満足度★★★★★
流石
なんとも その時代を感じさせる
役者さんの所作や話し方 流石青組だ
前回も感じたが とにかく日本語がこれほど美しく感じるのは
この劇団特有だ
特にUPDOWNが激しいわけでもないし
きっと日常とはこうなんだろうというのに
そこに居る人の感情が伝わってくる
これはキャストさんのスキルが高いのだろう
DVDがないのが 非常に残念
満足度★★★★★
光・影・声・歌・・・
たくさんのものが融合して、こんなに素晴らしい世界が広がった。それを観られた自分を幸せだと思います。本当に観てよかった。そして、この戯曲を、より強く際立たせることができたのは、キャストの皆さんの力量に他なりません。すごい、です。言葉が出ませんでした。
満足度★★★★
その歌の軽さに満ちるボリューム感
初日を拝見。
アゴラで観たときと、物語の構造が変わっているわけではないのですが、
舞台の広さに役者たちの力がさらに解き放たれていたように
感じました。
時代と、一人ずつの歩む時間が、
その想いと共にしっかりと観る側に置かれる舞台でした。
また、それらを紡ぐ役者たちの力を
ひとりずつ、がっつりと、味わうことができました。
満足度★★★★★
無題1160(14-208)
19:30の回(曇)。18:35会場着、受付(全席指定)。青☆組は4作目、吉田さんは「Butterflies〜」を2バージョン(2013/2…こちらでは渋谷さん、吉田さん&11)。
広い会場でどうだろうかと思っていましたが、縦と横とを組み合わせたセットでした。左右いっぱいに廊下、手前/奥に段差。上手客席寄りに白い大きな円台。その奥に木戸のようなもの、天井からは数本、布上のものや灯りが垂れています。静謐、厳かな佇まい。オリジナルTシャツを着て誘導をする女性は吉田さんでした。
19:26女性が舞台へ、掃除を始める…19:31前説(130分、いつものように優しい語り)、19:36まだ受付待ちの方がいらしゃるそうで、やや押し、鳥の声〜21:49終演(ダブルコール)。アフタートーク21:53〜22:14。1階へ下りると、物販は終わっていたのでしょうか…。
アフタートーク中、客席で大きな声で話をしている方がいて、これじゃ聞こえないな〜と思った時、最前列の方がお二人、同時に、振り向いて注意…その会話の主は関係者の方でした…(ーー;)
縦横、視覚的に仕切られた空間と照明の組み合わせがとてもよく、果てしなく続く奥行きだったり、たった一人の空間であったりと自在に変化。白い紙を張った円台が積もった雪のようにも見え、灯りの濃淡が垂れている布の色合いすら変えてゆくのでした。
時代と、戦争と、没落、父と母、闇市、アジア、梅、紫陽花…そして星と氷。回想シーンや時間の循環が巧み。
多根さんは、てがみ座「地を渡る舟(2013/11)」で観ていました。
満足度★★★★
静かに
毎度感動を覚えさせてくれるが、青☆組 の芝居はとても丁寧に作りこまれている。派手さはまったくないが、かといって地味かというとそんなことはない。
時代時代にいろいろなことが起こるが、それでも時は流れ、人も少しづつ替って行く。見終わって心が清らかになった。
狙いなのかもしれないが、かごから顔を出しいるねぎが少しへたったのが気になってしまった。われながら情けないい。
満足度★★★★★
天に輝く美しい星を見つけたような作品
ある「家」の、戦前・戦中、戦後期のドラマが丁寧に語られていく。
戯曲も役者も演出も、衣装もセットもすべてが素晴らしい。
お手本にできるぐらいのクオリティ。
演劇好きの人には、どのようなタイプの人にでも、自信を持ってオススメできる作品。
満足度★★★★★
素晴らしかったです!
まるで小説を読んでいるような気分でした。役者の方々の演技がとても繊細で、当時の時代に溶け込むような自然かつ効果的な照明効果が印象的でした。初めて青☆組さんのお芝居を観させていただいたのですが、こんなに繊細なお芝居を今まで観たことがなかったので、とても青☆組さんを好きになりました。
満足度★★★★★
氷星
冒頭の10分間で一族の栄枯盛衰を見せてしまう渋谷はるかさんが素晴らしい。
この人の持つ品の良さと、背負っているものを感じさせる深い台詞が
吉田小夏作品との相性も良く、その世界観を余すところなく表現している。
叔母・姪の二代に渡って女中として仕えた梅子を演じた福寿奈央さんが
時代を行きつ戻りつしながら「~ございます」調で語る構成もメリハリがあって良い。
登場人物一人ひとりのドラマが魅力的なのは役者の力量もあると思う。
吉永家を吹き抜ける風のような、あっという間の2時間15分。
満足度★★★★★
着実にステップアップ
いつも通り、美しい作品でした。今回は役者の力量にも魅せられました。
大胆さと透明感を兼ね備えた福寿奈央。
現在から過去を行きつ戻りつ、波瀾万丈な人生を表現した渋谷はるか(文学座)、早変わりも見ものです。
大西玲子の演じた幼女・生娘も秀逸です。もちろん男優陣も。
劇場が大きくなった分、芝居全体もスケールアップした感じです。
キュンとなりながら、ホームドラマを観ているように面白く、堪能しました。