パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~ 公演情報 パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★

    ケラさん曰く、名作というものは先にやったので。
    今作は珍作・奇作~自作と言えるとの言葉どおりに、幕間の脱力ダンスなどがユニークでした。 (まぁ動画放映見てたので、少ししか見れなかったし。例の「においシート」は想像でしか味わえなかったが。) 客席という定点では味わえない多角からのシーン・役者さんのUPなどは流石に動画の強みだなぁと楽しめました。聞き取り難かったりする台詞なども繰り返し見れるというのも良かった2時間30分。 (通しで見なくても済むところも生活にリーズナブルでありやした(^^)&(役者さんの役と本名まで表示されますしね)

  • 満足度★★★★★

    センス
    こういうのって、脚本のセンスが非常に問われるわけですが、流石というべきか。

  • 満足度★★★★

    古いのにオシャレで新しい、モダンな脚本。
    「岸田國士」の名前は演劇賞でしか知らない、
    にわか演劇ファンの私ですが、楽しめました。
    古いのにオシャレで新しい、モダンな脚本。
    現代ですらちょっとおかしい男女関係に、
    普通に続く日常会話。
    そこにいきなり、地球規模の出来事が!!
    何と言うぶっ飛んだ展開。
    そして、今風でモダンなかわいい衣装にダンス。
    円形劇場も良かった!
    けど、青山円形劇場も残すところあと1年の命!
    ゆるせませんねぇ!

    ネタバレBOX

    地球に彗星が激突!だなんて!
  • 満足度★★★★

    観た
    「犬は鎖につなぐべからず」に続き。当日券を無事ゲット。

  • 20140503
    (^・ェ・^)

  • 満足度★★★★★

    玄人
    実にうまい。欠点は上演3時間10分に対してここの椅子は苦痛なこと。

  • 満足度★★★★

    男と女
    中心に「46」、両端に「XX」「XY」の文字が光る、人間の男女の染色体を表すモビールの下の円形ステージで男と女の様々なやりとりが展開する、味わい深い作品でした。

    短編戯曲を単純に順番に上演するのではなく、途中で一旦他の話に移ったり、台詞や小道具に関連を持たせたりして展開し、全体として一つの世界を作っていました。ドラマティックな展開は無く、登場人物もどちらかというと平凡な人ばかりで、狡猾だったり抜けてたりしても逆にそこに人間味があって愛おしさが感じられました。何気無い会話の中に印象的なフレーズがありました。

    どの役者も演技が魅力的で、古めかしい言い回しの台詞も自然に響き、耳に心地良かったです。作品毎に役が変わるので、それぞれの役者の多様な面が見られて楽しかったです。

    各作品の終わりで映像で題名と配役が表示されるのも親切で、かつ長い上演時間の中で程良いブレイクとなっていました。
    こすると匂いが出る「ニオイシート」が配布され、指示された場面で匂いを嗅いで物語の中で漂う匂いを実際に経験する趣向があって、視覚・聴覚だけでなく嗅覚でも楽しめましたが、嗅ぐ行為によって折角の良い雰囲気が途切れてしまうのが勿体ないと思いました。

    和装と洋装がポップにミックスされた衣裳が美しく、物語の世界観にもマッチしていて良かったです。

  • 満足度★★★★★

    二度観
    何度観ても面白い。といっても2回目でしたが…。これはあの円形劇場という雰囲気からも出来上がるのだろうなぁ。毎回違う何かがあるんだろうなぁ。セリフのよさが脳のどこかにひっかかるようになっているのは脚本力なのか?演出力なのか??振付も衣装にあっていて音楽も心地好い。いやぁ~面白い。

  • 満足度★★★★

    モダンでハイカラでファンタジーな舞台
    長丁場で座席の座り心地を噛み締めながら、円形劇場で見る舞台はこれで最後なのかなーと思ったら、ちょっとしんみり。
    その当時のノストラダムス級のパニック騒動を下敷きに、岸田戯曲七篇をまとめた舞台。
    ナイロン流にモダンハイカラ感満載なのに、老舗の〜〜座とかの上演目を見ているかのよう。衣装や振付けの素敵さはいうまでもなく◎
    いい大人の愛嬌や理屈、しっかりしているようでダメ人間ぶりは現代のニート感覚に通じたりして。
    きれいな日本語文体の古典派文学読んだような観劇でした。
    休憩10分込み、約3時間10分。

    ネタバレBOX

    ニオイシートはかなりこすりましたw。バナナとゆずはわかったけど、「恋愛〜」の匂いがすぐにはわかんなかったw
    「恋愛恐怖症」の恋愛の駆け引きが何とも言えず切なく「長閑なる反目」の居候のふてぶてしさにクスっとさせられたり。「ママ先生〜」はキャリアウーマンの苦悩する日常生活と仕事って感じだった。
    現代人体型には袖丈が短い和装衣装もあり、踊るシーンでは上肢丸見えになるので、その時の衣装だけでも小袖の衣装でよかったような気も。ちょっとした仕草でもっと綺麗に見える所作もあったと思うが、軽妙な振り付けには似合っていた。
    緒川さんの薔薇柄の訪問着?付け下げ?の着物姿がまた美しい!長田さんと安澤さんの羽織も可愛かった。
  • 満足度★★★★★

    素材と演出のコラボレーション
    絶妙なコンビネーションとでも表現すべきなのかな。
    良い素材を良い料理人が調理すると、それなりの良い結果が出るように
    良い戯曲を良い演出家がコーディネイトした当然の結果ですかね。

    ネタバレBOX

    ニオイシート、こする前から結構プンプン匂ってましたね。
  • 満足度★★★★★

    パノラミック
    久々のナイロン。いつものようないやーな感じとか、ダークな部分とかはなく、ただただ日本語の美しさ、戯曲への真摯な向かい方などさすが老舗の劇団っと感じました。円形劇場最後とのことですがまたこのような形でやっていただきたいものです。

    ネタバレBOX

    衣裳とダンスは本当に一級品!!
  • 満足度★★★★★

    初ナイロン100℃
    そして初めての岸田國士。
    特に気に入った「恋愛恐怖病」の戯曲を軽く読んでみたのですが、違いが見付けられないくらいそのままで、驚きました。それでこんなに面白いのか!と。
    てっきりもっとアレンジして、見やすいものにしてあるのだと思っていました。戯曲が面白いだけでなく、見せ方もすごくうまいってことなんだろう、くらいのことしか分かりません!すごい!

    あと気に入ったところは、和装をアレンジした衣裳。
    誰を見ても、ずっと見ていたいくらい可愛くて。おまけに衣裳替えも多いので、ダンスで一度に出てくるシーンなどは、とても目が足りません!
    目当ては花組芝居の植本潤さんでしたが、他の役者さんも素晴らしい方ばっかりで、目移りしまくりでした。楽しかったー!

  • 満足度★★★★★

    五感フル活用
    ナイロン100℃らしさというか、久々にクスクスしながら観劇しました。目・耳・鼻からの刺激が脳に…面白い。岸田國士の脚本の面白さったらもうホント…。さらに青山円形劇場をフル活用している振付。豆千代さんの衣装は必見。頭の先から足の先までこだわっていることが伝わってきました。いつもながらのパンフレットのこだわりとか…。もう1回観ます!!

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