風雲天狗外伝~剣母布郎のほろほろ城 (つるぎほろろうのほろほろじょう) 公演情報 風雲天狗外伝~剣母布郎のほろほろ城 (つるぎほろろうのほろほろじょう)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    戦国奇譚
    アニメNARUTOでうずまきナルトの声をやっている竹内順子さんが出演しているというので、興味を持ち観劇しました。内容は戦国奇譚といった感じ。面白かった。
    舞台なのに3Dメガネが配られるって!映像と舞台が一体化。セットに映写して模様を変えたり、障子に映る影で「影の舞い」みたいなことをやったり。
    3Dも所々で。
    外伝ということだけど、主役の馬鹿で、俗っぽくて、情に厚い剣豪?母布郎(ほろろう)のキャラがよくて、スピンオフもむべなるかな。解説(違うっ)の千宗易さんもいいよね。本伝での活躍にも興味が湧いた。

  • 満足度★★★★

    楽しい(^。^)
    笑わせようと努力した方向と観客の笑いのベクトルが一致していました

    オープニングの”つかみ”に映像の工夫と、
    笑いの取り方と観客の、のせ方がホント好みでありました。

    (1時間45分予定とのことでしたが、2時間近い上演となっていました。)

    ネタバレBOX

    映像投影での主人公の手紙と、それに続く狐の話が爆笑ものでありました。
    3Dめがね=レトロな赤青のものでの飛び出す映像は、
    舞台セットでは初体験でした。
    やるなぁ(^_^)
  • 満足度★★★★

    ひと工夫が良いですね!
    最近、映像を使った舞台もよく観ているが、単なる映像でなく、ひと工夫しているのが新鮮。簡素ではあるが、3D(赤青メガネ方式)にも挑戦している。
    その場面みんなが一斉にメガネかけるなんて何ともエンタメらしくて雰囲気良好。
    時代劇の中にダンスやコントが盛り込まれているが、これがタイミングがいい。
    衣装も素晴らしく楽しめました。

  • 利休の愛したSF時代劇ー【視覚効果の幕開け】

    プロジェクターを駆使した【映像と演劇】の組み合わせは新体感である。
    スクリーンへ映す、セットの一部としての効果映像は現在、極めてポピュラーだろう。転換をせず、すぐさま【都会の喧騒】や【森林の安らぎ】のシチュエーション設定を可能とする。大劇場等が中心であることは予算削減とも関係があるのではないか。シチュエーション設定のみなら、「安っぽさ」も生じてしまう。
    BQMAPの称賛すべき点は簡素なアニメーション動画と役者の身体パフォーマンスを一体化させた点にある。

    ネタバレBOX


    特定の位置で、特定の動きをしなければ、成立しえない。動画の方は1ミリも変わらず一緒だが、役者は いかに【寸分の狂いなく合わすことができるのか】という技術問題である。卓球等のスポーツ競技に共通する技術だろう。
    旧式(赤と青)3Dグラスを掛け、飛び出す映像を見たことを私は紹介したくない。この種のタイプは鑑賞後、しばらく【残像】が遺るため、演技の邪魔になるのだ。
    むしろ、3Dメガネの機能を捨て、パフォーマンスを特化した舞台に した方がよかった。

    見応え のある殺陣はライスカレーへトッピングされる福神漬のような存在である。
    妖怪 等、周りを固めるキャラクターも 魅力的だ。マイクを握り、妖怪達の【カラオケ大会】が始まったシーンは、当惑した観客も多かったはず。

    時代劇の体裁をとりながらSFサスペンスを描く。
    それは、プロジェクター•パフォーマンスの比ではない革新性である。

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