宵闇よりも速く駈けて 公演情報 宵闇よりも速く駈けて」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★★

    うん!やっばいいよね!
    もう何度目かなのですが、毎回公演を楽しみにしています。
    今回は時代ものとのことで、どんな風になるのかな?
    とドキドキしていましたが、おお!こうきたか!という
    感じで、すぐに劇に引き込まれました。
    いままでよりも登場人物がおおく、初めてみる方も
    いたりで新鮮さがありました。
    そしていろんなところにちりばめられたクスッという笑い。
    真剣な場面での後藤田さんの自由なかんじ。
    毎回衣装が派手になってく後藤田さんから目が離せません!
    楽しく笑って、そして最後はしんみりとおわる。
    カーテンコールのときにはいつも胸が熱くなります。
    次回作も楽しみにしています!

  • 満足度★★★★★

    カッコよすぎ
    2度目のハピ圏でした!
    前回、わたくしにとって初体験のお芝居でした!
    泣けて泣けて、笑えて観終わった後はまた明日からがんばろー!って思えるお芝居だったので、すっごく楽しみに行きました!
    内堀さんの私達を楽しませようとする情熱も益々↗︎でしたが
    俳優さん達の一体感をすごーく感じました!
    なんて言うか…観客が居る事を知らないホントの世界のような…
    表現力がなくてごめんなさいf^_^;
    そして1番は高木順巨さんがあまりにステキ過ぎて…
    しびれちゃいました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
    次回が今からすっごく楽しみです‼︎

  • 満足度★★★★★

    久々にすごいのを観た。
    二時間ちょっとがあっという間。
    役者の力量と、芝居の内容が完全にプロの域だった。

    ちょいちょい作り出される絵画におさめられそうなシーンが印象的だった。

    ただ・・・

    ネタバレBOX

    ねずみ小僧の人の声量少し足りなかったかも。
    決め台詞でもう少し声張ってくれれば120点だった。

    そうでなくても100点は取れてた。

    上には書いたものの、ねずみ小僧役の人、中島役の人、ものすごくいい味出してた。

    そして、武藤田なんとかさん?も。
  • 満足度★★★★

    しばらくは時代劇系路線かな?
    内容は落語「しじみ売り」そのままなようであります。
    が、ユニークな登場人物達が話を盛り上げていきます。
    楽しかったんですが、なんかまだ余力とかあるような・・・。
    落語を知ってる人は安心?先が読めて退屈?
    (自分は知らなかった方です)
    どうなんだろうなぁと思った1時間50分

    (開演10分遅れ:
    開演前の席案内などはスーツ着用の主宰が懸命に行っておりました)

    ネタバレBOX

    細かな伏線を見事に回収!
    という事は最近はしないみたいでチョット残念。

    でもまぁ笑いをとるトコなど、はなかなか自分的にはツボで楽しめました♪
  • 満足度★★★★

    代わりに蜆は売りません!
    冒頭の瓦づたいに逃げ、小判をばらまくところは時代劇好きにはたまらないシーン。でもラストの紙ふぶきの量が少なく寂しかった。次郎吉にとっては決して悲しい結末ではないので、もっと豪快にしてほしかった。
    さらに言えば、鼠小僧の盗みに入るシーンをもっと観たかった。
    いつものことであるが、主宰内堀氏自らお客を出迎える姿勢は芝居への熱い思いを感じる。舞台セット、衣装も含め楽しめました。

    ネタバレBOX

    落語のしじみ売りを基に手を加えたお話。登場人物の後藤田文蔵と女泥棒(ハツ?)の存在は本当に必要だったのか疑問。登場人物の見直しとキャラクター修正が必要ではないか。
  • 満足度★★★★

    前半と後半で評価がガラっと変わるお芝居
    最前列にて観賞。
    前半の日常パート、3組がそれぞれ「家を貸してくれ」と
    言ってくる設定には興味を惹かれながらも、
    物語としての起伏のなさや各役の演技(技量ではなくお芝居内容)、
    そして何より笑いの取り方(演出)にセンスが感じられず、
    まったく感情移入できず。

    しかし後半、感情劇となってきた時(ネタバレ禁止なので簡単に)
    「義賊ネズミ小僧」の義賊たるその所以(ゆえん)を魅せられた
    その時からいっきに感情を引っ張られ、涙腺も緩みまくりました。

    そして、オチの付け方については秀逸、と言って良い
    (脚本/演出家の)センスの良さを感じました。

    ※ やっぱりどこの劇団も「日常」パートの描き方に苦心してるのかしら?

