満足度★★★★
『うそつき』が一番好きかな。
『うそつき』/『屋上庭園』/『千両みかん』 全部観ましたが。『うそつき』が一番好きかな。
いい感じでネタが明らかにされていって、その設定に無理がないのが良い。
頭にすっと入ってくる気がします。
『うそつき』だけなら、☆5つなのですが、他の演目が個人的に少し落ちたので、足して割って☆4つです。
満足度★★★★★
千両みかん・屋上庭園
落語はもうそのままでもおもしろいのに立体的な動きも加わり楽しさ倍増でした。
屋上庭園は演出力で魅せる味わいのある作品でした。
こういうのが観られるならまた行きたい。
満足度★★★★
『うそつき』を観劇
最初から最後まで「うそ」にまつわる物語で、いくつかのうその配分もちょうどよかった。登場人物4人がそれぞれ、うそをつくし。(板垣のは本当だったのかな?)
今回、改めて会話劇というのは登場人物の距離感だったり位置関係というのが重要なんだな、と思った。(それは左右に離れて言い合うナイルと板垣だったり、ラストの奥の椅子でつぶやくスランプだったり、後ろ向きで寄り添う板垣とギーコだったり。)
その点、この「スタジオ空洞」という新たな空間は奥行きがありガランとしていてこの芝居にピッタリだったなと思う。
それにしても国が戦闘状態に入ろうかというのに(ナイルは新聞を読んでしきりに気にしてはいたが。)、結局日常的な会話のやり取りに終始するっていうのもなんだか面白い。人間って、いざとなってもこんなものかもね。
満足度★★★★★
無題747(13-173)
19:00の回(曇)。迷っている間に予約が締め切られてしまったので当日券で。1時間前、受付をお願いすると「見切り席か、立ち見の場合あり」という説明…に怯むわけにはいかず、ほとんど無意識に「はい、大丈夫です」、18:50から入場なので時間を持て余す。時間になり案内に従って下のフロアへ、幸い普通の席に座ることができました。L字の客席配置、「|」がメインの客席で、ミニ椅子1と普通の椅子2、上手側に2列。冷んやりしたフロア、やや暗め。出入りは3ケ所。中央に鉄製でしょうか(カフェの戸外にありそうな)丸いテーブルと椅子2脚(花模様)、上手の天井に鳥籠(鳥は不在)。19:01前説(90分)、19:05開演〜20:43終演。台本を購入。「フリル」以来の3作目です。(今回はスタッフでしたが)田中さんは「バタフライ」をみに行きました。
日本ではない「どこかの国」、長い戦争が終わった『カルタゴ』という港町にあるガソリンスタンド「カルタゴ・ノヴァ」でのお話。4月の「踊れ場」版は未見。右手さんは「露出狂(2010/5)」「コロブチカ2 (2011/6)」以来。
追い詰め、追い詰められ、表はどちらなのか。セリフ、間合い、カラダの動き、感情の揺れ、「撃滅不能部隊が迫る」(にしてはどこか長閑)なかでの心理戦。それを(文字通り陰で支える)照明…両手を駆使して切り替えと調整。最終日の公演でしたが来てよかったです。
満足度★★★★
うそつき
「嘘」をテーマにする話は色々とどんでん返しがしやすいのか、面白いものが多いように思います。この作品も同様な面白さがたっぷりつまっていました。
満足度★★★★
『屋上庭園』/『千両みかん』観ました
戯曲と落語のスタンダード、いずれも見事なアレンジで堪能させてもらいました。特に『屋上庭園』の演出には唸らされましたね。
満足度★★★★
うそつき
以前観た踊れ場版(池亀三太演出:2バージョン)が軽快だったのに対してオリジナル版たるこちらは重厚…と言うより間も十分にとって深みがある感じか。
それぞれに違った味わいがあり面白く、season2の別キャスト版も観たいものだが、果たして…?
