですが、一番最初に入場させていただきました。いままでも招待で観劇に行きましたが、初めての体験でした。ありがとう御座いました。芝居も解かりやすく見応えがあり、とても良い芝居でした。気が付いたら涙・涙でした。
満足度★★★★★
逆に新鮮!
シンプルなストーリー、自然な演出と芝居。
昨今、ギミックを多用した脚本や演出の演劇が多い中、
逆に新鮮に感じられた本作。
役者さん達の、“役を演じている役者”という感じではなく、
その人物そのものに見える芝居は、“劇団芝居屋”ならでは、なのだろう。
特に、永井利枝さんの芝居は素晴らしかった!
この舞台を観れて良かった!オススメです!
観に行かれる方はハンカチお忘れなく!泣かされますよ~。
満足度★★★★★
う~ん、どこを泣き所と捉えれば
いいのかわからないほど、泣かされました・・・・。劇団の主旨が泣かせることにないのは明確なのですが、通夜の雰囲気がリアルで、始めっから涙腺が緩んでしまいましたね。お通夜って、悲しいのだけれど旧知の人々が集って妙にハイになるところとか、みんなが気丈に振る舞って、何とか湿っぽくならないようにしようとする共通意識とか、「うん、あるある」と深くうなづいてしまうことばかりでした。こんな暖かいお通夜は周りから見ていると本当に悲しい。一人ひとりの悲しみがしみじみと伝わって来ます。分かり易いストーリーと緻密な演技はいつにも増して素晴らしかったです!