満足度★★★★★
綺麗で繊細
初めてのMono-Musicaはこの公演です。
ヤマケイさんとキャストの皆さんが作り上げる、綺麗で繊細な世界に引き込まれて、観終わった後はフワフワした気持ちでした。
まだ知って1年も経っていないヒヨッコファンですが、第十回公演を観劇出来る事が嬉しいです。
何ヵ月も前ですが、Mono-Musicaを好きになるきっかけとなった大切な公演なので、今さらですがコメントを残させていただきます。
満足度★★★★★
言葉では言い表せない美しさ
期待通りの・・・いえ、想像をはるかに上回る美しさでした。1シーン1シーンが、まるで切り取られた一枚の絵のよう。それが織り重ねられて、物語を紡いでいるという印象です。シンプルながらも丁寧に作られた世界観のクオリティの高さ、衣装・装置・照明・出演者、すべての表現による視覚的な美だけでなく、音に対するこだわりも強く感じられます。音響のバランスが素晴らしく、観客は自然に物語の世界にいざなわれます。
登場人物達の人間性と感性と個性、各々の優しさと哀しさと強さ、それをひけらかすことなく、むしろ秘めることでかもし出す、その絶妙なバランスが何とも言えず、観る者の心を惹きつける。
彼らがそれぞれが背負う罪に共感しこそすれ、誰しも咎める気にはならないでしょう。少年たちの心がどこまでも純粋であるが故に、残酷な現実や罪すらも、これほどまでに美しい物語として昇華させることができるのかもしれません。おそらく、これが少女達の話となると、また違ってくるんでしょうね。
満足度★★★★★
移動サンクチュアリ
22日夜と23日千穐楽夜の部を二回観劇しました。
モノムジカさんの観劇は2作目ですが、ますます魅了されました。
音楽も内容も期待以上に素晴らしく胸打つもので、身体に電流が駆け抜けるようなシーンの連続でした。
神気迫る4人のお芝居!アルバローザでも凄いと思ったのですが、演技力表現力の素晴らしさに圧倒されます!!!!!!
ヨハンが本当に殺されてしまいそうなシーン、呼吸を止めて魅入る感じ、強烈でした。
お芝居だけでなく歌もダンスも三拍子揃う舞台って、滅多に観たことありません。
激しいダンスシーンも圧巻でした。あの音楽劇の中でダンスシーンが観られたのも凄く嬉しかった。
しかも、激しく踊りつつ歌ってるって!ブレズに!ソプラノも!驚愕しました。
いやぁ~~4人のコーラス美しかった~~~♪
カッチーニのアヴェマリアも大好きなのですが、「アルバローザの花嫁」トト・ルチアーノ役の歌声から一変、MIKUさんの美しく透明な声、情感がしっかり伝わり、鳥肌止みませんでした。
22日、ラストシーンで、ルカの頬を伝わる涙が美しく、心震えました。
沢山沢山!心に残るシーンの連続です。
この作品も何度でも観たい作品でした。
スタッフの皆様や当日お手伝いされていた劇団員の方たち、皆さん温かい!終演後、キャストの皆さんや、脚本演出ヤマケイさんたちと客席とのやりとりを見ていると、本当に素敵な温かい劇団だなと思うことしきり。
モノムジカさんて、移動サンクチュアリだなと再確認しました。
今後も、周囲のいらぬ雑音に耳は傾けても、心痛めずに、罠にもはまらず、皆様の信念を貫いて、どうかまっすぐいかれてください!と、祈るような心持ちでいます。
本当に素晴らしい舞台、心洗われました。
ありがとうございました。(o_ _)o
7月コンサート、12月本公演も楽しみに伺います。
満足度★★★★★
昨日に続き、
2回目の観劇。
今回、とても会場が暖かかった。それは、(自分も含め)リピーターが多いからか、千秋楽独特のスペシャル感が会場を覆っていたからなのか判らない。
場内の泣き、笑いの反応がとても良かった。
満足度★★★★★
無題1046(14-085)
18:00の回(晴)。17:15受付、開場。カウンター側が客席(椅子+クッション)、楽日、満席、下手に木製(白木)のベンチ。17:50前説(アナウンス、80分)、18:01鐘の音、暗転~19:26終演。「アルバローザの花嫁」からで2作目。
「ギムナジウム」...というと「11月のギムナジウム」、4人なら「1999年の夏休み」とどんどん思い出します。
※「11月のギムナジウム(初出1971)」。小学館の文庫版は1976.4.月に買っています。
最初の「声」「ハーモニー」..ここですでに決まってしまったようで、4人の声がはっきり聴こえます(天井にマイク)。正面の壁に映る洋風の窓枠が寄宿舎らしく、黒く細いタイ、白いシャツが清らかでなければならない少年が纏うべき衣に見えてきます。
満足度★★★★★
素敵なステージでした
初めて観たMono-Musicaさんの舞台、とても素敵でした。
セリフや歌がないところでも、顔を歪め、苦悩を全身で表す姿に何度も涙が出ました。
ブログも拝見致しましたが、メンバーの皆さんがとても楽しそうに生き生きとお稽古されているお姿が書かれていたのが印象的です。カーテンコールでも、出演者同士が笑顔で目と目を合わせているお姿にこの劇団の団結力を感じました。
スタッフの皆さんの細やかなお心遣いも嬉しかったです。
また別の演目も是非観たいと思いました。
満足度★★★★★
とても美しかったです
小さな会場いっぱいに使ったダンスはとても迫力があり、出演者の方々の歌声が場内隅々まで響き渡り、とても素晴らしい舞台でした。
問題を解決したり、見終わってすっきりするか、と言われたら「いいえ」という答えになりますが、青春や思春期特有の危うさや少年同士の妖しさ、結末はバットエンドにも取れるかもしれませんがそれでももう一度観たい、と思える舞台でした。
女性が演じる少年達は中性的な出で立ちで、少女漫画の世界から出てきたようでいて、長野まゆみや森茉莉の小説を彷彿とさせるような世界観にとても合っていたと思います。モノムジカさんの舞台は初めて観劇しましたが、ファンになってしまいました。
満足度★★★★
清く綺麗で残酷で
萩尾望都の学園物の世界のように,清く時には残酷な世界を現していました。これを綺麗に彩っていたのは素敵な歌声,心に染み入りました。この劇団,初見であるけど,もう10周年とのこと。知らなかったなぁ。今後は注目して見ていくことにしましょう。