満足度★★★★
少年性のようなもの
語弊があるかもしれないが、松井周の舞台からは演出家の姿が見えない。それが真実を具現化しているということなのかはわからないが、無垢で無邪気なこの世界の創造主はタブーをありのままに、ぽんと「置く」。
観てはいけないような後ろめたさと、目を奪われる美しさの間で、人間が動き、喋り、生きている。
あぁー気持ち悪い。
満足度★★★
相変わらずの不快指数100%な松井周ワールド!
面白く観ていたのだけれど、
如何せん文学座の俳優陣が、
去勢された生き物みたいで、
生っぽい強烈な性欲やグロテスクさを感じず、
物足りない分、途中が飽きる。
満足度★★★★
タブーと自由が凝縮された恍惚空間
ものすごく感動して涙したり、爆笑するのを必死でこらえたりした(笑う人が少なかったから)、強烈な1時間40分。
命がけで思いを伝えようとしているのに、絶望的に通じない対話シーンが凄い。
サラ・ケインですから好みが分かれるでしょうし、内容の際どさもR20~25ぐらいかと(笑)。でも個人的にはオススメです。明日(2/14)の14:00で千秋楽。
満足度★
訳詞・セット・演出の全てが不調和。
醸し出す空虚な感じこそ伝わるものの、あまりに淡々とした流れと、なにより口に出す台詞の表現の違和感に壁を感じて。104分。
満足度★★★★
姐さん!!
支配的価値観を暴力的に踏みにじる。しかし古典に触れている。繊細で部分的には超正統派でフレッシュ。尚且つふざけている。サラ・ケインやはりいいっす。姐さん俺ついて行くっす。...正直いって一応芝居になっていれば演出は選ばないんじゃないかとも思うのだ。