ぬれぎぬ 公演情報 ぬれぎぬ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 45件中
  • 満足度★★★★★

    毎回
    アマヤドリの公演を観るたびに思うのです。舞台はイキモノでナマモノだと。この作品も、初日から千秋楽に向けてどんどん進化していました。それも大胆に。台詞や場面がカットされたり、増えていたり。よりよいモノにしていこうとする劇団の姿勢が感じられます。次回作も楽しみです。

  • 19:30。
    後ほど。

  • 19:30。
    後ほど。

  • 満足度★★★

    少し違うアマヤドリ
    前半、物語的にどう進めたい、どちらに進めたいのかちょっとつかみきれず世界観に入りきれない感はあったが、いつもと違うアマヤドリ、なかなかにはよかった。

  • フリーパス
    結局フリーパスを持っていながら初日しか見れなかった。

    アマヤドリは、お話が持っている行間と余韻が少し自分の理解できる範囲の1.2倍ぐらいある感じなので、1回だけだと消化不良。

    でも悪人2人が善人に、その他の人が悪人に見えたのは不思議。

  • 満足度★★★★★

    重厚な会話劇
    独特のファンタジー要素も乱舞もありませんでしたが、驚くほど濃密に「アマヤドリ」の空気が感じられ、広田さんの戯曲力と役者さんの力をひしひしと感じました。ただ、今回体調が悪い中観てしまい、思うように舞台を見つめられなかったので大変申し訳ない思いです・・・ロングランなのでもっと早く行っていればフリーパスで何度も観られたのに、と後悔しきりです。すみません、次回公演を楽しみにしています。

  • 満足度★★★★★

    良作
    劇団員のみでの公演。群舞なし。と観る前にはどうなるのかと疑問でしたがそこは達者な広田さん、濃密な会話劇に少ないセットを効果的に使い心に刺さりました。満足。

  • 満足度★★★★

    現実的な話は、気が重い
    全体的に、

    身近に起きて居る事や、

    店員さんの言葉や態度

    気分を害する事が、身近に沢山ある事をこの舞台で表現して居ました。

    身近に良くある事なので、観た方なら経験をして来た筈なので
    嫌な記憶が、どうやっても思い出されます。

    脚本としても、忘れてしまいたい嫌な出来事を、敢て書いている
    という事に、凄さを感じました。

    役者も、良くいる店員「大変申し訳ありませんでした」と
    心にもない謝罪を、しっかり再現している。

    観て居て、嫌な思い出なので「良かった」とは、即答出来ないのが
    アマヤドリさんに、申し訳ない気分です。

    非常に良かったのは、衣装デザイン
    白 黒 緑
    この三色で、構成された衣装は非常に良かった。
    敢て、付け加えるならば

    パンツや、スカートで、黒が無かったのでバランスが取れて居なかった
    自前で買って着ているのが感じられるので、色が有って居てもバラつきを感じました。

    黒のスーツが、薄い黒だったので浮いていた


    最初の案内
    舞台が始まる前に、案内が有った
    「重たい話です」と言う一言が合ったので、最後まで観て居られました。
    正直、目を背けたくなる話なので、最初の案内は、助かりました。

    携帯電話の注意を、入念にされて居ましたが、もう少し優しく
    「話しの中で、携帯を使うシーンがある」と、言って頂いた方が
    怖い気分に、ならないで居られるので言葉的にお願いしたいと思いました。


    舞台道具
    舞台向かって右に冷蔵庫があり、最後まで使われる事が無かったので
    舞台が、見えにくかった
    客席として、見えない席に座ってしまった事を後悔した

    役者
    皆さんも仰る通り女優さんは皆さん非常に、上手でした。
    なので
    男優さんの、差が出て来ました。
    男優さん、舞台上でキョロキョロするのは、もう少し頑張って欲しいです。

    演出
    舞台上両サイドに、黒い椅子が置いてあるのですが
    その椅子に座って居る役者さんが、素の状態だったので
    控室を舞台上に挙げたのか?
    意図が解らなかった

