満足度★★★
単調な感じが・・・
とても真面目に作られており、ストーリーもよく、よく出来た作品だと思います。
ただ、全体的に単調な感じが、いまひとつ入り込めず、ちょっと消化不良に・・・
あまり、私好みではなかった。
満足度★★★★
千秋楽観劇
真面目に面白いストーリーである。爆笑する可笑しさというのはないが,細かい笑いは散りばめられ,とても楽しく観劇できた。そして,楽しいだけでなく浪漫も意地も感じられ,また,演劇的にも登場人物の個性が演じられており,満足できるものであったと思う。この劇団,また観たいなぁ。次回作が楽しみである。
満足度★★★★
施設が一瞬で・・・に!
時折出てくる現代社会を突っつく台詞はタッタタらしい。
しかしながら、2年間の施設内生活での話がいまひとつインパクトがなく伝わってこなかったのは残念!
舞台セットの転換は、やっぱりやってくれました期待通り!
満足度★★★
真面目なテーマ
予告編の感じより、予想外に真面目な奥深いテーマの宇宙ものでした。
脚本は面白いと感じたのですが、演出面なのか笑いの部分がいまひとつ中途半端だったように思いました。
宇宙ステーションでの生活模擬テストを受ける13人も個性的ではありましたが、約100分の舞台の中では人数も多いせいか、いまひとつ個々の内面を見るまでには至らず、感情移入できませんでした。
満足度★★★★
捻り、イロニーがあれば。
まず、舞台セット(仕掛け)は素晴らしい。そしてキャストのキャラクターを意識した演技は安定感があって安心して観ていられる。
脚本は、あまり捻りが感じられず、小じんまりとまとまったようで、本来の劇団のカラーが出ていないように思う。
宇宙開発が政府主導ではなく、民間企業の共同出資で行われるという現実感、そこに隠された思惑がチラつく。
公演はコミカル仕立てだが、その底流には、閉鎖的状況下における人間のエゴ、民族的問題を意識した描写が見え隠れする。この硬派的な投げかけをコミカルに軽く流すと言うイロニーが弱かったようだ。
この記載は、いつもレベルの高い公演をしている劇団への期待の表れである。
満足度★★★★
面白真面目
宇宙開発は、現在我々ヒトが、直面する謎の最大のものの一つだろう。あとは深海と脳だろうか? 何れにせよ、地球上の生命を簡単に滅ぼしてしまうだけの技術を持ってしまった我々の将来と地球上の生命が掛かり、また、インセンティブの面でも多くの人を引き付けてやまないジャンルであると同時に、軍事利用が最も懸念されるジャンルでもある。歴史的にみれば、軍事の副産物としてその莫大な研究開発費が賄われてきた。そのことが、いかに大きな弊害を齎すか。シナリオを書いた岡田氏は、良くご存じだからこそ、国家と軍事を離れたプロジェクトとして描いているのだ。この視点は、宇宙開発の実体を知らないからではなく、良く知っているからこその願いなのである。面白真面目に面白い路線での作劇と観た。(追記2014.11.5)