満足度★★★★
結構、意味深、かな?
少し時間が経ってしまったので記憶をたどりながら書きます。単純に2編のストーリーが面白く、それぞれ引き伸ばして1本ずつで見せてもいいのでは、と思える。しかし、それが漫才コンビ(だっけ?)が別々に出ていた芝居だったとはちょっとビックリ。(少し無理やりな感じも)
どうも私はぼんやり観ていたようで、冒頭のシーンで仲違いした数組が(元恋人だったり先輩後輩だったり)別の芝居に登場していた、というのも当日パンフを見て気付いたのでした。
当然これが「共演NG」を表しているのだが、個々の短編の中にもNGがあったようだ。それは「片想い」という一方的なNG(=No Good)。
そう思って舞台上を見ると後方に舞台幅大の巨大な「N」が屹立している。前面に小さ目の「N」とその前にさらに小さい「G」のオブジェが。
まるで“人生とは辛くうまくいかないことばかりで、楽しくてうまくいくことはほんの少し。でも、その時のために我々は生きている”とでも言っているようだ。(考えすぎかな)。
でもそれだけ考えさせる舞台というもは楽しいものだ。
満足度★★★★
開けてびっくり感×2倍
面白かったです!グリコのキャラメルにオマケが2箱ついているかのような、開けてびっくり感×2倍。
劇中劇ってあまり観たことがなかったので余計に新鮮でした。
舞台×2が警戒アラーム?と共に接近する部分はいい感じに不真面目で、遊心があって楽しかったです。
その対比として、共演NGという緊張感のあるコンセプトや役者さんの熱演が真面目にビシバシッと伝わってきました。
満足度★★★★
緻密な演出と美しい美術
緻密な演出と美しい美術は、フルタ丸さんの特徴です。
役者も常に安定していて、ヘタクソが一人もいない。
緩急・強弱があり、毎回見ていて安心します。
無題1117(14-156)
19:30の回(晴)。18:45受付、18:59開場。19:25前説(100分)、「N」「G」を示す舞台装置、19:30開演~21:09終演。「ゴールテープ(2011/7)」「うつくしい革命(2012/8)」「匿名家族(2013/5)」「Parallel(2013/11)」、本作で5作目。
2つの世界を対比させ、どうみせるかが面白いところではないかと思っていたのですが、本作、並行するお話自体は普通で、とりたてて意表を突く接点がないまま終わってしまいました。
どうしても前作と比較(するのがよいとも思わないのですが)しながら観てしまいました。チラシのイラストは「水と油」でしょうか。
満足度★★★★
楽しめました
正直言って「共演NG」のコンセプトはよくわかりませんでしたが、当時進行で進む話はいずれも楽しめました。こういう舞台の使い方はホントにうまいですね。
満足度★★★★★
ネホリーとハホリー☆
(^^)/19日(月曜)の昼、下北沢で
[劇団フルタ丸]の、
【共演NG】を観てきました☆
面白かったです。
いろいろな共演NGコンビが織り成す、
重層的な舞台構成☆
脚本の視点が見事です♪
細かい笑いもいっぱいで、
後半の展開がスリリング!
観劇日記をブログに書きました。
満足度★★★★
洗練と深みをどう同時に表現するか
芸能界には、決してコイツとだけは組みたくない、とか一緒に出るなら自分は降板するとかという関係が存在するという。今作は、その手の話だ。無論、誰しもこういう人は自分とは合わないとか苦手だとかいうことはあろう。余程、意識し努力して壁を乗り越えようとし、且つ、自らの利害がそうして乗り越えた時にしか拡大できるのでもなければ、矢張り自分でそのような努力をする気にもならないのは自然かもしれない。芸能界等の場合、自分の個性を売っているわけだから、合わなければ一緒に仕事はしない、というのが当然の流れなのかも知れない。きっかけは色々だろう。同じ人を好きになって仕舞って恋のライバルとは上手くゆかない、とか。
満足度★★★★
アイデアがいい
平行して進む舞台はみかけますが、この話はそれとは違うところの発想は良かったと思いました。
テンポもよくて、あっという間におわりました。笑いもありとても見やすい作品です。
満足度★★★★
テンポがよくて楽しめました
セリフもしっかり聞こえ、言葉のラリーもとても良かったのですが、共演NGっていう所が、よくわかりませんでした。
本当に役者さん同士の共演NGなのか、あくまで演劇的な舞台の上の人生での共演NGなのか。
私の理解力が低いと言われたらそれまでですが…
満足度★★★
面白い試み
2つの話が時には交互に、時には同時に進行していき、見る度に感想が変わりそうな作品でした。個人的には「悪魔の置手紙」が好みでした。NとGがふんだんに使われている舞台美術や、両チームが演技を始める前にやる円陣が可愛いかったです。
満足度★★★
面白いチャレンジ
チャレンジング興行は3作品とも観劇させていただきました。
第一弾、第二弾はタイトルと演出が直結していて、おおっと驚かされたのですが、
過去2作品と比べるとインパクトにやや欠けるかなと思いました。
共演NGということが今回の演出である必然性が(私には)あまり伝わりませんでした。
ただ、その試み自体は面白かったですし、
作品自体も楽しめました。
演者さんでは幸村役の力武さんの演技が良かったです。
終盤のシーンで見せる感情にセリフが追いついていかない感じがリアルで、
刹那的な狂気を強く感じました。