満足度★★★★★
『太陽とサヨナラ』
ひょっとこ乱舞時代の公演は『うれしい悲鳴』しか観ていないので比較するのも何ですが・・・・アマヤドリの世界が好きです。特に今回はいままでちょっともやあっとしていたのが、すっきりとしたフォルムで見え出したように思えて・・・・今まで観た中で一番!これから益々期待大です!!
満足度★★★★
身体能力がすべて
「太陽とサヨナラ」を観ました。
とにかく身体能力が凄い。ダンサー達が芝居をやっている、という印象です。
ただ、話の内容がわかりにくく、謎の生命体についても消化不良でした。ラストの手紙も唐突。ダンスに重点が置かれたため、物語のほうがまとまり切れなかったように見えます。
満足度★★★★★
10月24日と30日『太陽とサヨナラ』
砂が降る町を舞台に、いろんなスケールのものが思いもよらない並べられ方をされてて、その接合ひとつひっつにとんでもなく豊かな空間が広がっていて。
そんな脚本を、さも当たり前に成立させる役者と演出。
そんなステージに思わず見蕩れる2時間。
まあちょっと「乗れない」展開はあったんですが^^;
満足度★★
10月30日『うれしい悲鳴』
うーん・・・、初演で好きだった要素がことごとく抜け落ちちゃってて、個人的にはかなり残念な再演だったかも・・・。
「雨天決行」シリーズで密度の濃い「劇団・アマヤドリ」の空気を体感した後なせいか、今回の上演、劇団員や常連客演が出てるシーン以外ではアマヤドリ特有の長台詞の面白さが思いのほか届いてこない、そんな「アマヤドリっぽいけどアマヤドリじゃないなんかニセモノ」に観えちゃったのがつらかったかなあ、と。
「いい」役者はいてもその「いい」のベクトルがそろってない、そんな「集団」感みたいなもんの希薄さも目立ってたような。
初演では複数の役者によって演じられていた主人公ミミが、今回は一人の役者が演じていたのも、初演と比較してキャラクター像が萎んでしまっていたり、視線の錯綜の面白さがなくなってしまっていたりといったような結果につながっちゃってたんじゃないのかなあ、と。
初演の舞台にはあった「広がりの豊かさ」のようなものが後退して、反面、初演でもうっすらとは感じてたこの作品の「すいません、そういうの乗れないです・・・」的な部分がいちいち引っかかって引っかかってしょうがない、そんな観劇になっちゃってたのはとても残念でした・・・。
満足度★★★★
『太陽とサヨナラ』観劇
こちらの劇団は今回初めて観劇致しました。
独特な世界観と言語遊戯が印象的。
多いと聞いていたダンスは、想像していたものよりも見世物として作られており、魅了されました。
役者のみなさんの演技にはそれぞれ個性があって、キャラクターがしっかりと存在しているのが分かり、
また、台本をきちんと生かしている点がとても良かったです。
ただ、劇場を支配出来るだけのエネルギーが感じられず、空間に飲まれてしまっていた印象を受けました。
今後のアマヤドリさんにさらに期待!
満足度★★★★
『太陽とサヨナラ』観ました
SFのような、それでいて神話のような世界。
観たあとの脳内は、グレーの煙が渦を巻いてるような感じになった。
ぐるぐるもやもや。
客演陣も含めキャストが魅力的。なかでも田中美甫さんと一色洋平さんに惹かれた。
満足度★★★
【うれしい悲鳴】
時代への批評性が素晴らしい。
今の日本で問題になっていることを物語に描きこんだ、
このまま行ったらこんな社会になるかも、、、 近未来SF。
満足度★★★★★
圧倒する台詞
ひょっとこ乱舞時代も含めて、私にはこれが初めての広田作品。
冒頭から“伝わる”台詞の素晴らしさに圧倒された。
劇場の広さに負けない声と滑舌、聴きとりにくい台詞もなく豊かな表現力が素晴らしい。
役者さんは大変だろう長台詞満載の芝居は、若干饒舌で長さを感じるものの
最後まで柔軟なパワーにあふれていて飽きさせない。
社会や政治に対する明快な批判と、詩情豊かな台詞、
広田さんって両方書ける人なんだなあ。
満足度★★★
うれしい悲鳴 観劇
以前に”幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい”を観劇。
”うれしい悲鳴”は2作品目です。
前者に比べると私にとっては訴えかけるものが弱く流せてしまう。
そこには、やはり現実に近いものかどうかが判断基準になっている。
終始、遠くから眺めていた。
「空気を読む日本人論」と かけがえのないヒューマニズム
