満足度★★★★
恐怖、時々笑いのドタバタ怪奇劇
無邪気の「邪気」をえぐるような怪作でした。ホラーだけどしっかり笑いをねじ込んでくるあたりが鹿殺しらしいと思いました。森下くるみさんを観ることができてよかったです。
なるほどヤマイヌ
もともとABCのような大きさのホールでやる芝居ではないだろう(物語には、息苦しい狭さ、が重要なファクター)が、この大きさだからこそ見られた人間離れした動き。
動物的ともいえる動きには言葉以上の説得力があって、物語にも別の説得力を与えたかもしれない。
満足度★★
残念
ホラーということで楽しみにしていましたが、ホラーチックではなく、グロはいまひとつ好みではなく、ギャグは(↓アキラさんがネタバレ欄で書いていますが)かなり古かったです。
友達を誘って行ったのですが、ちょっといたたまれなかった。
ISOPPさんの身体の動きだけが際立っていて、そこに☆追加。
満足度★★★
なかなか面白い
グロい表現もあるが、久しぶりに小劇場ならではの公演を
観劇した気分になった(笑)。
山犬役の役者さんの動きが凄かった!
あの動きがあった上で成立した舞台な気がする。
上演時間 1時間50分。
満足度★★★★
キモ悲しい10年間のかくれんぼ!
スプラッターにストーカー的偏愛が加わり、気持ち悪いが悲しいお話。
効果音と照明の使い方素晴らしく恐怖感を与えている。
バラバラ殺人事件の流れからの人肉カレーはまだしも、尿入りミミズカレーまでは必要ないのでは・・・。
犬役ISOPPのダンスとテラニシ役でお笑い芸人鳥肌実の顔面変化は見ごたえあります。
満足度★★★★★
なんだ、面白いじゃん!
グロくはあった。
なのでそういうのが苦手な人は注意。
どちらかというと冒頭の正気のはずの人たちの所業が引きどころかも?ヽ('ー`)ノ
ホラー的ではないので(たぶん)その心配はいらないかな。
面白かった。
劇団鹿殺しとしての作品ではないのでなんですが、最近知った身としては楽団ありきのイメージがやはり強い、というのはどうしてもある。
「欲」まみれの人間と動物
『劇団鹿殺し』を観劇すると、演劇が最先端のポップカルチャーではないかと錯覚してしまう。
舞台『山犬』はラップを吹き、ドラムを叩く専属楽団は出演しないが、ロボット・ダンスが とにかくスタイリッシュである。ステージ中央のウッド・ジャングルを、猿のように支配下に置いた その「身体性」。
「生の声」ではなく、「心の声」だ。スピーカを伝搬する。これでは「心の声」が主役に抜擢されそうだが、違う。
少人数のキャストを 「密室劇」に反映させるため脇役はいない(インドカリー調理師を除き)のだ。
満足度★★★★★
結局・・・
怖いのは“人の狂気”だなと痛く感じました。“震えるほど恐ろしい”・・・“生臭く気持ちが悪い”の方が強かったのではと思います。だからと言って面白くないかといえば“面白い”。観ているうちに体に力が入るほど舞台に釘付けになっていました。特にISOPPさんの動きには感嘆!!軽く自在、そして寂しさを感じて切ない気持ちになってしまった。見応えありです!!ちなみに暫くカレーは食べられそうにありません。
満足度★★★
拝見しました
前方から3列目、シモテのスピーカー前にて拝見しました。いわゆるサスペンスホラーというジャンルでしょうか、先行きの見えなさと大音量SEに終始怯えながら観劇しておりました。鹿のお芝居は初めて拝見致しましたが、芝居やアクトの圧倒的なエネルギーに魅力を感じました。芝居とは分かっていながらも目を背けたくなる猟奇的なシーンも多いですが、そのエネルギーを感じるために、ぜひ前列で観劇したくなる芝居だと感じました。