満足度★★★★
千両みかん/屋上庭園
「千両みかん」
いくつか観た「立体落語」の中では一番落語寄りか? ちゃんとマクラまであるのは初めてかも。
一方、ほぼ上半身のみの表現である落語に対して2人の演者が全身を使い演技エリアの中をところ狭しと動き回るのは演劇的。
ピアノ曲を管弦楽に編曲した味わいかもなぁ。
「屋上庭園」
冒頭部分を3つの変奏で見せてツカミはオッケー、途中に会話のリフレインもあり、Re-MIX的な?
また、狭い板の上での演技(「カイジ」気味?(笑))は切羽詰まった男の心情の表現か。
時折出てくる太極拳のような緩慢な動きもアマヤドリ風味で、あーなるほど、的な。
満足度★★★★
『千両みかん』『屋上庭園』:アマヤドリ風味の2本立て
『千両みかん』と『屋上庭園』との2本立て。
『千両みかん』は落語、『屋上庭園』は岸田國士の作なので、なんとなく古典なイメージの2本なのだが、どちらもアマヤドリ風味がよく出ていたと思う。
満足度★★★★
『うそつき』:人が人に対する感情(恋愛)のエネルギーは、エネルギーの法則のとおりに、流れる向きは一方通行なのか? またその総量は変化しないのか?
っていう感じの壮大な物語ではないけど。
満足度★★★
『屋上庭園・千両みかん』観劇
最初は『千両みかん』でした。
東西の噺家が高座にかける定番の古典落語の二人芝居は動きもユニークで楽しかったです。
次の岸田國士作品『屋上庭園』、
二組の若者夫婦が苦味のある会話を繰り広げるテイストは自分の好みではなかったなぁ。と
(2つで70分強かな)
満足度★★★★★
うそつきを拝見
実に微妙な戦争状態の中での他所者対仲間、男と女、事実と嘘、混み入った関係の中でのファクトの証明の不可能性等々、頗るデリケートな問題群を敢えて俎上に載せ、舞台化した意欲作。知的で繊細、而も、演出、役者の技量を露骨に問うような緊迫した舞台で、流石、本家の貫録を見せた作品作りであった。この舞台成功の秘訣は、精巧に作られたパズルのようなシナリオの本質を過つ所なく捉え、観客に納得のゆく形にして観せた辺り、作品解釈の深さにその鍵があるように思われる。
満足度★★★
前半は
普通にすごく面白かったです! こういう形でもっと落語の話を見てみたいなと思いました。 後半はシュール?な展開のストーリーで分かったような分からなかったような。。 パフォーマンス?アート?としてはとても面白かったです。
満足度★★★★
笠井里美サンが楽しい♫
『うそつき』観劇。
設定をシンプルに、現代の日本に置き換えた方がよりヒリヒリとした空気感を楽しめたかも。
キャスティングが今回の右手愛美サンに続き、来月は浅野千鶴サン(味わい堂々)で上演とのことなので、贔屓にしている役者サンばかりで、こちらも気になりますね(*゚▽゚*)
満足度★★★★
アマヤドリの
メンタルなお芝居『うそつき』を楽しんだ。 笠井さん演じるキャラが場を和ませてくれた。 じっくり観れていいんじゃないかな。 雨天決行したし。(笑)
満足度★★★★
6/26『うそつき』
梅雨らしい天候の下、まさに雨天決行のアマヤドリだった今回の初日。
アマヤドリの役者力とスタジオ空洞の空間力と、お互いの化学変化的なモノが面白くていろいろ満足。
結構な至近距離で、この劇団の魅力たる身体表現の繊細さを味わえるのはうれしい限り。
あと同じ脚本の舞台を4月にも観てる分、二回目だと最後の落ちへの伏線が沢山で、「こうつながってたのか~」みたいな気付きとか「こここう広がってくのか~」みたいな発見とか、そういう面白さもあり。
会場の都合上、役者と観客の出入り口が同じで、遅れてきた人が入ってくるたびに集中力が殺がれちゃうのは、しょうがないとはいえちょっと残念だったなあ、と。
ただそういう設備的な限界的なものも含めて、雨天決行っつーこの企画、この先も結構面白くなりそうで期待できるかも、とも。
もう一方のプログラムも行こうかどうしようか。