満足度★★★★
拘りみたいなものは感じる
創り手の拘りみたいなものは感じるが、まだまだ伝わらない。特に場転が分かりにくく時間経過が把握し辛い。傍編と本編の相関関係も理解できなかった。分からないカオスの心地良さもないので、正直ちょっと困った。結果、演者眺める状態に。
無題1217(14-265)
16:00の回(晴)。会場横に1列で待ち、15:31受付(チケットレス)、開場。入口側が客席、柱/左2列、右3列の椅子席。舞台左右に白い布、手前に白い岩のようなもの(珊瑚らしい)。上手、天井に光ファイバーでできたカーテン"のような"もの、ところどころ氷結(氷柱)しているように見える。15:45前説(放送:柳瀬さん、青梅さん?75分)、16:03客席前でも前説、多めのスモーク、16:05開演、波の音、〜17:25終演。台本を購入。
嵯峨さんですが、「観たい!」に書きましたように、以前、d’UOMO ex machinaというユニットの「Délire à deux — うはごとをふたで」他に出ていらしたのを観ています(短いですがYouTubeに映像あり)。「d’UOMO」はとてもユニークな演出(題材、発声、動き、照明…どれも)で、数回見に行きましたが、そこに出ていた役者さんを他の劇団で観るのは二人目(丸房さん「ティティプー見聞録(2013/12)」)です。
セーラー服の女性が6人…よーし観ようか…とは思わないのですが、そこは嵯峨さん、最後の回を観に行きました。フライヤーのままの衣装、【現実】編「私立海渡学園高等部(1〜3年生)」と【深海】編決して綺麗ではない小魚の旅とを重ね合わせた物語…最後に【地上】編。
お客さんは同年代の方が多かったように思います。「百合」をウィキってみると「櫻の園」くらいしか知りませんでしたが(但し、1990の映画版)、「ナチュラル・ウーマン2010(2010/4@イメージフォーラム)」という映画を観たことがあります。亜矢乃さんが出ていて、その後、マコンドーなどの芝居を観に行きました。
【現実】がかなりあっさり仕上げてあった(と感じた)のと【深海】でのひたむきさの方が好みだったので、作者の意図とは異なった受け取り方になったかもです。もっと「百合」に絞って深味を出さないと、どこにでもあるパズルの組み合わせにみえてしまいます。例えば、実は先輩のことは…という設定には違和感、取ってつけた感がいっぱい。
満足度★★★
可愛らしさを期待すると怪我します。
なんて、古めかしい言葉ですが、その通りですね。
女子高の美術部、一見普通の可愛い女の子達~
部長が好きなシャガールから引用した作品テーマ「愛の色」。
何気ない提案が切っ掛けで、抑えてた2つの愛情が弾け
ひとつの衝動的かもしれないけど強い穿った愛が生まれる。
平行で陸地(彼岸かもね?)を目指す魚の寓話が展開
旗揚げ公演だったので、会話の間とか世界とかまだまだ部分あるけど
結構、印象に残るシーンや言葉もありますね。(その辺は後のTBにて)
役者さんが他で見たことない雰囲気を見せれくれたのもよかった。
満足度★★★★★
ウィトゲンシュタイン
出演者は全員、女性。舞台設定は女子校である。美術部が中心ではあるが、そこは姉妹関係や女子校の先輩後輩、レスビアン、ヘテロ女子の校外異性交遊等々が絡み合う。
一方、海の中の物語も同時進行する。