これが……聖杯戦争。(違います)
他の人狼ゲームに比べると、設定がぬるいと言うか、"死"や残虐性が薄く、登場人物が、《マギアクリスタ》に"ならねばならない理由"も弱い気がしました。
お芝居としての世界観やキャラ立ちが、もちっとシリアス・必然性があると良いかと思います。
もちろん、人間勝利のエンディングが"あの形"である以上、どっかの「聖杯戦争」や「血だまりスケッチ」的な演出はしにくいとは思いますが、
オドロオドロシイ演出があっても魔女っぽかったかと思います。
人狼ゲーム自体は経験がほぼ初回なので、あの時のゲームが好ゲームか否かはわかりません。ですが、「矛盾を解体していく」というより「誰を信じるか」に翻弄され、楽しかったです。
満足度★★★★★
遅くなりましたが…
大変楽しく鑑賞させていただきました!ドキドキしっぱなしでした。
自分でも「人狼」を遊んでみたくなりました。
ロールプレイをしながらゲームと話を進めていくのって面白いですね。
また、見に行きたいです。
満足度★★★★
魔女という設定を
設定が違うので村とは少し雰囲気は違ったかな。ただせっかくなんでもう魔女という雰囲気を見せて・感じさせて欲しかったかも。
戦いは今回も熱かったです。
満足度★★★★★
信じる者は救われる!
VILLAGEと同じ日の夜に、このWITCHも観ました♪ゲーム自体は人狼ゲームですが、魔女の設定など変わっていて楽しめました!
結果は人間(魔女)チームの勝利!話によるとずっと人狼(ゴーレム)側の勝利が続いていたようで、ちょうどレアな回を観れました!
展開をちょっと説明すると、役職者たちが自己表明したんですが、複数出てきて、明らかに人狼や狂人が混ざっている状況。そのため、どっちのグループを信じるかのわかりやすい図式になり、パーフェクト正解者も30人以上出るという異例の結果になりました!!自分は不正解でしたが(^o^;
VILLAGEに負けないくらいの熱演で、最後の2人デイジーとジンジャーの涙にもらい泣きしそうでした。。。
追放されるのが芝居でなくホントにつらいと感じる気迫、舞台(役作り)もゲームも真剣にやっていることがしっかり伝わり、良かったと思います!!
人狼ゲームは一度だけ
一番簡単なバージョンを手取り足取り教えてもらいながらやったことがあるだけですが…(笑)
芝居でなく、イベントとして観ればなかなか面白かったと思います。自分も考えながら観るのは将棋とか囲碁を観戦してるような感じ、なのかな?
達者な役者さんだけを集めて「芝居」をもっと意識してやったらどうなるのかな、という興味は湧きました。
「分断プレー」で耐久戦に持ち込む
「人狼ゲーム中毒者」、とうとう、天高く登る。
なぜ、ここまで、人狼ザ・ライブプレイングシアターは、私たちの(心)を喰うのだろう。同じパーティーゲームの一種である「人生ゲーム」を舞台化した時、そこに、「議論の占有」「裏切り」「仲間集め」「不敵な笑み」は絶対、現れない。
真夜中、大自然の森で、狼に噛みつかれた元•人間、現•人狼達は、やがて、魔法世界まで侵食するに至った。これが…魔女狩る(マジョカル)裁判である。
この舞台、ネタバレOKだから、開演中であっても、スマートフォンから「人狼ゲーム中毒者」に その模様を実況中継することが可能。劇場を越え、ネット住人まで、人狼の(獣臭い)唾液が飛ぶ。
結論から示せば、激戦の末、「人狼チーム勝利」であった。残る、その獣臭い唾液を辿った先には、可愛げな服装に身を包んだデイジーが いた。この…「赤ずきんちゃん」を見抜いた観客は、一人もいなかった。
つまり、パーフェクトは おろか、人狼三匹を見抜いた観客すら、0人。
通常だと、人狼正解者は10人前後いることを考えれば、その数字は「人狼中毒者」の顔を真っ青に変える力があった。
人狼だったのは、No.4デイジー、No.6エスター、No.8キャシーの三匹だ。同チームの狂人はNo.11パンジー。
