満足度★★★★
血の絆
いつもより駄目な大人度は低いが、それぞれのキャラがしっかりしているのて、なんだかんだ言っても切れない家族関係や血の絆の物語が強く感じられ、面白かった。
ただフラットな座席なので、後ろに座ると見づらなってしまうので、そこは一工夫が欲しかったかな。
満足度★★★
段差くらい・・・
祖母の容貌の意図が分からない。ゆえに初っ端から劇世界に入るのを拒まれた感じ。若い頃を思い出してるだけというなら配役含めて手抜きだろうし、違う意図があるならそれを明確にしてほしかった。家系を説明する台詞があり確か当パンにも書いてあったがそれが取るに足らぬことになってたことは作者の思いが芝居に乗らなかったことを明かす。私には寧ろ男性陣の方がよく描かれてたように思えた。夫、弟、隣人、不倫相手・・・みんなダメ人間で、果たしてこの作者はダメ人間あるいは男を描くのが巧い(役者の巧さもあるが)と思った。段差無しの2列目からは前方客の頭が主役だった。
満足度★★★★★
家族。
何処かに居そうな家族。何処かに有りそうな物語。個々の人物の性格が細かいエピソードがないながらも、台詞の端々と役者さんの丁寧な演技から感じ取れて、感情移入して観ることができました。家族って一番身近で一番理解していなきゃいけない存在なのに、避けたくなる時もある。そんなことをぼんやり考えてしまいました。
満足度★★★★
当パン挨拶文のタモさんのくだりも◎
女三代を描いたこの家族劇、初代と二代目の終盤のやり取りに尽きる。
観て良かった。
それまでは細かいアラが気になっていまひとつハマれかなかったが、そんなことがどうでもよくなるくらいあのシーンにはしんみり、ホロリとさせられた。