つぎとまります・初夏 公演情報 つぎとまります・初夏」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    なんというか
    あの流しそうめん機から出ている振動音にいい感じにしびれました。先に進むことってなんなんだろうねぇ。

  • 満足度★★★★

    宇宙の中心的バス亭
    何気に客席は満席
    開演前から主人公2人がそれぞれの席について動いている
    暗転の後にバス停に変わった空間は
    何もないバス停のハズなのに、
    東京から逃げてきた僕は、引力に引き寄せられたのか?
    出会った「わたし」と流しソーメンを食べながら不毛な会話を始める。
    なかなか素直な言葉じりを掴んだメンドクサイ会話が楽しい
    そしてゆるぎない彼女の言葉が妙に受け入れやすい
    終盤彼女は追い込まれるけど、緊張感があってナンセンスだけじゃない
    ちゃんとしっかり、した面白いけどいい2人芝居を見れました。
    田中渚さんの根拠ない強い存在感が素敵でした。
    直ぐではないけど、また見きれない劇場でいつか観たいです。
    もう遅いけど、オススメです。

  • 満足度★★★★

    HIP HOP
    面白い。80分。

    ネタバレBOX

    中身がないと言われた小説書き(フジタタイセイ)が現実逃避し、気づいたらとある停留所でバスから降りていた。近くのブルーシートの前で流しソーメンをすする女(田中渚)にどこから来たのと話かけられる…。

    現実に打ちのめされた男と現実に生きていない女のやりとり。女は自分を女優というがドラマにも映画にも出ていないという。男はそこが気に食わない。けれど女はそれでいいと、不毛を愛していると突っぱねる。
    (生きていない)幽霊のような女との話から生きていくことのコツみたいなのを得た小説書きが現実世界から女の存在を感じるところで終幕。演じた田中の美しさだけでなく、そんな浮世から離れた感の美しさが滲んでたとこが良かった。

    空中戦みたいな会話の応酬は率直に面白いと思う。最初に見た時より動きも加わって、楽しさが増してた。
  • 満足度★★★★

    Let it go
    ありのままでー的な感想は今回初めて感じましたが、多くは前回と同じように感じました。

    ネタバレBOX

    女優とは言ったもん勝ち、あるいは収入の半分以上が女優業による人のことなのか、女優の定義はいずれでもいいですが、せめて女優さんなら箸使いぐらい何とかならないものなのかと前回同様今回も思いました。

    割った割り箸をまたくっつけたようにして持ち、先っちょだけをわずかにずらしてそうめんを挟む、酷いにも程があります。今回、作演さんが少しは指導するのかと思いましたがそんなことは全くなく失望しました。次回は女優さんを代えた方がよろしいかと思います。

    不条理劇風に見せるためなのか、えっえっーと噛み合わない会話が多用されていましたが、わざとらしく、しつこく、辟易しました。

    フラクタル性の発想によって、流しそうめん機から宇宙にまで思考が広がり、そして宇宙の広がりから一気にありのままの自分を受け入れようとする個人レベルまでフォーカスするのはさすがだと思いました。

    ただ、書けない自分をありのまま見つめ、小説化、舞台化するのはありですが一回限り許されることであり、書かないことには食って行けないのも事実です。

    西蛙井というバス停における全ては夢オチなのか現実なのか、ゴミ箱がなくなり、ぺーちゃんが卓上にある光景は心地良い不思議感覚を残してくれました。
  • 満足度★★★★★

    無題1148(14-196)
    17:00の回(曇)。16:30受付、開場、受付横から階下へ、いつものサイドに座る..この位置からだと、田中さんは主に横顔、前回とはずいぶん違った構図。

    ブルーシート、テーブル、流しそうめん器(泳ぐひよこ)、「西蛙井」のバス停、苦悩する作家...2012/12@王子小で観ているので2回目になります。

    衣装、ポジションも変わっていて、上階も使うなどありましたが、ベートーベン(第4楽章)は健在。

    フジタさんのあの麺つゆは相当濃いのではないだろうか。

    フジタさん&田中さんは「犯行予告(2013/12@サブテレ)」「シスターストロベリー(2014/5@櫂)」を観ていて、今回で4回目。

    客入中BGMなし、小説家の横には本棚、夏目漱石集、岩波や学術文庫、16:59前説(75分)、田中さん舞台へ(今回は「白」。タオル、カーテンレース等でつくった衣装、肩ひもはビニールひも、サンダルも白)、流しそうめんの準備、~18:19終演、台本を購入する。

    2回目だからか、色の変化が影響したのか、ふたりの間に生まれる気持ちの揺らぎがよく伝わってくるように感じました。

    この世は「流しそうめん器」、どこにも行けない私たちが地蔵を前にしてできること、なすべきことは何だろう。待つもよし、進みながらどこかで寄り道をするもよし、そこが「舞台」なのであれば。

    これで終わりではなく、また上演してほしい作品です。

  • 満足度★★★★★

    初夏
    前観た時よりずっと良くなっている。

    正確には意図が伝わりやすくなっている。

    ちっちゃいことばかりだけど。

    凄く良い。

    バッジもらった。「初夏」

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