近未来•日本は どのような姿かを考える時、私たちの延長線上に案外答えはあるものだ。
戦後、GHQ(連合国総司令部)の指令が下り、歌舞伎などで『忠臣蔵』上演が できなくなった。私は年二回、NPO法人•日本伝統芸能振興会主催の『こども若草 歌舞伎
』を観劇する。
その理事の方が おっしゃるには、「GHQが 歌舞伎の上演を禁止したのは“仇討ち”精神 で もう一度、戦争をさせないため」らしい。
占領当局も、新聞、ラジオ、雑誌、町内会などを通じ、日本の国民性を変革するプロパガンダ態勢を敷いたのは事実だろう。
では、情報統制の結果として“仇討ち”精神はなくなったかといえば、そんな ことはない。
視聴率40パーセント越えのテレビドラマ『半沢直樹』の名台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」は“仇討ち”精神である。『忠臣蔵』は赤穂浪士の物語だが、普段は儒教というか、序列を守る日本人でも、時として それを超越した「義」を掲げる。実に眩しい。
前置きが 長くなった。
本作のテーマは「空気に流される日本人」だったと私は思う。そして このテーマを読み解けば、現代に生きる私たち自身へつながっている。
つまり、今日の延長線上こそが『うれしい悲鳴』なのである。
満足度★★★
ごめん、物語に興味が持てなかったよ
『太陽とサヨナラ』、拝見しました。
対象年齢がなんとなく低い感じのファンタジー。おっさんは対象範囲外だったかも。太陽とサヨナラしちゃったら、人類は滅亡だね。
集団での動きとか、踊りみたいなのとか、それから順番に詩的な台詞を言う場面とか、そういうのは綺麗で詩的でよかったかなあ。
満足度★★★★★
【うれしい悲鳴】鑑賞
う~ん、このような作風の劇団だったんですね。 “雨天決行”やら劇団員の外部出演でお馴染みの劇団のつもりでいましたが・・・
「晩餐」、「ORANGE」をも凌いで今年1番泣かされました。
エピソードを長く感じたり、途中置いてかれそうになったりしましたが、ダンスも好みで自分にはドンピシャリの演出でしたO(≧∇≦)O
藤松祥子サン、 百花亜希(DULL-COLORED POP) サン、渡邉圭介サン他、素晴らしい!!
満足度★★★
『太陽とサヨナラ』観劇
動きとかは面白く思えたが、なんかこうスッキリとしないような。
もやっとした感じが残る話であり自分的には、今ひとつだったかなぁと感想。
(約2時間)
満足度★★★
『太陽とサヨナラ』
透明感のあるファンタジ―でした。物語の大筋は可もなく不可もなく、でした。前半はよく分からない設定を押しつけられ戸惑いましたが、徐々に物語が開けてきて見やすくなりました。
以下ネタばれ↓↓
満足度★★★★
『太陽とサヨナラ』の方
適度に客のいる牛丼屋の店内を見ているような感覚。
何も考えず何も思わず何ももしゃべらずただそれぞれが食す。店員はもくもくとマニュアル通りの作業をする。うまい。またこのメニューを頼もう。いい客。ウザイ客。味噌汁も飲みたいが金がない。野菜もとっておくか。・・・なんてことを店内の人々は思っているのかいないのか。
刺激というかアクセントもなく、日常ではないけれど非日常でもない。
これがアマヤドリなのかぁと思うとそんな気もして納得できる。
自分は、牛丼屋は好きな方だ。
満足度★★★★
『うれしい悲鳴』観劇
さすが,ひょっとこ乱舞の集大成というべき芝居なんだろうな。考えることが結構多く,じわじわ来ています。2時間超の芝居,途中エピソードが長いと感じた部分もあり,そこをコンパクトにして2時間内に抑えてくれたらとは思いますが,とにかく面白かったです。ところで,やっぱ,ひょっとこ乱舞とアマヤドリとは,ちょっと芝居のティストが違うのかなぁ,なんて思うのは気のせいでしょうか。
満足度★★★★
『うれしい悲鳴』観ました
不条理な政策を押し付けられる近未来の男女の悲愛。シニカルな批判も込められていて色々と考えさせられましたね。エピソード満載で時間が長めなのでちょっと疲れましたが。
満足度★★★★
『太陽とサヨナラ』:色
個人的な感覚かつ抽象的なのだが、色々な単色が切り替わっていく印象。
でその色の景色があぶり出しのようにぼんやり全体像を現してくる、そんな感じ。
満足度★★★★★
「うれしい悲鳴」
昨年3月に上演された「うれしい悲鳴」。
アマヤドリの前身、ひょっとこ乱舞の最終公演で
初めて観たのに衝撃を受けた。
その世界、表現、俳優など魅力的な作品が、
1年半後に新たなキャストで再演。