このゲームは、〈誰が本物の「予言者」「霊媒師」か?〉をみつけることが、〈誰が「人狼」「狂人」か?」を判断するー適切なー材料である。ところが、霊媒師No.12ジンジャーが「私は処刑されてもいいわ」などと不可解な言動を繰り返し、「狂人」のようなインパクトを与えてしまった。これは、人間も含めた、魔女たちの総意である。「あなたを信じてるわ」と、人狼エスターへ向かい放ったのが他ならない霊媒師ジンジャーだった。
そして、 中毒効果を上げるポイントが、「人狼は狂人を知らない」「狂人は人狼を知らない」憶測効果。
人狼エスターは予言者を名乗り、本来は狂人であるパンジーを「人狼だった!」と断罪した。果たして彼女はパンジーが狂人であることを知ったうえで告げたのかは不明だが、チームが「人狼+狂人」であり、予言者に名乗りでたことを考慮すると、人狼エスターとパンジーは敵かもしれない可能性が高まる。
観客は、処刑されたジンジャーが本物の霊媒師だというプレミアム資料、すなわち残るパンジーは人狼か狂人である情報を与えられた。この時点で、「エスター×ジンジャー ライン」が連結しつつあったから、ジンジャーが本物だとすれば、彼女エスターも本物だという認識になる。
当然ながら、彼女の 言った「パンジーは人狼だった!」も正当性をもつ。
このミス論理が、多くの観客をはめた結果、「パンジーを人狼」とする回答が占めた。その後、パンジーは処刑されている。
もう一度 付け足す。
エスターは人狼、パンジーは狂人である。
分断プレーだった。
さらに、その壁建設は続く。
予言者である立場ゆえ求められたのは、「人狼疑惑の魔女を診ろ」だった。同じチームの人狼キャシーを総意として指名されたたのもかかわらず、あえて「人間だった」とは発表しなかった。
逆に、No.3モーラを「人間だった」と本当の発表をした。
2人の自称予言者が「人間判定」したため、モーラは唯一、「人間」として振る舞うことができた。ちなみに彼女は能力者であり、狩人だった。
しかし、分割された形の人狼キャシーは、「多数決の空気を占有する力」に傾き、(前日に処刑された)「私はエスターを信じるわ!」と語ったことで連携を疑われ、処刑された。人狼エスターが処刑されたのは、あえて分断プレーを強行し、「なぜ占わなかったか?」の疑惑が響いたからだった。
夜、人狼から喰われないことも一因だった。
私が「狩人」に選んだのは、人狼デイジーである。傍観的であり、決して当事者にならない。人間から「あなたは人間的だ!」と押されている。
これは「逆クリスパターン」だろう。議論を指揮して「多数派獲得」に動くのではなく、控え目に待つ戦法だ。残り5人の段階になると、彼女はNo.9ナタリー(人間)へ ピッタリくっつき、追随するアプローチに出た。
ただ、7名の段階から、二匹連続で人狼を処刑したことは、人間チームの快挙だろう。このような議論を進めたのがNo.10ドリス(人間)であった。
仮に その当日、人間を処刑していたら、人狼チームの勝利は決まっている。
三票という団体票を集め、残り1名の人間を惑わすと、それが可能だった。しかし、人狼エスターが予言者ではない事実は ほぼ明らかになっていたので、分断プレーを試みたのだろう。一匹は「私は信じるわ」を言い、一匹は人間チーム側に。
この枝分かれこそ、分断プレーである。
マジョカル裁判は衣装も煌びやか。
一方、女装魔女が 早々、処刑されるのは どうしてなのだろう。議論の中身より、「やりにくいわ!」という感情が そうさせたのか。
天に登りつめた人狼と魔女が、キュートな顔して魔法をかけてくれる。「人狼ゲーム」という魔法を。
満足度★★★★
絶妙な人数
演劇というより、人狼ゲームを推理するエンターテイメントといった感じでしょうか!?登場人物が13人で、それぞれを覚えるのが少し大変ですが、ゲーム性を考えると13人の人数は絶妙と感じました。せっかくなのでゲームだけの進行だけでなく、もう少し演劇というかストーリー性を取り入れられるともっとよく、登場人物も覚えやすくなるのかな!?と、感じました