    ネタバレBOX

    ネズミ小僧とその子分、悪徳大名屋敷から千両箱をせしめるも、
    頭の切れる同心ナカジマ?に追い詰められ、
    小判を撒いて町人達に騒ぎを起こさせて、
    その隙になんとか逃げおおせる。


    家にて親分(ネズミ小僧)は、同心ナカジマ?の頭のキレなどに
    「そろそろお縄になってしまうのでは?」と恐れをなし、
    「この家業をもう引退したい」と女房、子分に打ち明ける。


    そんな親分の家へヤクザ者の集団が現れ(女房は奥に引っ込んでいる)、
    「若頭の逢引きに静かなこの家を使いたいから
    3日後に貸してくれ、そうしたら今月来月のショバ代はいらん」と言ってくる。

    家を完全に空ける事、を条件に出されるが、
    「まあ若い衆の恋の為なら」と条件を飲む親分と子分。


    そして今度は女房だけがいる時に、越前屋が
    「この家から見える下の家(空き家)である商談を行う、
    大事な商談を覗かれたくないので3日後に家を空けてくれ」
    と言ってくる。
    小判をちらつかせられ、女房はこれを承諾してしまう。


    そして同心達、ネズミ小僧捕縛の任があるもののそれよりも重要な事項
    「幕府の公的米(幕府から支給されるお米?)を
    私的に売り払っている(内部の)者とそれを買い付けている商人を捕らえよ」
    というお達しが下る。

    そして、その商談の現場と考えられる場所を見張れる場所として、
    またしても親分の家に、ナカジマ?が町人姿で現れ、
    「ここから下の家を見張らせてくれ」と願い出てくる。


    ここまでの流れ、三組がそれぞれ同じ日を目処に
    「家を貸してくれ(空けてくれ)」と申し出てくる所、
    「いったいその日に何が起こるのか?」という興味は湧きました。


    ※ しかし、その流れ/その後に繰り広げられる「日常」の中の笑いネタが、
      ちょっとセンスなく強引過ぎると感じ、
      自分にはまったく笑えませんでした。

      例.歌舞伎役者(いかにもな派手衣装)が現れて、
        聞き取りづらいダミ声で「ネズミ小僧に会わせろ!」だったり、
        (ナカジマ?に)お前も役者だったら「うまく演技してみせろ!」
        と演技指導をしようとする場面など、
        はっきりいって笑いのセンスが全く感じられない、
        強引さだけで笑わせようとする「卑怯なネタの振り方」とまで感じました。

      例.(下の空き家に隠れ住み)親分の家まで崖を登ってきて
        大根その他を盗んで帰る女、もう観客にどんな気持ちを
        与えたいのかすら分かりませんでした。


    そして、更には
    ・ 卵売りの娘が現れ、またその恋人が現れ
    ・ あさり売りの少女(子役)が現れ
    などと登場人物はどんどん増えてくるのですが、
    物語がいかんせん起伏もなくテンポも悪く、
    興味をまったく惹かれる流れではありませんでした。


    前半はもう、間延びというか中?だるみというか
    単に長いだけで「つまらないお芝居」と自分は感じました。




    しかし、後半三組にそれぞれ家を貸す日がとうとうやってきて、

    ・ ナカジマ?が自分が今いる家の親分達こそ
      ネズミ小僧ではないか?と疑いを持ち、
      先日の千両箱の小判には仕掛けをしておいた、
      彼らが家を出る際にその持ち物を改め、
      その小判が見つかれば「間違いなくネズミ小僧」として引っ捕らえる、
      と同心やその上司と捕縛の準備をする。

    ・ ヤクザ者達が現れるが、若頭が恋していたのは、
      先に現れた卵売りの娘で、
      無理やり仕組んだ借金のカタに娘と
      (更にその妹であるしじみ売りの娘まで)を
      強引に連れだそうとする。

    ・ 親分の家の下の家で公的米の取引がとうとう始まる。

    という畳み掛けるような場面がやってきて、

    そこでネズミ小僧である事がバレた親分が、まず
    「自分がお縄になるのは構わん、ただし妻と子分はまったく関係ない、
    そしてちょっとだけ時間をくれ」と
    先日の千両箱から抜き取っておいた百両(ナカジマ?の目印入り)を取り出し、

    ヤクザどもに「どうせ牢獄入りする俺に金はいらん、
    その借金代わりに払ってやる!」と50両を投げて渡し、

    更には「もうこんな借金などするな」と卵売りの女、恋人の男、しじみ売りの少女に
    50両をポンと渡して義賊ぶりを魅せる。


    そして、今度は「家を空けてもらうという約束が違う」と
    家に現れた越前屋、そして公的米を売り払っていた悪の元締めの
    正体が老中と分かり、(証拠もない為、権力に逆らえず)
    捕縛も下の家への立ち入り捜査も出来ず、証拠の帳面を手に入れられない
    ナカジマ?達に代わり、
    「ネズミ小僧が出ちまえば、それを追うしかないでしょう」
    と、最後の仕事とばかりにホッカムリをかぶって、
    下の家へ押し入るネズミ小僧(まさにネズミ小僧としての正義を通した)。