    これからも、頑張ってください

  • 21日(月)観劇
    抽象的に長机と椅子を配置したセットの使い方が素敵でした。

    ネタバレBOX

    囚人の方とお話をするうえで、有島があまりに感情的に話を進めていて恐怖すら覚えました。女性のキャラクターにあまり魅力を感じませんでした。

    せっかくの劇団員のみの公演でしたが、このストーリーならキャラクターを削ってもっと掘り下げた方がよかったのでは、という印象でした。
  • 満足度★★★★★

    4回目
    初期2回、中期1回に次いで4回目。いくつかの加減部分ははありつつ、全体的には蛇行した水路の曲がった部分がより深く削られるが如く要所要所が「濃く」なってアクセントが付いた感じ。
    初期・中期・後期それぞれに味わいがあり、ロングラン公演の面白さ(とフリーパスチケットのありがたさ)を実感。
    なお、筆談による会話シーンの「筆談らしい感じ」の台詞回しも巧い。

  • 満足度★★★★★

    2回目
    観るほどに味わいが拡がる芝居だったと思う。こちらの受容の幅も拡がっているんだと思うが,いろいろと考えさせられた。今作は「悪と自由」の三部作の第一弾ということだが,第二弾が今から楽しみである。ホント良い芝居を観ることができた。また,芝居は生もの,公演中にもどんどん変わっていくものと感じられ,感心させられた。

  • 満足度★★★★

    3回目
    舞台上の冷蔵庫の駆動音すら気になるほどの静かな演出。音響も最低限。淡い照明と陰影の演出はいつも通りだが、群舞はなくガッツリの会話劇。物凄く繊細なタッチで描かれる「悪と自由」の物語。そこにあるのは絶対悪と悪人ではなくて、普通の人の正義と罪のお話。

    ネタバレBOX

    登場人物達が語るそれぞれの価値観は、それぞれに理屈があって何らかの正義がある。社会的には犯罪かどうかで線引きされてはいるが、実際にはどれも罪。なのに自身では悪いと思っていない。身に覚えのない罪=「ぬれぎぬ」というのが、兎に角震えた。

    劇団員のみの公演のため演者の完成度が素晴らしく高い。全員がそれぞれに印象的で心に残っている。敢えてワンポイントだけ挙げると、笹井里美の涙する姿、糸山和則の狂気、松下仁の冷徹さ、小角まやの怒り、中村早香の孤独、榊菜津美のキュートさ、渡邉圭介の気合い。

    衣装も印象的。あの色使い好きだ。どんな意味使いがあったのかは分からなかったけど、皆似合ってて格好良かった。そういえば、榊菜津美、前作からガラッと髪型違ってて吃驚した。まぁ、前作も大概には吃驚させられたけど。
  • 満足度★★★★★

    対話の難しさ、尊さ
    「悪」に対して真摯に、真摯に向き合っている作品。その作品作りの姿勢に感服しました。
    役者さんの演技も素晴らしく、舞台設定や囚人二人の述懐についても、納得はできなくても、「そういうこともあるかもしれない」と思ってしまう危うさがありました。

    「対話」という営みについて考えながら観させていただきました。

    月並みな言葉ですが、とっても面白かったです!次回作も楽しみ!

  • 満足度★★★

    なんとなくモヤモヤ感・・・
    役者さんの演技がしっかりしているので、安心して観ていられます。
    しかし、”特区”の設定の必要性がよくわかりませんでした。

    ネタバレBOX

    不倫に関して揉めるのであれば、浮気OKの”特区”の設定は不要では?また、民間が刑務所ビジネスに参入するには、別に”特区”である必然性は無いわけで、なぜこの設定になったのか・・・?
    更に、ラスト10分になって新たな謎が入って、そしてそれを直ぐに収束という目まぐるしい展開が急すぎました。
  • 満足度★★

    わけワカメ……
    どう書いてよいのやら…
    後日、まとまってから書きます。

    ただ、すっごく「浅い」創りでした。

  • 満足度★★★★

    良かった
    4/3マチソワ、4/5ソワの3回観劇しました。
    3日ソワからの5日ソワの時点で既に細かな演出の変化があり、興味深かったです。

    他は、ネタバレ欄にて

    ネタバレBOX

    アマヤドリの特徴的なセリフ回しや踊りがなく、新しい印象のアマヤドリだったと思います。
    完全暗転せずに始まる開演の仕方が好き。音照の使用が最低限で、然るべきシーンで大きな効果を発揮していたと思う。
    中盤の、途中でMが入る門田の語りシーンが好き。
    登場人物それぞれが悪を持ちながら、一方でそれは本当に悪なのか? 各々の正義や誠意が悪に見えているだけではないか? と感じながら観ていました。誰にも賛成できない一方で誰も憎めない、そんな印象でした。それがすごくいいなぁと思いました。

