満足度★★★★
当時の苦労と挑戦が…
アメリカ統治下における沖縄の高校が甲子園出場を果たす…大変な苦労があったと思う。当時の沖縄における社会状況など、演じられているのを観て、「あぁ、そうなんだ」と思うが、やはり状況の説明に終始したかも…。甲子園出場までの苦労について、もっと球児目線でエピソードを入れて描いてほしかった。公演では案外すんなりと甲子園出場を果たしたように感じる。公演全体を通じて盛り上がりというか、高揚感が今ひとつ…。テーマ脚本は面白い。それだけに、淡々とした芝居で、感情移入できなかったのは残念だ。
満足度★★★★
大変だったと・・・。
当時はまだ沖縄返還前・甲子園出場だけでもすごい出来事だったと思います。その後沖縄と言えば全国でも有数の県のひとつになりましたが。作品はとてもよかったと思います。
満足度★★★★
全てが負けからのスタート!
私の記憶に残っている一番古い甲子園出場高は沖縄返還後の1975年赤嶺投手要する豊見城高、勿論監督は栽さん。
あの時のアルプススタンドでの応援が、テレビ観戦にも拘らず、他と何となく違うと感じていた。それは、沖縄の皆さんの思いが深く単なる野球の応援ではなく、沖縄自身の戦いなのだということが少なからず理解できました。
「幻燈辻馬車」とは全然ちがう顔の俳小の舞台に劇団の懐の深さと厚みを感じた。