期待度♪♪♪♪
虚ろなるモノ
歪んだ情報が真実にされたり、悪が正義にすり替えられたり・・・世の中の色んなモノが虚ろに思え、何が本当なのか見えなくなっている気がいつもしてしまいます。観てきたによると、お話は重く、時間は長く、また深いながらもいつもとはテイストが違う模様。中津留さん関係の方と昨年お仕事してお話も聞いていたので、観てみたいと思います。
期待度♪♪♪♪♪
楽しみ
TRASHMASTERSを初めて観たのは「狂おしき怠惰」でした。骨太な芝居に衝撃を受けました。
それから、「来訪者」、「極東の地、西の果て」、と『今現在、ここにある問題』について、自分の思想まで変えられそうな説得力に、少々恐れながらも強く惹かれています。今回も楽しみです。
期待度♪♪♪♪♪
いつも そこに中津留
劇作家・中津留章仁率いる『トラッシュマスターズ』が、劇場で、「人の価値」を 公開測定する。
休憩なし、3時間。
それが彼らの「礎」だった。
かつて、コンビニ24時間営業より…驚愕の上演時間として迎えられた…その二幕構成を、捨てる。
中津留は原発、尖閣問題、TPP、秘密◯護法に対し、「4本の矢」を、強烈に、優しく放ってきた過去がある。
そして、新生児が「オギャー」という「叫び」を主張しながら、『背水の孤島』に今日も また一人、二人…蒼ざめた顔をみせ…降り立つ。
それは、「産まれた」を自ら記念する、讃美歌なのか。
それは、「産まれた」国を哀しむ、鎮魂歌なのか。
『トラッシュマスターズ』は、赤ん坊の鳴き声では…ない。
観客の「胸」を、内側から、役者のリズムに合わせ熱くさせる「個人の鼓動」と、劇場空間全体に、小刻みに、動く、「社会の地殻変動」が共鳴した…「ゴミ箱」である。
期待度♪♪♪♪
社会的貢献力
それは数値化することが可能なのだろうか?
きっと国は数値化するだろう、介護度を数値化したように。
貢献するとは何か、そもそも貢献しなければ存在価値は無いのか。
いつも至近距離の近未来を描いてくれる中津留氏に期待が高まる。