満足度★★★★★
アングラ劇拝見
長谷川伸の「一本刀土俵入り」に「瞼の母」、それに「ゴドーを待ちながら」を加えて、ごった煮の世界を、東京の場末的イメージの街に描く。「愛のケロイド男」と「インテリ」のとめどもない会話も妙だけど、そこに登場する「鉄腕アトム」もおかしい。戻ってきた平和橋建と葛飾のトルコ風呂の「金指お兼」のからみも凄まじいが、4人組のトルコ嬢は、可愛すぎちゃって。
満足度★★★★★
一本刀ってあれでしたか(笑)!
1971年の作品。
当時の問題、流行語、事件、歌謡曲などが随所にでてくる。
長い台詞廻しは、歌舞伎のような口調で滑らか!
ナンセンスな中に将来への不安と希望を感じさせる。
芝居小屋を感じさせる雰囲気は心地よく落ち着ける。
お兼役の勝島さん平和橋役の辻さんは特に目が離せない。
煮詰まった時に出てくる金杉忠男役の外波山さんの間の取り方流石!
面白い!
満足度★★★★
無題1273(14-322)
19:30の回(雨)。18:45会場着、受付(整理番号付)、19:00開場。
L字の客席、入って右と左(左には客席の間に花道あり)、子供の落書きのようなカラフルな色の舞台、壁に岩のような雲、鳥、流星(?)、中央奥は2段になっていて、手前に木のベンチ。入り口横にEギターが2本、セミアコと初めて実物を見たエレクトリック・シタール。
BGM …西部劇、19:31開演の挨拶、19:32開演〜21:21終演(開演前、上演時間は1:48と言っていました)。
内容は「説明」の通り。先日観た時間堂は1960年代(高度成長期)前半のお話、本作は1970年代…万博、よど号事件、浅間山荘事件、沖縄返還、オイルショック、ロッキード事件。