モーツァルト! 公演情報 モーツァルト!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 満足度★★★★★

    やはり珠玉の名作ミュージカルでした
    井上ウ゛ォルフガング楽を拝見しました。

    先日の観劇時は、長期公演の弊害的な惰性めいたものを感じてしまったのですが、さすが、この日は、井上さんの、東京公演楽日ということで、役者陣の気合も半端なく、名作ミュージカルの味わいがたっぷりでした。

    それぞれの登場人物のソロナンバーが、珠玉の名曲ばかりで、一々、歌詞が深く胸に沁みて、涙腺が緩みっぱなしになりました。

    初演の頃は、キャストの歌唱力に、バラつきがあり、特に、せっかくの「星から降る金」の名曲が泣くようなキャスティングの時もありましたが、今回のキャストは、歌唱力がある方ばかりなので、安心して、舞台に陶酔できて、ありがたく思いました。

    ネタバレBOX

    いつも思うのですが、アマデ役の子役の名演ぶりに泣かされます。

    今回の未来さんも、立居振舞だけで、アマデの感情をしっかりと体現され、素晴らしい演技力でした。カテコで、将来は、コンスタンチェをやりますと宣言されていましたが、本気で、彼女のコンスを拝見できる日が来ることを楽しみにしています。

    中川さんが、カテコに登場されたことも、ファンには嬉しいサプライズでした。

    モーツアルトという稀有な存在を通して、普遍的な家族劇に仕立て上げた、この作品の作者とスタッフ、キャストに、心から、敬意を表したい思いでいます。

    改めて、このミュージカルに出会えたことに感謝した一日でした。
  • 満足度★★★

    いろいろなモーツアルト
    モーツアルトに関しての芝居や映画は数々あるが、印象に残っているのは「アマデウス」。それのイメージが強すぎるのか、もう少し破天荒なモーツアルト像を想像していたので少し違った。

    そのせいか、中身が少し平板なように感じた。

  • 満足度★★★★

    天才の苦悩
    描きたいモーツァルト像がハッキリ見える演出に、好感。
    市村正親さんの病床からのステージ復帰に拍手。

  • 満足度★★★★

    初育三郎ウ゛ォルフガング
    前回の育三郎さんの公演は見逃していたので、初めて、今回拝見しました。

    初演時は、通いまくった「モーツアルト!」でしたが、数年ぶりに拝見して、どこか、出演者に、長期公演にありがちな惰性があるのではと気になりました。

    期待した、花總さんのナンネールでしたが、高橋由美子さんの姉の悲哀表現が忘れられず、少し、薄味のナンネールだと感じてしまいました。

    アマデの存在感は、相変わらず、この作品の核ですね。

    ソニンさんのコンスタンツェは、歌唱力抜群で、安心して観られましたが、彼女の可愛らしさがもう少し露出できたら、良かったかなと思います。

    ネタバレBOX

    市村さんの復帰公演、まだ少し本調子ではない気がして、心配になる部分もありましたが、健さんの訃報を聞いた矢先でしたので、改めて、市村さんの今後のご活躍を祈念しました。

    育三郎さんのウ゛ォルフガングには、そつがないのですが、その分、彼の危うさの演技表現に気迫が足りないようにも感じました。改めて、中川さんのあの役への感情移入を懐かしく思い出してしまいました。

    アマデが、ウ゛ォルフガングの腕を刺して、その血で、楽譜を書く場面では、昔も必ず涙しましたが、今回も、胸を打ち、知っていても、動揺してしまいそうになりました。
  • 満足度★★★★★

    育ちゃん
    四年ぶりの再演。待ちに待った舞台だったのですが、やはり期待以上のものでした。
    自分の人生について回る「アマデ」の存在。
    感極まっていろいろなところで泣いてしまった。

    ネタバレBOX

    レオポルトの真の愛にヴォルフガングが気づけなかったのが辛い。
    許してないはずがないんだよ。
    山口さんの声はいつも、体の中から震わされる。
    ゾクッとした。

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