満足度★★★
疑問多し!
シリアスな芝居の場合、たとえそれが架空のことでもリアルさがなければ、説得力に欠ける。
拉致されたあとの抗議後の好みの女性に対する江崎の態度、同僚女性会社員の表裏の態度など必要なのか。さらに占い師(先生)が後ろ向きになって占うこと自体違和感があり、宗教的。
言葉も占い師でなく、スクリーン越しの別人、当然声が違う。気づかないわけがない。
根本の話自体は、好みなのだが、もう少し話の組み立ての緻密さ、細部へのひと手間、ドラマティックさがほしい。
後半になって加速する
前半はどうも話の方向性が見えず靄がかかっているような状態でいまいちわからないなと観ていたのですが、後半になってその靄が晴れ始めてからは話が加速がかかったように展開しあっという間に終幕を迎えていたという感じです。話の内容そのものや役者さんの演技、演出はよかったのですが、話の構成全体のバランスがいまいちだったかなという印象が残りました。
満足度★★★★
大人の責任を問う
あまり当てにならない占いを生業に共同生活をしている若者グループ。実は、全員孤児だ。(多恵だけは、園長の死後、孤児になった。即ち園長の娘である)
満足度★★★★
無題876(13-315)
19:30の回(曇、ちょっと雨)。18:55会場着、受付、19:01開場。舞台真ん中、縦に白いライン、そこに続く奥にも白(上に行くほど広がってゆく)、左右(ほぼ)対象のレイアウト、幾何学模様。下手に丸テーブルと椅子、上手にベンチ。19:26前説(アンウンス)、19:31開演~踏切の音、救急車のサイレン~21:05終演。5作目になります。
ある場所にこだわる者たち、15年前、占い、極端な性格設定、破壊、再生、絶望と希望。なにがどうなっているかわからないまま終盤へ...意外とこじんまりとした(お話の)結末でしたが、お芝居は面白かったです。