満足度★★★★
宇宙の中心的バス亭
何気に客席は満席
開演前から主人公2人がそれぞれの席について動いている
暗転の後にバス停に変わった空間は
何もないバス停のハズなのに、
東京から逃げてきた僕は、引力に引き寄せられたのか?
出会った「わたし」と流しソーメンを食べながら不毛な会話を始める。
なかなか素直な言葉じりを掴んだメンドクサイ会話が楽しい
そしてゆるぎない彼女の言葉が妙に受け入れやすい
終盤彼女は追い込まれるけど、緊張感があってナンセンスだけじゃない
ちゃんとしっかり、した面白いけどいい2人芝居を見れました。
田中渚さんの根拠ない強い存在感が素敵でした。
直ぐではないけど、また見きれない劇場でいつか観たいです。
もう遅いけど、オススメです。
満足度★★★★★
無題1148(14-196)
17:00の回(曇)。16:30受付、開場、受付横から階下へ、いつものサイドに座る..この位置からだと、田中さんは主に横顔、前回とはずいぶん違った構図。
ブルーシート、テーブル、流しそうめん器(泳ぐひよこ)、「西蛙井」のバス停、苦悩する作家...2012/12@王子小で観ているので2回目になります。
衣装、ポジションも変わっていて、上階も使うなどありましたが、ベートーベン(第4楽章)は健在。
フジタさんのあの麺つゆは相当濃いのではないだろうか。
フジタさん&田中さんは「犯行予告(2013/12@サブテレ)」「シスターストロベリー(2014/5@櫂)」を観ていて、今回で4回目。
客入中BGMなし、小説家の横には本棚、夏目漱石集、岩波や学術文庫、16:59前説(75分)、田中さん舞台へ(今回は「白」。タオル、カーテンレース等でつくった衣装、肩ひもはビニールひも、サンダルも白)、流しそうめんの準備、~18:19終演、台本を購入する。
2回目だからか、色の変化が影響したのか、ふたりの間に生まれる気持ちの揺らぎがよく伝わってくるように感じました。
この世は「流しそうめん器」、どこにも行けない私たちが地蔵を前にしてできること、なすべきことは何だろう。待つもよし、進みながらどこかで寄り道をするもよし、そこが「舞台」なのであれば。
これで終わりではなく、また上演してほしい作品です。
満足度★★★★★
初夏
前観た時よりずっと良くなっている。
正確には意図が伝わりやすくなっている。
ちっちゃいことばかりだけど。
凄く良い。
バッジもらった。「初夏」