期待度♪♪♪♪
鮮やかな色彩がくすんでいく
この団体の作品には、静謐ながら内実激しさを持ち、余韻のある美しい物語を描く、という印象がある。今回のテーマは近年話題となっている若年性痴呆症とのこと。説明にある“私たちの物語”にぜひ立ち合いたい。
期待度♪♪♪♪
認知症
長生きするようになった我が社会、家族の誰かが認知症の患者を持つ人々も増えた。実際、ヒトごとでない。
一方、ヒトは自らが他の総ての動植物を支配する根拠として、知を言い訳としてきた。認知症になってしまった人々は、知を標榜するヒトの範疇に入るのか? という問いかけも、我々、東洋人、ことに、仏教を信奉していると形式的にせよ、認めている人々には、深刻な問いであるはずだ。仏教は、総ての生命の価値は同一だとしているハズだからである。日本の場合、問題は無論、更に複雑である。そうやって仏教を信じてきたハズの人々が廃仏毀釈をイデオロギー的葛藤なしに、成し遂げ、西欧の論理、倫理を受け入れたかのように装ったからである。其処に、思想的葛藤もなければ、思想レベルの総括のかけらもない、。それどころか、これらの事実を認識しようともしない。こういう態度を下司というのだ。利害得失だけに目を向け、目先のことさえ上手く回ればそれでよしとする。本質を見ようともしない救いようのない馬鹿である。
果たして、忘れるという事を通して、この腐りきった人々の知の闇は少しでも照らされるだろうか?
期待度♪♪♪♪♪
身につまされる
若年性痴呆症・・・なかなか深刻なテーマです。忘れるとはどういう事なのか、覚えていればいいっていうものでもない。心温まるお話を期待しています。是非、観たい!
期待度♪♪♪♪
過去評価が気になる・・・・・。
特に「月の岬」の高評価が気になって眠れない~(笑)あの難しい劇でどうやってあれだけの高評価を?と興味津々です。そう思うといかにも今回の舞台も長く続いている劇団がチャレンジしそうな内容。未見の劇団なのでぜひ一度見てみたい。