満足度★★★★
こりっち投票の為にコメント
一番前の席に座っての観劇。。
いあ~~素晴らしかったです。。
コミカルなコントあり~の、お涙頂戴あり~の、期待以上の作品でした。。
小説家が愛する恋人を失って、小説が書けなくなってしまった。。
どこにでもある展開のようだが、そうじゃないっ。
小説家の回想とこれから書く小説の原案をカフェを舞台に繰り広げられます。。
カフェでは3組の人間模様がそれぞれ同時進行で行なわれるわけですが、ともすれば解りづらくなりがちな進行をよくぞ、ここまで・・・
っとあっぱれでした。。
同時進行で二つの場面(カフェの出来事をドキュメント風に伝えるシーンと、死んでしまって成仏していない人たちのシーン)を、相互に融け込むように挿入しながらストーリーを構成するこの方法、ジョナサン・デミが『羊たちの沈黙』で開発し、一躍有名になった映画的文法です。
この映画的文法を観劇で表現するのは難しいことで、それなりの工夫がないと観客側に伝わり難いのですが、カフェの出来事(それぞれ3パターン)と成仏出来ない人たち・・・と作家と周りの人たち・・・とかなりの構成の難しい場面を非常に解りやすく織り込んでました。。
いあ~、本当に素晴らしかったです。。
出演者全てがいい。というのは久々のヒットではなかろうか・・?
小濱と北野・・・作家役、素晴らしかった。。
渋谷・・・居るだけで存在感ありの良いキャラで、始まった時点で汗が噴出してました。。あんだけしゃべったから・・?(^0^)
川島・・・あれだけのセリフ・・・すんごいです。泣けるシーンでホンマに泣いてました。。役者魂。。
飯田・・・表情がおもろかった。。もしかして天然?
末木・・・地味な役なのに目立ってました。。
加藤・・・トンネルズのタカに似てるって言われませんか?
横井・・・貴方の演技は最高でした。。あのコミカルな動きは何処からやってくるのっ?(^0^)
井原・・・すんごいパワフルな動き。。一番笑えたシーンでした。。また次回に期待したい。。
興松・・・井原とのセッション、おもろかったでっす。すこーし井原に喰われてましたが、そういう演技というのは解っておま。。
宏光・・・女性なのに・・女性なのに・・すんごい迫真の大声演技は・・女性なのに・・楽しすぎる・・(^0^)
大谷・・・川島とのダキダキシーン。。泣きました。。
池田・・・のっけから怪しいし妖しい・・雰囲気。。独特の香りがしました。。いっちゃってましたね。。(^0^)
以上、素晴らしかった~~~。