風 -ふう- 公演情報 風 -ふう-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    面白かった
    新撰組を題材にした物語。と言っても新撰組の活躍というより、近藤、土方、沖田達の人間性や熱き想いを描いた物語と感じたかな。新撰組とのことで、殺陣もなかなか見応えはあったが、もう少し見せてもよかったかなと感じる部分もあったかな。
    今回の物語で一番の特筆すべき点は沖田の設定かな。まあ、あの設定(見せ方)は人によって好き嫌いは分かれるかもしれないが。なかなかには面白かった。

  • 満足度★★★★★

    遅くなりましたが…
    サヴァン症候群というのを全く知らなかったので、後から調べて…。
    内容はとてもわかりやすく、そして面白かったです。
    舞台上の演出もとても見やすくて、動きがかっこよかったです。シンプルな舞台なのに、風車や襖だけでも、あんなに雰囲気や場所のイメージがしっかりするのですね。

  • 満足度★★★★★

    サヴァン症候群
     一言で言うとすばらしい作品でした。どう表現したらよいか分からないくらい。おかげでこの観てきた!を何度も書き直してしまいました。

     私は新撰組に詳しくなく、どちらかというとサヴァン症候群というキーワードにひかれて鑑賞させていただきました。TVで特番があるたび、よく観ていたのです…が!新鮮組ってかっこいいんですねー!なんて私の新たな扉が開かれつつあります(笑)

     役者さんひとりひとりが、その人物その人として生きていました。感情の流れも自然で、深く、ステージの小物の使い方、照明の使い方から、もちろん作品の流れも作品としての完成度がとても高いと感じました。
     
     続きがあるようなのでぜひ観たい!できればDVDほしかったなぁ。今回はステキな作品をありがとうございました!!

  • 満足度★★★★★

    『颯』観劇
    キャストは違えど,やはり素晴らしい舞台だった。この演目って,再演だったのね。また,この演目の続編もあるとのこと。確かに,後を引くような部分もあったものね。ちょっと,追っかけてみたいような気もします。

  • 満足度★★★★★

    興味深い演出☆
    新選組が好きで、興味を持ったのですが、もともとこの劇団も気になっておりました。史実にオリジナルのストーリーを絡め、スピード感ある熱い舞台で、大満足でした。動きが激しいので、舞台が狭かった。もっと広ければ、もっと大きな動きが出来たのでは・・と思ったが、縦横無尽に舞台上を使い、狭い舞台でも見応えある演出がなされてたのは、さすがの演出ですね^^
    ただ、私的には、アサギの羽織が、デニムジャケットに見えて、違和感があったのがちょっと残念・・。

  • 満足度★★★★★

    一分の隙なし
    『嵐』を観劇。評判は聞いていて,いつかは観たいと思っていた。お見事!幕末エンタティメント。こんなドラマに仕立てるなんて,凄い。正直,幕末ものはお腹一杯の気でいたが,こういう芝居ならまだまだいける。それほど,この芝居,一部の隙もなかった。今日,『颯』も観に行くことになっている。それも楽しみである。

  • 満足度★★★★

    バランスよし
     嵐版を拝見。新撰組の中で最も人気の高い沖田 総司。未だにその墓前には若い女性の手向ける花が絶えないことでも有名だが、その沖田をサヴァン症候群のクランケとして描いた特徴ある新撰組物語である。因みにサヴァン症候群とは、特定の分野で頗る優れた才能を示す人物が、他の知的分野で障害を負っている場合を指す。映画「レインマン」のモデルもそうであったし、今作では、沖田とよもぎがそうである。

    ネタバレBOX

     ZAPPAの劇団としての優しさが、この登場人物達の描き方に現れているように思う。メインプロットで唯一の障害者である沖田を一人にしておかない配慮である。即ち、沖田の相方としてサブプロットで同じ症状を持つよもぎが登場することによって、沖田もよもぎも共に独り孤立しないで済むように配慮されていると見た。而も、年の近い若い男女として描かれている点に、この劇団の温かさを感じたのだ。
     総じて、幕末当時の関東の田舎者という新撰組中枢部の純朴と意地を、歴史的評価は兎も角、落ち目とはいえ未だ、権力・権威の象徴的総体では在り得た幕府の旧主派の差別意識に対抗する健全な精神として夢見ている点は、特徴的である。近藤 勇役の北崎 秀和の容貌も何処となく近藤本人に似たイメージのキャスティングだ。近藤は、宴会芸で拳をあんぐり開けた口の中に入れることができたと言われる。
     隋所に、近藤、土方、山南、沖田他、新撰組各隊隊長たちの微笑ましい人間関係を描き、派閥の異なる芹沢派を隊内の異論派・敵と見立て、勤王派を外部の敵として粛清するが、これに同郷出身のあさぎ、あかね、よもぎ姉妹を絡めて世話物的な広がりを持たせている辺りエンターテインメントとしてのバランスも良い。基本的に温かいシナリオだけに、歴史の歯車が否応なく回り、弱者を踏み潰して行く様が哀れである。(追記2013.10.7)
  • 満足度★★★★★

    好き!
    新撰組ってだけでちょっと贔屓目に見ちゃうのだけど、文句なしに楽しかった!池田屋に遅れて駆けつけた副長の「待たせたな」があったらもっと格好よかったのに。明日から言ってください(笑)
    3姉妹の登場や総司がサヴァン症候群って設定もストーリーにちょっとしたエッセンスで私は好きよ。

  • 満足度★★★★

    動く襖
    持っていた方たちは大変だったろうけど、室内での移動を表現するには有効な移動舞台装置だった。その他の大道具はなかったが、客席を舞台の一部として使ったり、照明や顔の向きで高さを表現したり演技力が必要な工夫が見られた。殺陣は本格的で、着物さばきも自然。新撰組と三姉妹の話が無理なく交差して話が進み飽きさせなかった。ただ、私はやっぱり・・・(以下、ネタバレ)

    ネタバレBOX

    沖田総司をサヴァン症候群として描くことにちょっと疑問を感じる。実在の人物を史実と違う人間として描くのはどうなのかな~?
  • 満足度★★★★

    武士になりたい!
    殺陣がダイナミックで素晴らしく上手い。
    舞台もその特徴を出すべく動けるスペースを作り簡素なセット。
    しかし、その分衣装は本格的、照明も良かった。
    脚本も、設定がユニーク。最初は沖田総司が剣術は長けているが、障害児ーと不安であったが、もう一方でやはり障害があるが、絵を描かせると抜群に上手い女の子を登場人物に加えて、同志愛と兄弟愛を表現し、違和感なくなりました。農民であった若者が武士になるべく成長していく姿とても見ごたえありました。

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