水銀の花嫁 改訂版 公演情報 水銀の花嫁 改訂版」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    一人芝居?
    多層構造のお話を一人で演じる!!
    いつものカプセル兵団ノお芝居を一人でやっている感じ?
    でも、パフォーマーの方々が、感情から、舞台セットまで表現しているからこそ、観られる部分もあったかな。
    いや、バックのアンサンブルキャストのパフォーマンスが凄かったですよ。
    あれ?一人じゃ無いじゃん。
    というか、吉久さんのは、普通にいう一人芝居とは違うような気がする。
    なんにせよ、面白かったし、森澤碧音さんの輝くダンスも観られたし。
    いや、終盤のダンスは本当に輝いていたんですって。
    あとは、劇中映画「水銀の花嫁」単独舞台化を希望します。

  • 満足度★★★

    てんこ盛り
     一人で演ずるには、てんこ盛りに過ぎたか。パフォーマーの動きは中々洗練されていたし、コラボもかなり上手く行っていたが、宇宙船の規模や形までを視野に入れて一人で演ずるのは、やはり少ししんどいように思う。
     元来、一人芝居は、その内容に於いても一人でしかやれないような背景があった方が、より説得力が増すものだろう。例をあげれば、故あって人殺しをしたが、親族、倦族などのこともあって、迷宮入りになったのを幸い誰にも話さずにきたが、かつての自分と同じような青年に会い、彼も自分を殺そうとする、その彼に、罪というものを抱え込むことが何を意味するかを伝える為に、という設定にするなどだ。今作には、一人芝居でやらなければならない必然性は無いと思う。それなりに楽しめたのではあるが。

  • 満足度★★★

    表現したかったことはイメージできた
    とは思うのだが、ちとSF設定が甘いかなぁと感じました。
    高校生のユウダイ君のいる時代がA.D.2013とは言ってなかったとは思うが、
    近未来でも20年後ぐらいで時間移動技術の確立はムツカシイのでは?
    作中のSF超大作映画『水銀の花嫁』の内容もトビトビでの説明であったが、
    高校の文化祭では優秀賞取れそうだが、
    世界的な大ヒット感は感じなかったさ。
    この辺のバランス感覚は今ひとつだったように思えた。
    途中データロードで演者が止まるシーンも少しあり、
    作品の煮詰め方が甘かったんじゃぁなかろうかと判断したデス。
    も少し引き算で作る方がキャパ的に余裕がでて、
    物語りも膨らんだだろうになぁと感じた80分間でありました。

    ネタバレBOX

    高校生が親からの小遣いで見に行ける歴史的大事件への時間移動とか?
    どんだけ市井に広がってるのやら・・・?=どんだけ技術革新あるのか?
    そこの煮付詰め方が甘すぎる~

    作中の主人公8歳の少年を警護するロボット。
    戦闘形態に移行するのはカッコよいけど、1体だけ?
    他に町や都市のガーディアン出ないの?
    町の侵攻するサソリ型ロボットは
    「ゾイド」のようなと言った方がイメージしやすいと思った。
    監督とヒロインの遠距離通信は表現分かりやすくて良かった(^^)
    (「ほしのこえ」みたいね~(^^)

    伝説の最終兵器【水銀の花嫁】は何かいまいちな設定だった。
    星の守護者と言うわりに暴走ロボット風でいまいち感はんぱないっす。
    電子装置をインターセプトするとか、水銀状に観えるが実際は何か他のもんに置換するとか?=水銀って毒だよ、そんなん大量に地表や成層圏上に生成しては星の平和は守れんだろう・・・。(クラッシャージョーの最終兵器アッシュじゃないんだから)

    他は主宰(でいいのかな)のSF観が作品名から判明して楽しめたな(^^)

    「歌う船」とか兵団でやらないかなっ?
    (視覚調整のできない生身の人間を哀れむ主人公が好きです♪)

    「北極大陸」を連呼して、ここは地球じゃないから北極に大陸あるんだよ~。
    みたいな暗喩は好ましかったです。
  • 満足度★★

    キャパシティーオーバー?
    カプセル兵団総力戦でやるようなSFチックな物語をほぼ1人でこなす。
    動きがない分、物語自体をより掘り下げる。
    成功してたら☆5つだったと思うのですが、
    今日は演者さん自身が完全パニクってしまっていたように思えます
    (舞台中半分近くトチりや「今」の自分の立場を忘れての無言、
    その他色々ミスだらけだったかと)。

    再演との事でかつてはこなしてみせたのだろうと思いますが、
    今日観た限りでは、各人、各世界設定、それらの説明セリフ、
    擬音その他すべてを1人でこなすにはちょっと
    大きすぎる(動きすぎる)お話だったのかなあ、と。
    (練習不足とは思いたくないですが、
    ちょっと1人のキャパを超えちゃったのかなあ、
    という気がします。)

    明日、明後日と良くなっていくと思いますが
    「今日」観た僕は残念無念…

    ネタバレBOX

    年末最後に1人芝居をやられるという事で、
    先日の「男達の会話劇」のように「静」のタイプの
    お芝居(本当に1人を演じる、など)をやられると思っていました。

    しかし当日現地でチケットをよく読むと、
    1人芝居だがパフォーマーの方が数人入る、と。

    もしかしたら「動く」タイプのお芝居をするのかな?
    とも思いましたが、劇場内で壁にあしらえられた
    花嫁衣装のようなものを見て
    「これを”水銀の花嫁”に見立ててやはり「静」の芝居をするのかな?」
    と安易に考えていましたがまったく違いました。


    カプセル兵団が一番得意としているSFチックな
    ストーリー展開を1人で始めてしまいました。

    序盤うまくいっているうちは
    「これを1人でやるとはすごい試みだな」
    と思っていましたが、物語が1度転じて更に転じて、
    と動く中でアラが出始めました。

    ・ セリフ間違い

    ・ 今自分が「誰か」の認識間違い

    ・ パニクったりいろいろ飛んでしまったのかのような無言

    など、「アレアレアレッ?」というぐらいいつものカプセル兵団らしくない。


    物語はいつものシンプルさに少しだけ深みを加えたような、
    泣けるテイストの入ったいいお話だったと思います。
    (ちょっとここに物語内容自体書こうとは思いませんが、
    泣ける場面もありました。)

    しかし、説明セリフから1人芝居からでいつものように
    グイグイっとお芝居の世界に引きこんでくれるか、
    という所でミス、そして「アラッ」と思ったら更にミス、
    あの形でたびたび物語が切られると
    観客がお芝居に集中し
    (カプセル兵団がいつも色々な表現方法で描いてくれる世界や情景を)
    頭に描くのが難しくなってしまいました。

    パフォーマーさん達の演技に問題はなかったかと思います。
    ※ そもそもパフォーマーは演者の演技/場面を引き立てる為の役なので
      演者さん自身がトラブってる状況では
      まったくそっちに目が行かない、というのもありましたが…


    言い方きついかも知れませんが、
    演者がパニクったら観てる客もパニクります。


    気持ちとしては、
    「もう一回仕切りなおして落ち着いていきましょう!」
    と言いたくなってしまいました。

    まだ「明日」「明後日」と公演が続くとの事なので、
    今度こそ描きたかったものをちゃんと描けるといいですね( ´ー`)

このページのQRコードです。

拡大