    初見は尺が長く感じました。
    あと、小ネタはちょっと微妙でした。
  • (>_<)
    役者さんたちの熱演で、なかなか怖かった。ラストの予想外の展開には感心しました。照明も良い具合に怖さを表現していたと思う。空調が暑くて、観劇にはしんどい環境でした…。

  • 満足度★★★★★

    軽やかさと熟成感(3回目)
    初期と較べて軽やかさと熟成感が増して全体がクッキリした印象なのは観るのが3回目だからか?(反語的用法)
    あと、今日やっと気付いたこと(←ネタバレBOXへ)もあり、(プレミアム)フリーパスの威力まざまざ。
    さて、楽日前のマチネやいかに?

    ネタバレBOX

    向井・有島のゴタゴタに巻き込まれた次の場で占部と村田の間に「共犯者意識」的なものが生ずるのが見えた。前の場で少年院経験があることを(観客が)知った後なのが巧み。
    また、門田・占部の負のオーラにアテられる向井・有島に「呪怨」や「SW」を連想したりも…(笑)
  • 満足度★★★★★

    雰囲気
    落ち着いた雰囲気と不穏な空気。素敵。
    どこかおかしいのに人間みんな理解できる部分もある殺人犯の台詞が好きでした。
    服装が黒白緑で統一されてるのが個人的に好きでした。

  • 満足度★★★

    4月2日(水)の回を観た
    2公演目。
    なので感想は2週間ぐらい古い。

    私の「アマヤドリ」(ひょっとこ乱舞)への期待度からすると、足りない。

    ネタバレBOX

    ど、ストレートなストレート・プレイになっている。
    私が勝手に名付けている「ひょっとこフォーメーション」の乱舞もない。
    1人の役を2人以上の役者が演じることもない。
    台詞劇。

    俳優が裸にされているようだ。

    そして、確かに面白い。
    2時間近い上演時間なのだが、ずっと惹き付けられる。

    「罪」に対しての距離感がとても面白いのだ。
    犯罪者の冒した「罪」に対しての犯罪者本人とそれを更生しょうとする派遣社員たちの「罪」のイメージ。
    そして、更生させようとする派遣社員夫婦間での「罪」のイメージ。
    それが重なり合うことで、「罪」の意識が浮き彫りにされるという構造がとてもいいのだ。

    前にも書いたが、アマヤドリは、ひょっとこ乱舞から劇団名が変わっただけでなく、変化してきている。
    ひょっとこ乱舞の皮を脱ぎ捨てようともがいているように見える。

    その意味での過渡期の1作ではないだろうか。

    そして、私の期待度から言うと、4月2日に観たこの作品は、少し足りない。
    足りないのは「緊迫感」。

    舞台にキリで穴を開けるような緊迫感で出てこない。
    殺人犯の門田(糸山和則さん)がキーマンではないかと思う。
    彼によって、彼と絡む役者への変化も出てくるだろうから、この作品は大きく変わるのではないだろうか。

    有村(笠井里美さん)と向井(松下仁さん)がガッツリ語り合うシーンや、占部(中村早香さん)のシーンの会話はスリリングであるから、それより前の部分での緊張感が高まっていれば、ドラマはもと動き出すのではないだろうか。
    佐野(小角まやさん)は、役の設定もあり、なかなかいい。

    ひょっとこ乱舞には、物語が大きく動くような一瞬があった。
    そこからぐるりと世界が回るような快感が、だ。

    一見静かで、淡々とした作品なのだが、この作品の持っているポテンシャルであれば、そして、役者&演出によれば、そういうダイナミックさが、静かな芝居を観ている観客の心に訪れることは可能だと思うのだ。

    フリーパスを購入したので、このあと、少なくとももう1回は観に行きたい。
    そこで、2日目に観た、この作品がどう変わっているのか、あるいは変わっていないのかを確認したいと思う。

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