いのうえ歌舞伎 「蒼の乱」 公演情報 いのうえ歌舞伎 「蒼の乱」 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

    通い詰め蒼の乱
    待ってました大阪公演。
    待てずに1度東京公演へ。

    劇場の違いで演出変化ありなところも。
    笑いの部分も少し増えていたように思います。

    天海祐希さんが出てくるだけで溜め息もの。美しい。
    松山ケンイチさんも背が高くガタイも良いので舞台に映えます。天海さんと並んでもバランスが良かった。
    珍しく聖子さんは味方。じゅんさんはとにかくすごい。
    粟根さんの声や動きは変わらずキレがあるし。
    善さんの腹にイチモツ感は堂に入ってる。
    今回見所の早乙女兄弟の殺陣は右に出るものはいないでしょう。
    平さんの80歳とは思えぬ声量。安定感。
    新感線のアンサンブルの方々の毎度の素晴らしさ。

    今回物足りないという声もよく聞きましたが
    私は大好きな作品になりました。

    ネタバレBOX

    早乙女太一さんが今回は笑かし担当で新鮮でした。
    座員さんの歌を堪能出来たのも良かったです。本当に皆さま上手い。
    天海さんの歌も勿論良かったです。
    やはり宝塚という舞台でトップをはられてただけあり
    一人で舞台に立っていても見応えがあるというか
    舞台への覚悟を感じました。

    回り舞台で飽きさせずテンポ良く進むいのうえ歌舞伎はやはり楽しい!

    歴史を知らなくても楽しめて、情景が浮かぶ舞台でした。

    悲しい結末ではあったけれど
    ころころと気持ちが揺らぎっぱなしの小次郎を支える蒼真の愛が最後は繋がり良かった。

    最後の坂東の草の海の景色が忘れられない。

  • 満足度★★★

    蒼の乱
    蒼い風のように駆け抜けた美しい女性の物語でした。

    天海祐希さんの安定した歌唱力。無駄のない所作。ほんとに美しい方なんだなと再認識しました。
    早乙女太一さんの華麗な殺陣さばきには見惚れます。弟さんとの殺陣シーンは圧巻。かっこいい。

    松山ケンイチさんの少し荒くれた役柄は平清盛を思い出しました。時々セリフが聞こえづらいときがあって残念。

    見ごたえ十分な舞台だけど、この料金はちょっと高すぎと思う。

    ラストのシーンの衣装がもっとも蒼真らしく似合っていて美しかったです。

    ネタバレBOX

    将門御前と名乗って坂東を守るほど、蒼真が小次郎を愛するとは意外でした。
    「自分はあの男を愛していたのか、それとも己の過ちをやり直したいだけだったのか・・・」と悩むところもあったし。
    刀を交える場になっても、ひかなかったあの強さはどこからくるんだろう。

    「その人を決めるのは出自ではない。生き方だ。」
    蒼真にとって、小次郎を愛したことが誇りだったのでしょうね。

    小次郎と別れるシーンはとても切なかったです。
    でも、愛する人と別れをかわせるのは幸せなことかもしれない。
    さようならを告げられずに別れることのほうが多いのだから。

    ラストの草の海、空の青、そして吹きぬける風が一体となって
    小次郎が愛した大地を蒼い風が、駆けてゆく。

    それはまるで蒼真そのもののようでした。
  • 満足度★★★★★

    すごくかっこいい
    照明プランと装置のお盆とバトンをなどを使っためまぐるしく変わる舞台転換によりスピード感ある内容となっていました。
    最後は、なんか爽快になります。

    ネタバレBOX

    天海祐希さんはカッコよ過ぎで、早乙女太一さんのコメディぽいところが新鮮で、また殺陣はキレてました。
    橋本じゅんさんのキャラと衣裳と動作、すごいし笑えます。

    ではけも下手の花道からはけたかと思ったら、上手奥から出てきたり、バックステージは走り回っていることでしょう。
    みなさんの歌もよくミュージカルのようにまとまっていました。
  • 満足度★★★★★

    時間は長いが長くは感じなかった
    いつもの新感線にくらべれば笑い要素は少し少なめなのかもしれないが楽しかったです。

    ネタバレBOX

    何といっても橋本じゅんさんの出落ちが一番わいた感じがしました(笑)
    そして天海祐希・早乙女太一本当にカッコよかった。殺陣も最高。でもやっぱり早乙女兄弟の殺陣は別格だなっと思いまいた。梶原善さんもいい味出てましたね。最後はちょっといいやつなのがおいしいとこを持ってってと思いながら・・・(笑)松山ケンイチがあんなに声が出るのかというのに驚いたがカッコよかった。楽しめました。
  • 満足度★★★★★

    やっぱりすごい!
    天海祐希さんの動きの綺麗な事に感激しました!!
    早乙女太一さんは殺陣が華麗で特化していることが一目瞭然!
    橋本じゅんさんも相変わらず面白かったです!

  • 満足度★★★★

    これぞ新感線
    これまで映画でしか観たことのなかった松山ケンイチでしたが、さすがに演技派。舞台でもしっかりとした存在感でした。
    また、内容も今まで通りの王道、これぞ新感線でした。2002年に上演された『アテルイ』の先にあるような内容で、近年こだわっているドラマ性よりも、エンターテイメント性に特化した舞台でした。
    いのうえ歌舞伎第一章のテイストでした。

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