    ※ 説明はありませんでしたが、その後越前屋および老中は
      捕縛されたのでしょう。




    そして最後、親分と妻が家で茶をしている所に現れるナカジマ?に、
    親分「妻と子分の2人は関係なし、でお願いします」と言うと、
    ナカジマ?「そしてお前もな、証拠がない。
      ただし今後ネズミ小僧が現れればその時は絶対捕まえる!」
    と、お縄なしのハッピーエンドで終わらせるのか、
    とちょっと定番的ですが、それもまた良い話、と終わるかと思いきや、

    しじみ売りの少女が現れ、姉と恋人が「ネズミ小僧」として捕まってしまった、と。
    そして、ナカジマ?の上司が現れ、
    「例の目印のついた小判を持っていたので捕縛した。誰かから貰ったものかと尋ねたが、
    ”恩人は売れない”と頑なに口を開かない。
    もし、お前がこの小判を持っていたら、それこそあの2人は無実となるのだが…」
    と(先日助けておいてもらいながら)なかなかの悪役ぶりを見せる。

    そして、親分は小判を受け取り、ネズミ小僧としてお縄につく事に。
    それを悲しげに見送るナカジマ?に、
    「時代が必要とすれば、ネズミ小僧はまた現れまさあ!」と一言告げて連れて行かれる。

    そして、独り佇むナカジマの後ろ、塀の上にかつての子分がネズミ小僧として現れ、

    ~ Fin ~


    ・ 義賊として困っていた町人を救い、その上で悪の老中捕縛の手助けまでした
      ネズミ小僧を捕まえない、というハッピーエンド

    で終わらせず、

    ・ ネズミ小僧はやはりお縄になってしまう、というちょっと悲しいエンド

    と見せた上で、

    ・ その意志を継いだ子分が、新しい「ネズミ小僧」となって現れる
      というハッピーの一言では片付かないエンド

    まで持っていった、脚本/演出家には、「上手い!」の一言を贈りたいです。




    ※ 色々な劇団を観て思いましたが、やはりどこも
      「日常」「笑いの取り方」で結構悩み迷走しているように思えます。
      「日常」パートを観ていてまったく気分がお芝居に引っ張られない、
      「笑いネタ」を観せられても、その観せ方次第で
      完全に爆笑や失笑を誘われるか、逆にひいてしまいクスリとも出来ない、
      などよくあります。

      この部分、今回客演した高橋雄一さんの所属劇団「ボクラ団義」とその劇団員が
      最も得意とする所だと思いました。

      そういう部分について、高橋さんがアドバイス出来る立場だったら、
      前半部分もまたひと味違ったものになったかな、など考えてしまいました。

      「日常パートで笑いその他に客をのせ(気持ちを掴み)、
      転じて感情劇で客を泣かせて匠なオチで芝居を締める」
      それが出来ていたら、このお芝居、100点満点だったと思います。


    ・ (関係ないけど)
      初めて子役(小学校ぐらい?)の女の子の演技を観ましたが、
      演技の上手さは自分には判断つきませんが、
      セリフその他はしっかりしたもので、
      ちょっと親のような気持ちで「しっかりした子だなあ」と
      感心してしまいました。


    採点としては3.5点(前半いい所まったくなし、後半80点)と思いましたが、
    まあ泣かせて上手い落としをもらったので、☆4つとさせていただきます。
  • 満足度★★★★★

    (^-^)
    とても面白かった。良い話だった。次郎吉と鉄五郎がめちゃカッコ良かった。後藤田の存在感が異常(笑)。しじみ売りの女の子が、カワイイ!観に行ってホント、良かったー。すてきな作品をありがとうございます。

  • ワクワクする時代劇
    初めて時代劇を鑑賞しました。ねずみ小僧の原作を読んでみたいと思いました。たくさんの登場人物が登場してきましたが、一人一人、個性があり、覚えやすかったです。ストーリーも面白かったです!また機会がありましたら時代劇を鑑賞したいです!そして最後のねずみ小僧さんのお芝居、なんというか...目が印象に残りました、強い気持ちがこちらに伝わってきました!

  • 満足度★★★★★

    堪能した~
    典型的な時代劇。テンポが良く2時間を超える公演だが最後まで飽きさせない。
    粋な物語だけに主人公の”ねずみ小僧”を応援したくなるが、義賊と言えど盗賊…人情に流されず、見事な結末を魅せる。
    舞台美術は時代劇の雰囲気を十分作りこんでおり、さながらその時代にタイムスリップしたかのようだ。そして畳返しならぬ…○○返しなど、いくつか笑える細工を施しており面白く、そして楽しめる。
    演技は申し分ない。特に主人公(内堀優一)は上演後の挨拶で、客席から「相変わらずウマイ!」との掛け声がかかるほどの人気役者だ。
    本当に堪能した公演でした。

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